統一地方選 若手首長に期待 | 猫の遠ぼえ『次の世代に残したい日本』

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安倍晋三応援ブログです。
やっと明るい未来を語る政治家が総理大臣になりました。しかし、闘いはまだまだこれから。子や孫が希望を持てる国になることを願うおやじです。

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8時の投票締め切りと同時に、大阪ダブル選は維新の圧勝が確実となった。
吉村洋文はダブルスコアに近いし、競り合いが予想された市長選で松井一郎候補が柳本顕をかなり引き離すなど、大阪の野党共闘を蹴散らした形だ。

選挙の争点は都構想の是非だと言われてきたが、実際の選挙戦は政策論争より非難の応酬が目立った。ネットでも、維新支持者が特定野党との共闘を批判すれば、自民支持者は安倍総理を持ち出して反論するなど、評論家や小説家までが参加して激しいやり取りがあった。

しかし、大阪の府・市民の多くはそんなことより、松井知事と吉村市長の実績を評価して彼らに投票したと思う。安倍総理が自民党公認の候補者を支持するのは当然だし、自民党が国会で対立する党派と相乗りするのも地方選ではよくあることだ。

実際、私も妻も安倍自民党を支持しているし、都構想の是非についてもいまだに判断しかねている。維新の「身を切る改革」という橋下式のスローガンも好きではない。
それでも、大阪が元気になっていることを実感しているから二人とも吉村氏に投票した。

大阪が元気になってきたのはアベノミクスのお陰との見方もできる。しかし、福岡市の高島市長が「アベノミクスの風が吹いたら、帆を張って進めるのが地方の首長の仕事」と述べたように、知事や市長がボーっとしていたらその恩恵にあずかれないのだ。

G20や万国博覧会を誘致できたことも、積極的に政府に働きかけるなど、ボーっとしていなかったことの証である。大阪といっても猪やサルが出没するほどの田舎にいる私でも、大阪全体に活気が出てきていると感じているのである。

ネットで維新を批判する人の中には橋下氏の言動をとやかくいう人もいたが、彼はいまは評論家だ。大阪維新の会の法律顧問ではあるが、すでに政界を引退している。維新に彼の残渣が残っていることも確かだが、影響力を過大に評価するべきではない。

むしろ、橋下氏が表舞台から姿を消してからの松井、吉村両首長の活躍が目につく。
橋下氏が荒っぽく地ならしした後をうまく整地し、その上に成果を築きつつあるように見えるのだ。私のように、この流れをいま止めたくないと考えた人は多かったのではないか。

特に、吉村氏は橋下氏の後継ぎとして大阪市長選に出馬した時は「一体何者?」と思ったが、いまや堂々たる首長ぶりである。当分は大阪のためにしっかり働いてもらい、いずれは国政でも活躍してもらいたい人材だ。なにしろ、まだ43歳の若さなのである。

また、今回の統一選で北海道知事に当選した鈴木直道氏も38歳と若く、しかも夕張市長としてしっかりと実績を残している。経歴も”高卒→社会人(都庁職員)→法政(仕事をしながら)→政治家”と菅官房長官とよく似ている。

まだまだ、未知数ではあるが、吉村氏同様に将来は国政での活躍を期待したい人材だ。

さらに、「アベノミクスの風に帆を張る」の高島福岡市長も44歳と若いし、すでに奥の実勢を残している。
昨年6月の組閣で入閣を取りざたされたほど安倍総理とも近いようだ。

37歳の小泉進次郎氏がポスト安倍なら、彼らにも十分その資格があるはずだ。
中央政界にいても目立つことばかり考えて政策とは無縁の議員より、地方の首長として実績を挙げることができる人材のほうが絶対に総理総裁に向いている。

彼らがそこまで成長するには多少時間が掛かるかもしれないが、それまで安倍総理に頑張ってもらえばいいのである。

(以上)
 

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