マスコミと相性の悪いジャーナリスト | 猫の遠ぼえ『次の世代に残したい日本』

猫の遠ぼえ『次の世代に残したい日本』

やっと明るい未来を語る政治家が総理大臣になりました。しかし、闘いはまだまだこれから。子や孫が希望を持てる国になることを願うおやじのブログです。


テーマ:

人気ブログランキングに参加しています
応援をよろしくお願いします。

 
人気ブログランキングへ

 

 

オウム事件で名をあげた江川紹子氏が今回の死刑執行に関して説得力のある見解を示し提示しており、ネットでは彼女を見直す声が多い。掃いて捨てるほどいる反日コメンテーターの一人だと思っていたが、この件に関しては明らかに違うのである。

例えばマスコミや左翼界隈から盛んに出てきた「真相解明が闇の中」論や「これは安倍の政治利用に違いない」などの荒唐無稽な批判に対し次のように述べている。


死刑制度を廃止すべきという考えの方は、ご自身のその信念に基づいて、本日の執行を批判されればよい。それぞれが信念に基づく意見を述べる自由は尊重したい。ただ、お題目のように「シンソーカイメー」を唱えるのはやめて欲しい。刑事事件としての真相は、裁判でほぼ解明されている
https://twitter.com/amneris84/status/1015201581019480065

「真相は闇の中」と言う人は、裁判やその記録をどの程度見てきたのか、と思う。念のために言っておくと、裁判というのは、麻原彰晃こと松本智津夫を裁く公判だけじゃないですよ。
https://twitter.com/amneris84/status/1015202280071618560

麻原彰晃こと松本智津夫が、精神鑑定も受けられないまま死刑が確定し、執行されたと、本気で信じている人が多くて驚く。そんなデマを誰が言いふらしたんだろう。東京高裁の決定を読んでみることをお勧めする。
https://twitter.com/amneris84/status/1015237237355606017

オウムの死刑執行は、政局的文脈で読み解かない方がいいと思います。実際、現政権の支持率は回復傾向なわけで、予言は当たっていないわけですし。
https://twitter.com/nowarnonuclear/status/1015816205897117696


また、江川氏はネットで大いにバカにされたコニタンの「安倍真理教」ツイートに対しても「質的に異なる両者を一緒くたにする論は、どちらの問題点も的確に伝えられないと思います。」とコメント付きでリツイートしている。

いずれも反安倍勢力から出てきた批判だが、その一人だと思ってきた彼女が自身の取材に基づきそれをたしなめているのである
そんな江川氏に対し、次のように評価する人もいる。

私は江川紹子氏の政治的言説については批判する事が多かったが、オウム事件に関する彼女の一貫したジャーナリズムは高く評価する。オウムが著名な学者や文化人に称揚されていた当時、ほぼ孤立無援状態でオウムと対峙した。その後も10年以上、人々がこの事件への関心を喪失した後も公判の傍聴を続けた。
https://twitter.com/JPN_LISA/status/1016094450513088512


私も、彼女がオウム事件を熱心に追い続けてきたことは知っていたが、結局はそこらによくいるサヨクコメンテーターの一人だと思っていた。しかし、彼女はその後も取材を重ね、麻原彰晃以外の裁判も丹念に傍聴し続けていたのである。

彼女は事前に渡された朝日新聞の記事を元に適当なコメントを発するその辺のコメンテーターとはちょっと違う。ろくに取材もしないで適当な記事を書く自称ジャーナリストが多い中、現場取材を徹底的に行う姿勢は評価できる

さらに、事実をよく確かめずに偏った報道をする最近のマスコミにも批判的だ。
オウム事件とは直接関係はないが、例えば文科省局長の受託収賄に関する報道ぶりを批判する
こんなツイートがある。


報道各社の報じっぷりを見ていると、村木さんの事件の教訓は、もう忘れられたらしい。文科省を非難するのも、同省職員や医大生の怒りを伝えるのも、事件の全体像や認否が明らかになった後でよいと思う。
10:08 - 2018年7月5日

https://twitter.com/amneris84/status/1014677264842162176


今回のマスコミのオウム報道に関しても次のように批判している。


「(オウム事件は)警察だけの問題ではない。マスコミ何かもオウムをサブカルチャーの旗手みたいな感じで扱ったり、オウムの人達と別の団体の人達との討論番組を何時間もやって結局オウムの人達のPRに手を貸したとかマスコミの問題もあるので常に反省と意識してる事が大事
https://twitter.com/blue_kbx/status/1015736112084484096


最近のTBSの警察密着番組に対しても批判的なツイートをしているが、そもそも、彼女とマスコミの相性は昔からあまりよくないようだ。
その点につて、玉井克哉東大教授はこんな見方をしている。


オウム事件のあと、「江川紹子、あれはどえらく大化けしたな。これからどんどん使おう」といったマスコミ関係者のコメントを目にした。

その後の江川さんはそうした期待に外れたと思う。裁判の傍聴なんていう、地味で、「絵」にならない活動を優先されたからね。で、それでよかったのだと思う。

https://twitter.com/akirannet


彼女がネットの一部で反日左翼とされるのは有田ヨシフとの共著があるとか、自衛隊や憲法改正に否定的な発言があるからだろう。安倍総理に対しても批判的だ。

以下はかなり以前の記事(2007年)からの抜粋だが、彼女は自衛隊と9条改正について次のように述べている。


 「今は変えないほうがいい」と現時点では考えています。以前はどちらかというとカギカッコ付きの改憲派でした。というのも、戦後数十年の間に進んだ解釈改憲によって九条と現実の乖離がどんどん拡大していきましたよね。だから、憲法の条文で自衛隊を明確に位置づけて、そのうえで自衛隊がしてよいこと、よくないことを明記したほうがいいと思ったのです。そうすることによって、まともな手続きもないままに、時の政府の判断だけで事実上の改憲を行う事態を防ぎ、九条本来の趣旨を守れるのではないかという、つまり「護憲的改憲派」だったわけです。

(中略)

 かつて、自衛隊員やその家族が「日陰者」のように扱われて気の毒だった時代が確かにありました自衛隊は憲法違反の存在だと批判的に教える教師も少なくなかったようで、小学校で自衛隊員の子どもがいじめられたという話も聞いています。そういう状況を考えると、もっぱら自衛権の行使を行うために自衛隊を保持すると、憲法に明記すべきだと以前は思っていました。でも今は、自衛隊を廃止すべきだという人はほとんどいませんし、防衛庁が防衛省に格上げされるなど、自衛隊はかつてのような「日陰者」的存在ではなくなりました。

 また、賛否はあるでしょうが、国連平和維持活動(PKO)などある種の「国際貢献」も現状憲法のもとで行っています。つまり、国内的にも国外的にも自衛隊に対する評価は高まっていて、彼らの地位や名誉を保障するために急いで改憲する必要はなくなったわけです。逆に、急いで改憲することによるデメリットはたくさんあります。


九条を変えて戦争当事国になれば、
アメリカと同様に
日本はテロの標的になる

(マガジン9 この人に聞きたい『江川紹子さんに聞いた』)より
http://www.magazine9.jp/interv/egawa/egawa1.php


彼女の言う「護憲的改憲」は現在の自民党案を思わせるものがある。
その考えを変えた理由として(中略)の部分で小泉政権のやってきたことや安倍総理(一次政権時)の言動を挙げている。

特定野党の言う「安倍政権下での改憲反対」に近いスタンスなのである。
ただ、彼女はインタビュアーの「(江川さんから)憲法や九条についてはあまりお聞きしたことがない」との問いかけに次のように答えている。


 そうですね。テレビなどで聞かれれば答えていましたが、雑誌等に憲法や九条について自分の考えを書いたことはあまりなかったかもしれません。


この発言からは、彼女はこれらの問題を語るのに十分な取材をしていないと自覚しているらしいことが分かる。自衛隊に関しても、得意の徹底取材をしたわけではなく、オールドメディアで得た知識を元に話している感じなのだ。

自衛隊について、その後もほとんど勉強も取材もしていなさそうなことは次のエピソードでも分かる。江川氏が御嶽山の噴火で救助のために自衛隊が投入されたことに関して匿名の軍事に関する専門家とツイッター上で論争になったときの顛末だ。


江川紹子が典型的左翼脳である件・・・ジャーナリスト江川紹子と有名軍事ブロガーによる「御嶽山への自衛隊投入についての議論」がネットで話題に
https://ameblo.jp/hchiman01/entry-11934255413.html


彼女は「現地で聞いた」ことを根拠に軍事の専門家といってもいい相手に「装甲車や戦車は、火砕流には勝てません」とやってしまったのである。

 

 

ただ、知識不足を認めなかった頑固さは感じるが、これで左翼脳と決めつけるのはおかしいだろう。

装甲車に関する取材対象が適切でなかっただけなのだが、それでも取材で得た知識にこだわって余計に無知をさらけ出してしまった。
オウム事件では徹底取材を貫いたのに、その他には手が回らなかったのだろうか。

とはいえ、日本のリベラルの大半が反安倍、反改憲のためなら根拠レスのニュースや言説を垂れ流す中で、取材を重視する彼女の存在は貴重だ。ただ、上記の事例のように自分で取材して得た情報以外をなかなか受け付けない姿勢は問題ではある。

彼女がこの弱点を克服し、オウム事件で発揮した取材魂を自衛隊にも向け、我が国を取り巻く国際情勢にもっと目を向けるようになれば、いいジャーナリストに大化けするかもしれない。

(以上)
 

人気ブログランキングに参加しています
応援をよろしくお願いします。

 
人気ブログランキングへ
 

akiraさんの読者になろう

ブログの更新情報が受け取れて、アクセスが簡単になります

Ameba人気のブログ

Amebaトピックス

    ブログをはじめる

    たくさんの芸能人・有名人が
    書いているAmebaブログを
    無料で簡単にはじめることができます。

    公式トップブロガーへ応募

    多くの方にご紹介したいブログを
    執筆する方を「公式トップブロガー」
    として認定しております。

    芸能人・有名人ブログを開設

    Amebaブログでは、芸能人・有名人ブログを
    ご希望される著名人の方/事務所様を
    随時募集しております。

    Copyright © CyberAgent, Inc. All Rights Reserved.