猫の遠ぼえ『次の世代に残したい日本』

やっと明るい未来を語る政治家が総理大臣になりました。しかし、闘いはまだまだこれから。子や孫が希望を持てる国になることを願うおやじのブログです。


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前エントリ『ツイッター大統領が残したもの』で、演説を翻訳してくださった OZ Uemuraさんのツイートを引用させていただいた。ジョークを交えて安倍総理との友情を語るところから始まり、心のこもった感謝の言葉で締める見事なスピーチだったと思う。

ただ、安倍総理との初会談のいきさつを語るところは、どこまでがジョークが分からない。とはいえ、会談の直前にトランプ氏がことわりの電話を入れたのに、安倍総理はすでにNYに向かう飛行機の中だったというのはどう考えてもジョークだ。

日本の総理とアメリカの次期大統領の会談を電話一本で断るなど、マスコミの作り上げたトランプ像ならともかく実際にはありえない。しかし、このジョークを真に受けた朝日新聞の永田大記者は、たぶんろくな取材もせずにこんな記事を書いた。


安倍首相との初会談、断りたかったが…トランプ氏が裏話
朝日新聞 2017年11月7日

 トランプ米大統領は6日夜、東京・元赤坂の迎賓館で開かれた晩餐(ばんさん)会のあいさつで、大統領就任前の昨年11月に安倍晋三首相と米ニューヨークで初めて会談した際の話を披露した。会談が適切なタイミングでないと知って安倍首相に電話したが、すでに機上だったため断れなかったと述べた

 トランプ氏はあいさつで、昨年11月に安倍首相から電話を受けて早く会いたいと話があった際、就任後の1月20日以降という意味で「いつでもいい」と回答したと明かした。2~4月ごろだと思ったという。

 その後に安倍首相がすぐに会う考えだと知ったといい、「側近の人たちにも言われた。『これは適切なタイミングではない』などいろいろ言われた」と話した。このため安倍首相に電話をしたが留守電だったという。トランプ氏は「なぜかというと飛行機に乗っていた。すでにニューヨークに向かっているということで、もう着陸してから断ることはできないので実際会うことにさせていただいた」と述べた

 そのうえで「本当にいい思い出になった。これからさらにいい友情になると確信している」とあいさつした。(永田大)

http://www.asahi.com/articles/ASKC66X23KC6ULFA031.html


このタイトルはトランプ氏が安倍総理との会談を嫌がったかのようなイメージを与えている。
しかも、この短い記事の中で電話をしたら安倍総理はすでに飛行機の上だったとの話を二度も書いている。

永田記者は晩餐会の翌日の朝にはこの記事をネット版にアップしており、このスピーチに関する記事としては一番早かったかもしれない。
しかし、その分裏を取る時間はほとんどなかったと思われる。

安倍総理とトランプ氏の最初の会談については山口敬之さんの『暗闘』が詳しいが、それによると、大統領就任前のトランプ氏と会うために、安倍総理側はわざわざ行くのではなく「立ち寄り」の形をとることを提案したという。そのほうが外交儀礼上適切と考えたからだ。

そして、こちらの外交日程と直前の国内日程を整理して、いつからいつまでならアメリカに立ち寄れるかを確認したうえでトランプ氏との電話会談に臨んだという。山口氏はその電話会談の様子を次のように生き生きと描写している。


 電話会談の後半、トランプの次の言葉を安倍は逃さなかった。
「できるだけ早い時期に会談を行いましょう」

「APECでリマに向かう途中にアメリカで給油しますから、17日であればアメリカのどこでも立ち寄れますよ」
「それはいい。ちょっと待ってくれ」

トランプはスタッフにスケジュールを確認させた上で、こう応じた。
「17日なら私はニューヨークにいるから、ぜひ来てくれ。食事でもしながらゆっくり話そう」
 ビジネスマンらしい、トップダウンの即断即決だった。その後の情報では、クシュナー・イヴァンカ夫妻も、安倍との直接会談に応じるようトランプの背中を押したといわれている。トランプ陣営の幹部や家族に念入りに根回しし、直接会談に向けて周到に準備してチャンスをうかがっていた安倍と政府の作戦勝ちだった。

(『暗闘』P52、53)


この段階で会談は(平成28年)11月17日と確定していたのだ。
このやり取りがどこまで正確かどうかは分からないが、お互いの超多忙なスケジュールを調整し段取りが整った会談を直前に電話一本でキャンセルするはずがないのである。

朝日新聞のいい加減な署名記事に対し、天敵ともいうべき産経新聞は、関係者などへの取材をしたうえで、はっきりとジョークだったと報じている。


【トランプ氏来日】
初会談は“シンゾーが押しかけてきた”はジョーク 就任前のトランプ氏「来週来れるか?」に安倍晋三首相慌てた
産経 2017.11.10 07:20


 安倍晋三首相夫妻が6日、トランプ米大統領夫妻を迎えた晩餐(ばんさん)会で、トランプ氏は昨年11月に首相と初会談に至った経緯について、首相がニューヨークに押しかけてきたかのように紹介した。しかし、早期の会談を要請したのはトランプ氏だったことが真相で、「トランプ流」のジョークだった

 トランプ氏の政権移行チームの元幹部、アド・マチダ氏によると、昨年11月の大統領選後に行われた電話会談で、首相が早期の直接会談を求めると、トランプ氏が「来週にでも来られるか」と首相に打診した。

 マチダ氏は「首相は大統領就任後に会いたいという意味だったのだろうが、首相も慌てて『じゃあ、行きます』と答えた。政権移行チームも首相を受け入れられる態勢ではなかったので慌てたが、結果的によかった」と振り返った

 晩餐会でトランプ氏は、「安倍首相から『なるべく早く会いたい』と言われ、『いつでもいい』と適当に回答した。(大統領就任後の)1月20日以降の意味で答えたが、首相がニューヨークに向かっていると知らされた」と披露した。

 さらに、会談を断ろうと電話をしたが、首相はすでに機中にいて「留守電だった」とし、「到着してから会わないと言うわけにはいかなかった」と続け、出席者の笑いを誘った。

 「トランプジョーク」については、政府関係者も「政府専用機は衛星電話があるので、留守電というのは冗談だとすぐに分かる」と述べた。

http://www.sankei.com/politics/news/171110/plt1711100008-n1.html


この記事でも山口氏の描写とは少しニュアンスは違うが、電話会談で日程が確定していたことは分かる。「留守電」はもちろん、大統領が「1月20日以降」言ったのもジョークだったのだ。


英語が得意な永田大記者は大統領のスピーチ内容をいち早く知り、どこよりも早く記事にしたのだろう。しかし、安倍総理に関するネガティブなことを書こうとするあまり、ジョークと裏話の区別もつかなくなったのだろう。

「安倍の葬式はうちで出す」との社是は朝日新聞の隅々まで徹底されているようだ。

(以上)

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暗闘 2017/1/27
山口 敬之 (著)


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