2012-08-06 18:33:23

フェンシング報道に見る日本メディアの未成熟さ 2

テーマ:ビジネス・経営
(1から続く)

予想通りではあるが、報道を見ていると
「太田が残り数秒で大逆転!メダルを引き寄せた!」
みたいな報道がかなり目立つ。

緊迫の延長戦、太田が決勝の一撃 フェンシング団体 (日本経済新聞)
 
太田が値千金の1点、男子フェンシング喜び爆発(読売新聞)
太田金星!残り1秒の奇跡/フェンシング(日刊スポーツ)

この記事を書いた記者には、お前ら試合観てねーのかと言いたい。
この試合の功労者は太田ではない。千田と三宅だ。

Men's Team Foil Semifinals

ここにある「touch」というのが各選手が獲得したポイントで、
真ん中の「score」というのがその時点までの全ての結果を
合計したチーム点だ。

この表を見て分かる通り、各自が取ったポイントをプラス、
取られたポイントをマイナスとして合計すると
千田:  0
三宅:  4
太田: -3
となり、数字の面では太田が大きく足を引っ張っているのがわかる。
3対3の総当りなので、組み合わせの有利不利は無い。

それ以上に、戦いぶりは太田が非常に不安定で
何点も連続ポイントを与え、悪い流れを作ってしまったのに対し、
千田は粘りながら要所でポイントを取り、三宅は若さを出した
果敢な攻めで相手のエースからもポイントを稼ぐなど、
流れという意味でも非常に貢献度が高かった。

僕は見ていて、最後に太田に回ってきたとき、「あー、ここで
太田が逆転されるんだろうなー」とかなり強く思った。
それぐらい、昨日の彼は不安定だったし、弱かった。

確かに残り8秒で2点差。残り2秒で1点差を最後に太田が
逆転したのは事実だし、それは素晴らしいことだが、
太田に回ってきた時点で3点差あった
リードをあっという間に同点にされ、逆転されたのは太田本人だ。

断っておきたいが、僕は事実を伝えたいだけで、別に太田のことが
嫌いなわけでも、彼を責めたいわけでもない。
なぜここまで書かねばならないかと言うと、そこまで書かなければ
正確な情報が伝わらないほど、この件に関する報道は
歪められているからだ。

(3に続く)
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