ガンになって、いや、もしかしてガンかもと心配したその日からワタシのしたこと。それは目一杯のリサーチ。ハイ、寝ずにリサーチ。携帯画面をハイスピードでスクロールスクローール。

子宮ガンの定義、症状、治療法、副作用、病院などの基礎情報から、保険制度に闘病ブログ、ガン基金団体、学会論文、ガンに効くらしいサプリ情報や健康食品、果てはついでに精神病になったら、やら、死後の世界とはなんぞや、まで。笑
職業柄トコトン調べてメリットデメリットのアセスしてから決断するタイプ。
知らないことあるのが許せない、想定外の外れの外れまで想定したい面倒な完璧志向の人、それ。
知識と知恵はイコールではありませんが、知識なくして知恵は湧かないと。不利な情報であっても事実を知ること、理解すること、とても重要だと思ってます。

とはいえ、詳細を知れば知る程、この病気は怖い物です。
リスクだらけの治療法、女性としては悲しい妊娠出産機能喪失に副作用、治療費用に生存率。もしかして、というか今となってはワタシにはきっと近い将来来る、最期の時。
自分で進んで向って行ったのに情報の波にすっかり押し寄せられて、不安にならないはずが無い。悔しくて悲しくて怒りが込み上げて絶望する。それをステージが上がる度に何回やってんだと呆れる位繰り返す。
でも、自分で決めなくてはいけないの。
何を選択するか、優先するか、妥協するか、頑張るか。
そして希望を見出さないと。
自己責任だから。
訳わからずに玉石混交の山程あるもしくは数少ない選択肢からこれだ!これしかない!とは選べない。
目的に向って正しい努力をしたい。
覚悟を決めて立ち向かって、信じて精一杯できることをする。自分の人生、生命だから‼︎
あら、少し熱くなりました…

何はともあれ、結果、リサーチして得た情報を総合して出してきた私の治療アプローチは、"可能な限り健康体で有った頃と同様のQOLの維持"。
根治がほぼ到達距離内にある状況であればQOL低下は一時的で、妥協できる。でも見通しがそれ程明快に楽天的な物でないならば、リスク管理が必要。
ガン治療はいつでもその時一回のチャンス。あー、ごめんごめん、間違ったからそれ無しでオネガ~イ!(>人<;)、ってワタシ昔良く言ってましたが、そうはいかないのよ。間違ったら命落とすしちゃうんだからタチが悪い。

その為の手段として極力抗がん剤の回避。
抗がん剤治療している方を攻撃する意図は全くありません。治療法の選択は自己責任の意思決定。自分が納得できればいいの。

自分の情報分析と白血球の大減少の経験とそして直感(これも最後はとっても大事---Malcolm Gladwellの書籍"Blink"にもありますね)で、ワタシ抗がん剤には負けるな、とそう思いました。
根拠をあえて書くならば、抗がん剤の体内での働き、奏功率算出方法やマーケットに出す承認基準を鑑みるとワタシのガンを治すものではないと思え、ハイリスクローリターンだという結論を弾き出したから。

自分の人生にとって大切だと思う事を守れるアプローチの選択です。

人それぞれ強みや弱みが異なって、考え方、志向は変わりますよね。
ワタシの場合が、あなたの、あなたの大事な人の参考に少しでもなれば。。

但し、ワタシ、此の手のことにはドMです。苦しいからこそメチャメチャ頑張る面倒な完璧志向。これお忘れなく。






長文にお付き合いありがとうごさいました!
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