伯母「こんな時間‼︎一旦話を切り上げて葬式場に移動する準備をしましょう。15時入りやな??」


ギレン「そうや。ここから車で20分くらいで着くから話の続きは車で移動しながらでも。」


そういうと僕と伯父と伯母はいそいそと用意をし始めてました。

僕は、伯母からもらったお金で喪服を買った喪服に着替えて、数珠や書類や父から託された鞄とお金を持って車に向かいました。

家を出ると、タイミング良く葬儀屋が新たにスタッフを2人連れて市役所、火葬場、式場から帰ってきました。

そして父は霊柩車に乗せられて運ばれて行きました。


だいぶ後から知ったのですが、今回の葬儀費用が200万を超えているもので、当時としては高額だった為、葬儀会社も気合いを入れて迅速に動く為に人を多めに派遣してくれたようです。


振り返って思うと、お金を払うと世の中のサービス対応が全然違うという事を僕はここから学び始めたような気がします。この時僕は29歳でした。