看護師として救護施設で長年働き、住むところのない人、家族から見捨てられた人などを心を込めてサポートした。
働きながら子育てをし、2度のがんをくぐり、母の介護をし、AKIRAライブをなん度も主催した。
慶子は今回、脳出血で植物状態だった夫を壮絶な介護で復活させためぐ&ひろしを香川県高松市から呼んでオペラを企画した。
慶子を慕って予約はあっという間に埋まり、スタッフを入れると100人近い人々が琵琶湖湖畔のペンションに集まってくれる。
ステージのない長方形の会場なので、後ろの人から演者が見えにくい。
そこで医療器具用の分厚いダンボールを何個も組み合わせ、その上に板をしいてステージを組んだ。
画家柴本里美がひまわりをたくさん描いて素敵な舞台ができあがった。
2024年9月29日(日)滋賀県大津市「B B Dylan」にてめぐ&ひろしセルフストーリーオペラ「あなたは大切な人です」
オープニングアクトは、音叉セラピーの赤塚陽子さんが会場を浄化し、共振させて、人々を癒してくれる。
陽子はフェイシャルセラピストであり、レイキマスターでもあり、アロマ療法士でもある。
音叉療法を取り入れた「サロン福」
AKIRAライブや2019年草加で勇者の日を主催した富田文乃はガンサバイバーである。
文乃は役者として舞台、CMなどに出演し、22年間添乗員として国内外を飛び回り、新人教育を務める。
ところが2014年にステージⅢの食道がんが見つかり、余命宣を受ける。
食道40%と胃1/3及び周辺リンパ節を摘出し、再発や転移におびえる。
2016~2018年チームメッセンジャーホノルルマラソンに参加し、すべて完走している。
5年再発しなかったら完治といわれるガンで、主治医からは「再発のリスクは去りました」と言われた。
またもや文乃の新しい挑戦、「シャンソン歌手になる!」
ステージパフォーマンスはベテランだし、声もいい!
何より文乃のチャレンジ精神がみんなに希望を与えるね。
みかんの前フリ(歌へ持っていく解説トーク)は独壇場だ。
まさにセミナーと音楽ライブを融合させた誰にも真似できない才能だわ。
みかんは低い声も高い声も出るのだが、「H」のサビを低い音程で歌っていた。
キーを高く変えたら、本番でたくさんの人に絶賛された。
みかんはAKIRAアドバイスをスポンジのように吸収し、即自分のものにしてしまう力に驚かされるわ。
あまりにも盛りだくさんのイベントだったので、めぐ&ひろしオペラのことは次回のブログにまわそう。
慶子の文章は悩める人の希望になる。
私(慶子)が何度も何度も励まされてきた「祝福の歌」を会場のみなさまにどうか歌ってくださいませ!
「だめなままでいい 弱いままでいい」
ここでいつも涙がでるー!
生きているといろんなことが起きる。
泣くし悔しいし、どうして私がと、やるせないときもある。
だけど、よーく感じきった先にどんなときも祝福されている自分がいる。
本当に不幸なの?ひとりじゃないよ!
そう気づくかせてくれる「祝福の歌」が涙となり、力になって湧いてくる。
AKIRAさんに出会い、その大切なことを何度も何度も気づき、悲嘆している時間が超短くなりました!
だから膵臓がんの切除手術を受けるときもリラックスして、手術台で海亀にのり空を飛ぶAKIRAさんをイメージしてニヤリとでき、わたしも海亀に乗って麻酔の世界に潜りました。
あの境地。わたしのレッスンの賜物なんですよ!
前半のAKIRAライブは慶子の一番好きな歌からはじまった。
1、祝福の歌
私(慶子)は2014年に子宮内膜癌を患い手術と抗がん剤治療をうけました。
その治療中にAKIRAさんを知ったのです。
救護施設でナースをしていた私は生きにくい人たちと向き合う中で、自分の本当の声を意識するようになります。
救護施設で出会う人たちの過去をしることで、満たされなった自分の気持ちをうめるかのように自分の傷がうずくことがありました。
病気や利用者さんの死を自分事のように感じ疲弊することも多く、ストレスで自立神経は乱れ体調を崩すことも多かったのです。
その結果、がんをつくってしまったのかもしれません。
2016年7月ころからAKIRAライブに通うようになり、だんだんと自分の愚かさや弱さを愛おしく思えるようになりました。
イメージトレーニング心理学講師、尾崎里美さんとAKIRAさんのコラボライブに参加したとき、自分で初主催することを決めました。
主催をすると新しい出会いがあり、心がとても動くのです。
スタッフをしてくれる仲間がいつも素晴らしいサポートをしてくれるので、続けて主催をさせていただけています。
大好きな仲間が集まって喜びが共振されていく準備段階からたまらないのです。
2019年コロナ禍になり、ライブにもいけない。大好きな仲間とも会えない。
マスクをしながら仕事はつらく、寄り添うこともなかなかできず、おかしくなりそうでした。
そんな時、画家でもあるAKIRAさんはライブペインティングで祈る人の手を描かれる配信をされ、祈る手はコロナ禍、疲弊している私の心に光がさしたようでした。
「ピンチを楽しみに変える」スピリット。
それが私にもあったのです。抗がん剤治療を受けるときはハートと喜びが流れているイメージをしたり、入院したときは自分がご機嫌になれるものを持っていき、なるべく心地よくいられるように、病人にならないように楽しみをみつけました。
お気にいりのマグカップを買い、ドリップコーヒーを入れる。アロマをディフーズするなど、忙しく過ごしてきた私にとって子宮がんの入院は休息を与えてくれました。
2021年7月。
子宮内膜癌のフォロー検査のCTで膵臓が大きくなっていることがわかり、いくつもの検査がはじまりました。
静脈麻酔で眠るなかで、超音波のついたカメラが胃にはいり胃の裏にある膵臓を探るのです。
「ありました!黒いもの!」
大きな歓喜の声で目がさめ、私も黒いものを見たい!
体を動かすとたくさんの人が映像を見ています。
その瞬間、再び麻酔が入り眠りにはいりました。
目が覚めていくなかで私が見た光景は笑っているAKIRAさんに「まだ生きたい!遊びたい!」と叫んでいるところで目がさめたら涙が止まりませんでした。
検査の結果、膵臓に腫瘍がみつかりました。
とうとう「悪性でした!」と告知を受け、外科に紹介されました。
膵臓がんはもっとも治療がむずかしい。
見つかった時点で、手術できるのは10人中3人。
手術をしても1年後1/3が再発。
2年後はその1/3。
えっわたし 死ぬの?
5年生存率は10~15%。
生きていても半分は寝たきりです。そんな説明を受けていたようですが、頭の中は、私死ぬの?しぬ!しぬ!
あかんあかん。必死で打ち消し----生きる生きる生きる 生きるのだと脳内に文字をイメージしたとき閃いたのが、治療前にイメージトレーニング受けに行くと決め、抗がん剤治療を1週間遅らせてほしいと主治医にお願いしました。
やりたいことを我慢して治療オンリーに向くと病気に囚われ、病人になってしまうと鬱状態になってしまうことがあります。
イメージトレーニングは五感をつかいイメージする。かなった時の感情が大事だと極意を教えていただきました。
私がイメージたのは、膵臓がんの手術を受けた1年後元気にAKIRAライブを主催する姿でした。
その時は、だれがそばにいるの? どんな表情で私はいるの? 命を喜んでおもいっり笑っている。
自分がつくったがんは私の体の一部。
忌み嫌うのではなく、朝目覚めたとき、夜眠るとき、膵臓を意識して「ありがとう」と毎日伝えました。
私の病気を知ったAKIRAさんはブログや配信で「慶子にベストなことが起こりますように」と祈りを呼びかけてくださいました。
たくさんの仲間から心あたたまる言葉をたくさんいただき、「ひとりじゃないんだなぁみんなといきているんだなぁ」と思うと、「ありがたいなぁ」と体の中に熱いものが流れていく。
慶子の膵臓がん治療がはじまったちょうど3年前に、この歌をおりえやかずよんが歌ってくれ、泣きながら励まされたという。
2、クリゼーウェイ
中田裕美さん(慶子の友人)はご主人と今日のライブに来ることを楽しみにしていましたが、2週間ほど前の9月13日にご主人が他界されました。
ご主人は13年前に白血病になり、お兄さんの骨髄を移植され寛解されたのですが3年前に骨髄異形成症候群、二度目の血液のがんになり、息子さんの骨髄を移植されました。
夫婦で古民家生活を楽しもうとされていたのですが、脳梗塞になられ高次脳機能障害が残り、私(慶子)は介護に葛藤されながら寄り添っている友にめぐちゃんと弘さんを紹介しました。
9月14日のお通夜にいくと喪主を立派に務める友人から「29日一緒に行けなくなったやん!」と言葉があふれ、ふたりで泣きました。
どうしようもない悔しさと哀しみ…寂しさ…嘆き…
友人のひろちゃんと亡きご主人康信さんにどうか、一曲 AKIRA選曲でお願いします。
3、スイウヌカラアンロ(アイヌ語で「また会いましょう」)
アイヌ民族もアメイカ先住民も死は終わりではないという。
肉体がなくなっても残された家族を守り導き、最強の応援団になってくる。
死は引っ越しである。
老朽化した家(肉体)から、残された家族の心に引っ越すのだ。
あなたの心に住む同居人は、あなたが後悔や罪悪感で苦しむ姿を見たくない。
同居人はあなたといっしょに笑って暮らしたいのだ。
あなたが美味しいものを食べ、旅をし、楽しく暮らすことが最高の供養である。
4、雨ニモマケテ(ボーカル;おりえ)
おりえは母親からすさまじい虐待を受け、人とコミュニケーションをとるのが苦手だった。
AKIRA歌「ハイボクノウタ」をくり返し聴き、犠牲者と思い込んでいた自分が勇者に変わっていくことを実感した。
そこから料理や音楽、文章などの才能がどんどん花開いていった。
リハで「この歌は言葉をひとつひとつ噛みしめるように伝えろ」と一言アドバイスしただけで、本番は観客の心を言葉で振るわせたおりえは野生の天才だわ。
ここで前半終了。
もう慶子の話だけで1本のライブである。
慶子は最初から最後まで泣きっぱなし。
それも感動の嬉し涙。
この感動の涙が病を洗い流しているのだろう。
人並みはずれた慶子の「感動力」が絶体絶命の膵臓がんを完治させたのだなあと確信した。
次のブログでオペラの全脚本を公開するので、感動に浸ってちょうだい。
スタッフ
舞台設営;みなもとしずか、星野さん、モトラさん、どらみちゃん、純子ちゃん、くみちゃん、千代さん、りえちゃん、おけいちゃん、ちあきちゃん、じーじー
受付;おけいちゃん、どらみちゃん
物販;りえちゃん、かずよん
音響;星野アキラ
スペシャルサンクス;純子、くみこ
撮影;淵之上健一
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