北海道グルメ2023年4月 | New 天の邪鬼日記

New 天の邪鬼日記

小説家、画家、ミュージシャンとして活躍するAKIRAの言葉が、君の人生を変える。



コロナが終わってミシュラン店の予約がとれなくなったので、今回はお手頃プライスの美味しい店を紹介しよう。


☆はAKIRA個人の3段階評価です。

☆ おすすめ
☆ ☆かなりおすすめ
☆ ☆ ☆超絶おすすめ
☆ ☆ ☆ ☆死ぬ前に絶対食え! 

札幌
☆ ☆ ☆「風遊斎」沖縄そば。ソーキ(軟骨)ご飯とソーキそば1200円。食べログ全国1位。
なんと食べログ・沖縄そばの全国1位は、北海道の「風遊斎」!
木・金・土、11:30〜14:30 のみ営業。
沖縄でそばの名店を食べあるいたオレでも驚きの美味さである。
ていねいに煮込まれたソーキは崩れるほど柔らかく、昆布とカツオの出汁は奥深い。
そばはかんすいを使わず、昔ながらの木灰を使う繊細な味。



☆ ☆ ☆ 「Lab Q」ラーメン。1300〜2500円。
去年「情熱大陸」で紹介されて、さらに混雑度を増した。
11時オープンだが、朝の8、9、10時に整理券が配られ、オレは10時に行って45番目11:30〜だった。
何がすごいって、店主 平岡寛視さんが最高の素材を求めて、全国を行脚し、ラボ(研究室)のような研究を重ね、究極の鶏清湯を作り上げた!
自家製綿の小麦、全国の高級地鶏、低温調理のルスツ豚、希少な醤油、選び抜かれた素材を組み合わせた精妙なバランス。
塩と醤油があって、全部入りが2500円だが、その価値は十分ある。
とくに感動したのが、中央の焼いた鳥と2種のワンタンは驚きのうまさだった。



☆ ☆ ☆「EIJI平岸ベース」ラーメン。900円。食べログ5位。
「飛燕」(食べログ13位)へ行ったのだが休みだったので、「飛燕」から比較的近い南平岸の「EIJI」(食べログ5位)へいくというラーメン王国札幌ならではのぜいたくさである。
たとえば東京銀座で大行列のミシュランラーメン店「篝」(かがり)も札幌では123位というから、いかに札幌のラーメンレベルが世界一高いかがわかる。
おすすめは人気No.1の魚介豚骨で、ひと口スープを口に入れると、昇天する。
化学調味料を一切使わず、開店時間内に味がピークにくるように逆算して仕込む。
麺も自家製で、圧力が通常の3〜4倍かかる製麺機を特注して作る。
チャーシューも豚のもも肉を3〜5日熟成させ、10時間かけて作る。
どこをとっても試行錯誤を重ねて行き着いた極上の一杯である。



☆ ☆ ☆ 「喜来登」(きらいと)ラーメン。900円。食べログ18位
ネギ爆盛りで有名な「喜来登」へ初めてきた。
ネギはしっかり臭みを抜いてあり、豚骨と野菜の旨みが溶け出した濃厚だけどあっさりな味噌スープ、硬めのちぢれ麺、ゴロゴロ入ったひき肉、それらが一体となって押し寄せてくるハーモニーはたまらん!



☆ ☆ ☆「Toshi」ハンバーグ。1200円〜。
札幌のハンバーグではNo.1。全国のカレーコンテストでも山わさびかけハンバーグが1位受賞。
昼は行列で、名前を書いて待つ。
直営農園のサラダとドレッシングが感動もの。



ハンバーグは牛、豚、鶏の合い挽き肉で、しっとりした肉汁のハーモニーである。
いつもは山わさびソースだが、今日はシャリアピンソースにした。
あふれ出す肉汁、弾力のある歯応え、どこをとっても心のこもった逸品である。


☆ ☆ ☆「花まる」回転寿司。2〜3000円。

圧倒的北海道No.1の回転寿司。
札幌駅ステラプレイスの「花まる」は常時1〜2時間待ちだが、新しくできた大同生命ビル miredo店B1は30分以内で座れる。
根室漁港から運ばれた新鮮な魚介が驚くべき安さで食べられる。



☆ ☆ ☆「ジャド プール」インドカレー。1500円〜

札幌はスープカレーやオリジナルカレーの名店が多いが、本格インドカレーではここが一番おすすめ。
スリランカでカレーを長年食べているオレには、他のインド料理のシェフよりここのシェフが作る料理は格上だ。
残念なのは南インド料理担当のシェフが退職されて、本物のビリヤニなど南インド料理がなくなったことだ。
それでもここのカレーは東京駅近くの本格インドカレー「ダバインディア」より美味いと思う。



☆ ☆ 「エイトカリー」カレー。1000〜2000円
前に来たような気がしたので、自分のグルメブログを探したんだけど見つからない。
デジャブ感満載でドアを開けると「あっ、AKIRAさん!」と店長のマイちゃんから声をかけられる。
奥にかざられた色紙を見ると、スキマスイッチのふたつとなりに2019年4月と書いたAKIRA色紙があるではないか。
ここは札幌1メニューの多いカレー屋さんである。
欧風カレー、スパイスカレー、無水カレーの3種があり、あいがけもできる。
オレは欧風ベーシックカレーと無水パキスタンカレーあいがけ(1300円)に、豚の角煮カツ(200円)をトッピングした。
スープカレーがほとんどの札幌で貴重な存在である。
メニューが多いけど、いっさい手を抜かず、半日かけてていねいに仕込みをする。
そしてどれも美味しい!



☆ ☆ 「蛯天」天ぷら。850円〜。
札幌では「あら木」(2万円)、「こばし」(1万5千円)、「成」(1万5千円)などの高級天ぷら屋も行ったが、「蛯天」(850円)は庶民の天ぷら屋である。
札幌駅前の地下にあり、昭和チックな店内で、カウンターに座ると、目の前の親父さんがライブで揚げたてをのせてくれる。
ほんのりとした焦げの香りとやや茶色い上げ加減が庶民天ぷらの醍醐味である。



☆ 「ヒリヒリ」スープカレー
ハンバーグの「Toshi」が臨時休業だったので、同じ地下にある「ヒリヒリ」に行った。
最近のスープカレーの主流はコッテリ系だが、オレ好みの名店は「カリーやコング」、「メディスンマン」などのあっさり系で、その中間にある「こっさり」系が「ヒリヒリ」である。
味が安定していて、スープが最後まで飲めるってすばらしい。



☆ 「紅タラバガニ」東急デパートの地下街。980円。
一番安いカニの食べ方は、デパ地下でカニを買い、食べやすくさばいてもらう。
東急デパートの地下街で紅タラバガニ(980円)という安さだ。
タラバを外で食べると1万円以上するからね。


☆ 「毛ガニ」エスタ地下街のスーパー。2980円。
オホーツクで上がった毛ガニが一番美味しい季節は今、4月半ば〜5月頭。
冷えていても蟹味噌のクリーミーさは1年で今が一番ピーク。


江別市
☆ ☆ 「シェ・キノ」フレンチ。プチランチ1600円
札幌のとなりにある町のフレンチで、高級ホテル出身のシェフがお安く美味しいランチを提供してくれる。
前菜はタルト・フランベ(フランスのピザ)かキッシュ、メインはポークソテーのマスタードソースとカレイのポアレから選べる。
この安さで味がしっかりしていて美味しい。
高級フレンチでも日本の洋食でもない、普段使いフレンチ。江別の人気店である。







旭川市

☆ ☆ ☆「三光舎」 牛すき焼き、牛しゃぶしゃぶ。2420〜5500円。
創業100年を超える老舗である。個室に中居さんがつき、食べ方などを教えてくれる。
一人一人すき焼きとしゃぶしゃぶが選べて、接客も心がこもっている。
特選松坂牛ロースすき焼き5500円を食べたが、サシがとろける、とろける、至福の味だった。




帯広市
☆ ☆ ☆ ☆「ぶた丼のとん田」豚丼。860円〜
豚丼の本場帯広には、「ぱんちょう」「はげ天」「ぶたはげ」「はげ天」「いっぴん」などの名店があるが、その頂点に君臨するのが「とん田」である。
最初店内で名前を書き、車で待つ。
交通整理係が二人もいて、道路から広大な駐車場まで車の行列は進み、店前の駐車場に達して初めて入店が許される。
1時間待ちは覚悟であるが、天国の美味が待っている。
入店後にオーダーを決め、テーブルにつくと5分くらいで提供される。
おすすめは、ロース、バラ盛り合わせ(990円)
卓上に置いてある壷入りのタレ、ロースには山椒、バラにはガーリック一味がさらに味を引き立てる。



網走市
☆ ☆ ☆「燈(あかり)」釜飯。1200円〜
オホーツク海を眺めながら、バリエーション豊かな釜飯が食える。
パエリアーノ(2500円)は後半、チーズ&ミルク茶漬け。
大空町ブランド知床牛釜飯(2900円)は後半、出汁茶漬けと2度楽しめる。



ドライブインレベルを超えたしっかりとした料理を出す。
となりで買った網走でしかとれない「アブラガニ」(足一本1000円)を持ち込もうとしたが、「持ち込み料は500円」なのであきらめた。


北見市
☆ ☆「瀋陽飯店」中華。北見焼きそば(1000円)。
鉄板でカリカリになった麺に目の前で塩だれをかけてくれる。
オホーツクのホタテや海鮮が入り、北見名産玉ねぎのスープも美味。
酢豚もしっかり美味しかった。


常連はラーメンやランチメニューを頼んでいたが、どれもうまそう。
平日でも満席が人気の証拠だ。



番外編
☆ ☆ ☆ 網走市にある「北海道立北方民族博物館」はチョーおすすめ。
北海道のアイヌやグリーンランドのクリンギット、フィンランドのサミ族など、世界中の北方民族の衣装や道具、シャーマンのビデオなどが見られて感動した。










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