New 天の邪鬼日記

小説家、画家、ミュージシャンとして活躍するAKIRAの言葉が、君の人生を変える。


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Photo by Shinji Morishita 
我々の存在は「振動」でできている。
ノーベル賞を受賞したドイツの物理学者マックス・プランク」は言う。
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「すべては振動である。
現実には何の物質も存在しない。
すべてのものは、振動から構成されている」
音楽も「振動」でできている。
聴覚と全身でその振動を受信する。
健聴の人たちは耳の聞こえない人が音楽を聴くことなんて不可能と思うかもしれない。
しかし音楽を楽しむ方法は、個人差でいろいろある。
たとえばベース音がズンズン響くレイブで踊る。
YouTubeで歌詞の字幕と口の動きでメッセージを読み取る。
最終兵器はライブの会場にいき、「魂で感じる」である。

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今日の主催者かおりんは3歳の時高熱を出し、ストレプトマイシン注射の副作用(現在では農薬として使われている)で聴覚を失った。
全く聞こえないわけではなく、低い声は響き、高い声は聞きにくい。
姉も重い心臓病で2回手術を受け、銀行員の父と主婦の母は2人の障害児を抱えながら愛情を注ぎ、一生懸命育ててくれた。
聾学校へ入り、小学校3年(8歳)でアコーディオンと出会う。
音楽の先生がすごく厳しくてリズムや音程など合わせるのも難しかったが、音楽の魅力にハマっていった。
耳が聴こえなくても音楽を楽しんでいいんだ、演奏していいんだ!
夏休み返上で毎日練習し、さまざまなステージで感動を味わった。
しかし高校時代は卓球部の主将もしていたので(県大会優勝)、アコーディオンを封印する。
高校卒業後NECに就職し、24歳の時、当時先輩だった同じろう者の夫と結婚し、2人の死産を乗り越え、二人の子どもに恵まれた。(現在長女は21歳、長男は19才)
子供たちとは、かおりんは口話で、夫は手話で話している。
長女みおはかおりんの才能を継ぎ、吹奏楽部に入った。
かおりんは昔のビデオテープを探し出し、娘みおに見てもらう。
「そのアコーディオンを弾いてるのがお母さんだよ」
「え? じゃあ、ここに映ってる人たちは耳が聞こえないの!?」
みおはその感動を作文で書き、福井県風花随筆文学で最高賞をとった!
さらに長女の吹奏楽部は全国2800校を越す高校の中から、北信越代表となる快挙を成し遂げたのだ。
アコーディオンを封印してから30年がたち、昨年の10月、導かれるように大阪でのなっち主催のAKIRA手話ライブに参加する。
敗北ジャンケンで1位になり「PUZZLE」に衝撃を受ける。
「この声、覚えがある。どこだろう?」
それはかおりんが22歳のころ見た夢だった。
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アマゾンの熱帯雨林の中に、白のTシャツにジーンズの男性が立っていた。
顔が光で眩しくてよく見えない。
「あなたはだれ? なんのお仕事をしているの?」
「僕は絵を描く仕事をしているよ」
この声がAKIRAさんの声の響きと同じだった。
「AKIRAさん、何者なの?」
とにかくAKIRAさんの曲をいっしょに弾きたい!
汗と涙のつまったアコーディオンを思い出した。
聾学校からアコーディオンを借り、猛練習する。
昨年12月のヘレン主催の福井県でライブで、その夢がついに実現した。
ああ、これだ。私はこんなにも音楽を愛していたんだ!
もっともっと耳の聞こえない大切な仲間にこの感動を味わってほしい。
自分で主催しよう!
はじめは「耳の聞こえないわたしに人を集めることができるのか」と不安だったが、自分で動き出すとまわりがどんどん応援してくれる。
生まれてはじめての記者会見がはいり、合計6件もの取材を受ける。
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2017年11月30日(木)鯖江市文化センターにてライブ
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文化センターのホールに170名を超える人々が集まってくる。
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耳の聞こえない人が27名で20個の抱っこスピーカーを共有する。
IT会社「ウォンツ」が全面バックアップしてくれ、イケメン社長サトシさん、くまさん、エリー、スマイルなどが音響と字幕スクリーンを担当してくれるから心強い。
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さらに前回も美しい写真を撮ってくれたシンちゃんがいる。
またさらに最強の手話軍団、大阪手話ライブにいっしょにいった「手話の女神」もっちゃんと耳の聞こえないノブさん夫婦、手話通訳アリスは「ウォンツ」とつなげてくれ、マリンこと林マサヨさんは14才の時に事故で左腕を無くし、愛媛障害者スポーツ大会で走り幅跳の金メダルという凄腕ばかりだ。
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こんな梁山泊ばりの強者が今日のライブを支えてくれるのだ。

主催者かおりんがあいさつする。
「30年もの間忘れていた音楽を思い出させてくれたのがAKIRAライブでした。
かつての熱い想い、自分を表現したいという気持ちがよみがえりました。
みなさん一人一人が自分自身の使命を思い出すきっかけになったらうれしいです」
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1.ウレシパモシリ(アコーディオン:かおりん、指揮:ヒデミ先生、ピアノ:ミカ先生、手話:アリス)
指揮を担当してくれたヒデミ先生はなんとかおりんが小学校の時の副担任だって!
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恩師の指揮者を見、楽譜を指で追ってもらいながら、ミカ先生のピアノ、オレのギターとともに、アコーディオンを演奏するかおりんの姿に、なにか人間本来の尊厳を感じた。
出会った頃の「私なんか〜」というかおりんが完全に自我を消し、天真爛漫なメッセンジャーに成長している。
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敗北ジャンケンは、
1位 鯖江のパソコン教室のテキストを作ってるユミコにAKIRADVD、
2位 越前町の勇者トモヒロにコンちゃんCD、
3位 越前町の主婦キヨエにみかん対談本が贈られた。
敗北じゃんけんをきっかっけに人生が激変したかおりんのように、今日の人たちの未来が楽しみだわ。
2.ハイボクノウタ(手話:もっちゃん)
もっちゃんの手話はもはや演劇ですな。
優雅でドラマチックなパフォーマンスが観客をぐいぐい引きこんでいく。
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3.勇者の石(ボーカル:コンちゃん、指揮:ヒデミさん、アコーディオン:カオリ、ピアノ:ミカ先生、手話:マリンさん)
オレは演奏中、かおりんの後ろに立ち、アコーディオンを肌で体感する。
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3.Hello my mom!(手話 小学四年のカレンが母ヘレンに捧ぐ)
ママを守るための歌詞のところで、カレンが母ヘレンに抱きつく姿が可愛らしいね。
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4.これはあなたの人生(デュエット:みかん、手話歌:カオリン、もっちゃん、アリス)
みかんがAメロ、オレがサビを歌うのもいいね。
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新曲にまで完璧に対応する手話がすごい!
5.Hug yourself(歌の手話:まみ 、トークの手話:もっちゃん)
ここで大阪の手話プリンセス、まみを呼ぶ。
まみの手話も心の内側に導いていくような求心力がある。
休憩の間に北陸ツアーを告知する。(手話通訳:もっちゃん)
けんすけオペラも北陸初上陸だ。
みかんが勇者の祝祭イベントの手話付き動画、文字化コースの件を紹介する。
8.PUZZLE(手話歌:かおりん)
かおりんの人生を変えた歌に自ら手話をつける。
横で見ていて、「こいつは本気だ!」とおぞけだった。
全身全霊を込めて伝えようとしている。
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9.家族(トークの手話:アリス、歌の手話:もっちゃん)
もっちゃんの手話を見ながら泣いている人がたくさんいる。
もっちゃんの手話それ自体がひとつの劇場なのだ。
9. Happy birthday まみに捧ぐ(手話:もっちゃん)
なんと前日がまみの誕生日なのだ。
オレは近江市場あたりをうろついて、金沢らしいプレゼントを探した。
和柄の「涙専用タオル」を贈る。
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「大阪で鍼灸師をやっているマミです。耳の聞こえない方が、患者さんでいらして、もっとコミュニュケーションを取りたいと思ったのが手話をはじめるきっかけです」
10.MOVE!MOVE!MOVE!(ダンサー:なお、アリス、サーサ、カオリン、アミちゃん、ノブさん)
みんな、ベースボールキャップにサングラスやつけひげまで、ワルくてカッコいい〜!
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「動じない心も大事だけれど、驚きのある毎日が楽しいぞー」
もっちゃんの提案で、手話パフォーマンスは、かおりんの三人で考えたという。
11.空の約束(手話歌:かおりん。フラダンス:なーみー。おっかけ歌:みかん)
170人がぎゅーぎゅーでメディスンサークルをつくる。
壮観とはこのことですなあ。
12.えん○(手話:アリス)
13.ありがとう(手話:カオリン)
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耳の聞こえない人も健聴者も全身で音楽を楽しむ。
あらゆるちがいを超えて同じ喜びでつながる夜だった。
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オレたちは同じ空間で同じ振動を感じた。
感動することを「魂がふるえる」と表現するが、
音のない世界に響く音楽は純粋な「魂の振動」かもしれない。
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自分が一番楽しんじゃった最高、最強のスタッフたち、ありがとうー!
音響、字幕: サトシ、くまさん、エリー、スマイル(株式会社ウォンツ)。写真撮影:森下真司。手話:もっちゃん、アリス、マリン、カレン(小4)、かおりん。受付:ゆう、ゆみぃ、なっちゃん、かず。物販:みお(カオリンの21歳の娘)、みそら、さゆり。司会:ヘレン。セットリスト記録:みかん。指揮:ヒデミさん。ピアノ:ミカ先生。主催、アコーディオン:かおりん。
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