7月18日(金)沖縄「エッセンス」ライブ
北海道から沖縄です(汗)
宜野湾の海を見下ろすエッセンスは、沖縄のホームグラウンドだ。
ここにくると、我が家のようにほっとする。
魂友ぴーちゃんが満面の笑顔で迎えてくれる。
PAをヒデがやってくれるから安心だぜい。
今日はカンタ(13歳)のステージデビューだぜー!
齋藤貫太は、2001年9月17日東京の日本赤十字医療センターで生まれる。
当時母(八千代)がアメリカ同時多発テロ(9月11日)のニュースをテレビで観て破水してしまい、予定より2カ月早い出産になってしまったんだって。
1204グラムの小さな赤ちゃんで、1年後、脳性麻痺って診断された。
3歳の時にケンジパパの提案で沖縄に移住した。
カンタは学校でも人気者だ。
ギャグを連発し、いつもみんなを笑わせる。
ところが数年前に筋緊張っていう状態になり、全身がものすごい痛みでつっぱる。
たくさんの薬を飲み、別の病院へ行ったり、西洋医学、東洋医学、気功、ユタ、神頼みありとあらゆる事をやったけど良くならかった。
アキラライブにきたときもやせこけて、筋肉はガチガチだった。
それからカンタは、「僕は治るんだ」って気持ちが変わった。
そこからどんどんよくなっていった。
カンタは気がついた、自分を信じる事が大切だって。
カンタは自分の事を、障害者だと思っていない。
車椅子でも楽しく過ごしている。
今だに脳性麻痺だとおもっていない。
歩けるようになると信じている。
1.ミタクオヤシン
2.ハイボクノウタ
3.古市さんの話
4.ライフシアター
5.ストーリーテリング「エンジェルのドレス」
6.カンタオペラ
7.勇者の石
8.Believe
9.PUZZLE(ボーカル:カンタ&アキラ)
10.Happy birthday(ケンジパパに捧ぐ)
最後にカンタが詩を読んだ。
「生きる」 齋藤貫太
生きているということ
いま生きているということ
それは朝早起きをするということ
それは朝ごはんを食べるということ
それはくしゃみをするということ
生きているということ
いま生きているということ
それは太陽
それは富士山
それは自然
それは海
すべての美しいものに出会うということ
生きているということ
いま生きているということ
それは嬉しい
それは明るい
それは起こる
それは笑顔
生きているということ
いま生きているということ
いまどこかで大声で叫ぶということ
いまどこかで好きな事をみつけるということ
いまどこかで産声をあげるということ
いまどこかで鳥肌が立っているということ
いまどこかで感動して涙がでているということ
この詩は、障害者に少しでも元気になるようにと、この詩を書きました。
僕は、家族、アキラさんいろんな人に支えられてここまできた、本当に感謝する「ありがとうございます。
オレはカンタを人生の師匠と思っている。
観客は涙し、最高の笑顔になり、カンタから生きる力をもらう。
なぜカンタオペラが今日なのかというと、
なんと今日はケンジパパの誕生日なんだ。
カンタが大好きなパパに感謝を捧げようと、一年前からこの日をブッキングした。
オレのマラソンのコーチでもあるケンジパパは、最近かき氷の移動販売をはじめた。それが大好評で、オリジナルのキャラメルコーヒーがむっちゃうまい!
お姉さんもカナミも国立の琉球大学合格しちゃうし、カンタファミリーは絶好調なのよ!
障害自体には不幸も幸福もない。
ただ家族に愛されているか、
それだけだよ。
カンタの笑顔を見ていると、
この世で最高の家族に恵まれたもっとも幸せな人間だなって、本気で思える。
カンタ師匠にまた教わったよ。
11.祝福の歌(ボーカル:阿部よしつぐ&アキラ)
12.ウレシパモシリ(ボーカル:阿部よしつぐ&アキラ)
13.Hello my mom!
14.千年桜
15.家族
16.MOVE! MOVE! MOVE!(アンコール)
17.なんくるないさ(アンコール)
18.えん(アンコール)
19.ありがとう(アンコール)
沖縄に移住してパーラーをはじめたCooが今日iTunesで世界デビューした。
Cooの歌はシンプルでとっても大切なことを歌っていた。
講師日本ナンバーワンの栄誉を勝ち得た古市さんの話はを聞けて、みんなよかったねー。
なんというぜいたく!
ミュージカル「ウレシパモシリ」を主催する演出家、阿部よしつぐが沖縄にきた!
オレがライブにきたらストーリーテリングを伝授すると言ってたら、
よしつぐはミュージカルのトップスターなのでこの日しか休みが取れなく、
「来ちゃいました!」
って、おい!
いきなり沖縄かよ。
「祝福の歌」と「ウレシパモシリ」をオレとデュエットし、観客は大喜びだ。
東京でもありえないくらいの豪華な内容だよね。
よしつぐはオレと同じ安宿「新恵荘」(なんと個室で2000円!)に泊まり、夜中過ぎまでウレシパモシリの一人芝居脚本を練った。
「アキラさん、パンツになっていいですか?」
って。おい「テニスの王子様」がブリーフ姿かよ!(我々は魂のオカマです)
畳四畳半の下宿みたいな安宿で、ウレシパモシリの新しい夜明けが生まれたのだ。