New 天の邪鬼日記

小説家、画家、ミュージシャンとして活躍するAKIRAの言葉が、君の人生を変える。


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 昨日は電話で石垣島のヨウコと4時間も話してしまった。
 それというのも、ぶったまげるような話しをいろいろ聞いたからね。オレたちがネアリカやキャンプでヨウコに祈ってるときに「聖痕(スティグマータ)」現象まで起こっちゃったのよ!
 あの夢にまで見たスティグマータがまさか身近な友だちに起きるとは、なぜかわけもわからずうれしい。えっ、まさかスティグマータも知らないのお? 2005年7月11日の日記で書いたでしょ。
 akiramania中途入門者は5年分の全「天の邪鬼日記」(文庫本15冊分!)を読破しなさい。先端科学からネイティブの知恵まで、大学15回分、地球15周くらいの知識がつまっているからね。本にするときにぜんぶ消しちゃうから、ただで読めるうちに読んでおきんしゃい。16歳で母になったアコをはじめ、もう100人くらい読破してる。自己申請したら、卒業証書と記念品を贈ることを約束しよう。
 はっ、また話がそれてしまった。(部屋にはいるとなにをしにきたか忘れてしまうADD=注意欠陥症なので)
 そうそう、「聖痕(スティグマータ)」だった。

 1224年、イタリアのアッシジにあるラ・ヴェルナ山で40日間の断食をしていた聖フランチェスコは手と足と脇腹に聖痕を受ける。しかも彼の傷には釘のような突起まであり、片側を押すと反対側が盛りあがった。
 以来たくさんの聖痕発現者があらわれるが、彼らの傷は腫れあがりも化膿もせず、あっというまになくなったり、定期的に発現させたりできる者もすくなくない。(日記より抜粋)

 まずはヨウコが沖縄最大のシャーマン(沖縄ではユタ、宮古島ではカンカカリヤと呼ばれる)根間ツル子さんに会いに行った9月13日のことから話そう。
 根間さんはNHKで1994年にとりあげられて以来、全国から相談者がひっきりなしに訪れるので、会えること自体が奇跡に近い。オレとヨウコは沖縄ライブツアーの4月17日に根間さんのところへいっている。そして6月にヨウコの乳ガンが発見され、すがるような気持ちで根間さんに会いに行ったんだ。
 ヨウコが玄関をはいると、根間さんと目があった。
「なんの相談にきたんだい?」
 なぜか前回とはうってちがって、怖いくらいの存在感があったという。
 根間さんは相談者の話を聞き、「判じ」と呼ばれる歌で神様に答えを求めるのが職業である。しかし前回は意外にも、根間さん自身が最近死んだ弟のことを涙ながらに3時間もぶっ続けで話し、逆にオレのほうが「だいじょうぶ、死んだ弟さんは必ず根間さんを守ってくれますよ」などと逆に相談されちゃう状態だった。しかしそんな根間さんの異常事態も、より大きな学びをオレに与えてくれた根間さんのすごさだと思える。
「乳ガンになり、どうしても根間さんに会いたくて、ここへきました」ヨウコが言う。
 黒線香に火をともし、2回目にして根間さんは「判じ」をはじめた。
 抑揚のない子守歌のような「判じ」歌は宮古方言なので、ところどころにはさまる沖縄共通方言以外はヨウコにも意味がわかりかねたという。
 根間さんは歌が終わると、数十秒間遠い目をして神の声を聞く。
 沈黙のあと、根間さんは驚くべき正確さでヨウコしか知らない事実を言い当てていく。しかもヨウコが悩んでいたことに、ことごとく適切なアドバイスをしていったという。
 ヨウコは「モトオト」(もと夫)の家庭内暴力に苦しみ、離婚調停をすませたばっかりだった。根間さんは言う。
「旦那の生き霊(強いネガティブな想念)がきてるわよ。彼も自分の因縁(幼少時代や前世のトラウマ)で苦しんでいたのよ。ゆがんだ愛情表現だったでしょうけど……許してあげなさい」
 ヨウコは結婚するまえ、インドで出会ったSさんが好きだった。しかし彼は1年ほどまえに病気で亡くなってしまった。根間さんは言う。
「死んだ人に未練を残さず、けじめをつけなさい」
 ヨウコはガンになったことを親に言っていない。両親との関係もうまくいってなかった。根間さんは言う。
「子どもの病気も知らせてもらえないなんて、親にとってはとても悲しいことだよ。せめてお父さんだけでも教えてあげなさい」
 などなど、ヨウコが悩んでいたことをすべて見抜き、欲しかった答えをすべて言ってくれたという。
 オレの知る限り、根間さんのチャネリング能力は世界一だろう。しかも根間さんは本当に優しい。すべてを包みこむような微笑みでヨウコの手をにぎってくれた。
 ひとりの相談時間は1時間くらいなのに、もう3時間がたち、あとに予約した人たちも待っている。「ありがとうございました」とヨウコが立ちあがりかけた瞬間、とんでもない言葉が根間さんの口から滑り出た。
「あんたは、この病気では死なないよ」
 ふつう医者もシャーマンも決して口にしてはいけない禁句だ。もしそのとおりにならなければ遺族から怨恨を買うし、何年もかけて積みあげてきた信頼も失う。
 しかしヨウコがいちばん聞きたかった言葉がこれなんだ。それをあえて言ってくれた根間さんの勇気とやさしさにヨウコは涙を止めることができなかった。

 その3日後、ヨウコは宮古島のシャンティさんからヒーリングマッサージを受けた。
 シャンティさんの指が胸のあたりをくるくるし、右肩から腕をつたって手の先に抜くような仕草に意識がもうろうとしてきたとき、おかしなビジョンが見えたんだ。
 右乳にガンがある上のほうから、何人かがのぞきこんでいる。オレの顔はわかったが、あとの5人は知らない顔だった。
「これなんですか?」
 シャンティさんの声でヨウコは我に返った。シャンティさんはけげんな顔でヨウコの右上腕部を指さした。
 グレーがかったうす緑の線がゆるやかなS字カーブを描いているではないか。血管とは別の位置にあるし、タトゥーのように肌から浮きあがっている。
「ネアリカだ!」
 ヨウコは直感した。
「アキラさんたちが今日ネアリカをやるっていってたもの」
 この線は5日たった今も消えていない。
 これぞ「聖痕」、「スティグマータ」ですよ。
0609ヨウコ聖痕photo by youko

 ただの「迷信」で片づけちゃ夢も希望もないじゃーん。だって聖フランチェスコの手にできたスティグマータだって、キリストが死んだ当時の資料を見ると、はりつけのときは手首に釘を打っていたんだ。手のひらに打ったのでは体重が支えきれないからね。
 これがネアリカの毛糸を象徴する線かどうかは誰もわからない。でもネアリカは運命の見えない糸のように人を結びつける力があるとオレは信じている。
 そう信じたほうがハッピーなら、ハッピーなほうをオレは選ぶね。
 「根拠のない思いこみ」が世界を創るんだ。
 想いは形になる。

※10月からオフィス仕事を辞めるヨウコがお菓子づくりに復活しまーす。あまりたくさんはつくれませんが、薬の投与のない期間だけお菓子を焼いていくつもりです。
 先行予約を開始しますので、こちらのホームページからメールでご注文下さい。
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