この世の中に居て、私は正常であると胸をはって言える人は何人いるのだろうか?
殺人者も聖職者も、宝塚もホモセクシャルもレズビアンも、共存していかなければならない。
そのうち自分の指針も曖昧になっていく。
奇知外な行動だと頭で理解していても、他者からそれを望まれることもある。
ひとつ言える事は、自分の存在を保身するために人は人を生かし、人を殺していく。
そして、例えばそれを愛と勘違いする。
人は所詮、自己愛に過ぎないものなのに。
だけどその肯定の中に答えはあるのではないか。
どれだけ愛を否定しても、人は人なしでは生きていけない。
もしそれが違っていても、
寿命が来るまで永遠に続くものだから。
生まれてこないことと死ぬことは違うんだよ。