V字回復のターニングポイントは?
こんにちは♪またまた、アパレル会社での気づきです( ^∀^)赤字だったA店がほんの半年足らずの期間が黒字化しました。変化の起点となったターニングポイントはどこだったか?それは、一言で言うとお客さんと関わりだしたこと。このお店の場合、古着店なので普段の接客がありますがそれまでは、作業中心にお店を数字のためにこなしていく中の一部にお客さんとの接点が存在していたように感じます。しかし、お客様を喜ばすために仕事をしていくんだとなった時にそれは一連の仕事の一部ではなくて、それがメインになった感覚なのです。具体的には、古着詰め放題という企画も大きな役割を果たしたように思います。時間制限がある中で、袋に古着を詰め放題にしてもらう企画なのですが実はこの時の顧客接点がポイントなのです。お客さんは、お友達とワイワイ言いながら楽しんで古着を詰めていきます。お祭り的な雰囲気になっていて、新人スタッフさんでもお客さんにお声をかけやすくなります。「お手伝いしましょうか?」「こんなのもオシャレだと思いますよ♪」「これなんかもお似合いになると思いますよ♪」と話しかけると、ほとんどのお客さんは喜んでくれます。そうなんです。ココがポイントなんです。普段の営業時には、親切に話しかけても、売り込まれるって防衛心が働き喜ばれないケースもありますが、この詰め放題時にはその心配がなく、話しかけたほとんどのお客さんが喜んでくれるのです。その体験を通じてスタッフが実感するのは「やっぱりお客さんに喜んでもらうのはこんなにも楽しいのか。」ということ。これはこうこうこれをやったら、お客さんに喜んで頂けるといった理屈ではなくて実感。「ほんまやー!お客さん喜んでくれてるー!! もっとやりたいーー!!!」ってなるんです。”理屈”より”実感” なんです( ^∀^)そこで気づきました。お客様に喜んでもらいたいスィッチが入っていない多くの会社さんにやってほしいこと。それは、難易度が低くてお客さんに喜んでもらえることを実践して実感すること。伝わってますでしょうか?ある会社では、夏場にエアコンの取付け職人さんに凍らせたジョッキに氷水を入れて「暑い中おつかれさまです〜^ ^」と笑顔で伝えて渡していらっしゃいます。難易度が低く、喜んでもらえる鉄板ネタみたいなものを編み出すといいと思うんです。理由は、喜んでもらえたという実感が豊かに働くエネルギーの源になるからです。ぜひとも取り組んで頂きたい内容です。