中学受験勉強法のコツ5-2-2(6年生後期・算数編 for women) | 日能研の歩き方
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第5章 クラスの雰囲気が変わる時期(6年生後期)その3

 

6 流行りに敏感になって合格を勝ち取ろう!(算数)

 

◆過去問編

 それぞれの目標に向かって、アプローチの仕方は様々ありますが、基本的な流れは変わりません。これまでの学習内容を確認しつつ、自分の目標としている学校が要求しているレベルに近づけていくということが、主眼です。

 極端な話をすると、たとえばA(イメージは御三家を初めとした難関校)という学校と、Bという学校(偏差値50前後)があったとして、Aに合格するためには、過去問などを通して、あらゆる問題をこなせるようにしなければいけないのに対し、Bという学校であるならば、これまでの塾のテキストなどをくり返し確認していくことで、十分に合格を勝ち取ることができます。したがって、自分が目標としている学校の要求しているレベルを知ることがまず大切で、そこが解ってしまえば、あれもこれもと手を出してしまうのは無駄なことなのです。


過去問のやり方

 担当の先生の指示に従うことが1番です。その上で、私なりの考え方を並べてみます。白本、赤本にも書きましたが、過去問を重視しすぎないでほしいのです。入試説明会でも、よく過去問をやれば受かりますということを言われます。しかし、過去問だけやって受かるのかと言えば、そうではない事は明白です。塾の勉強でしっかりと知識・技術を身に着け、その上で、過去問でその学校の要求するレベルや、考えを吸収し、合格に近づけるのです。

 フィギュアスケートでたとえると、ジャンプや、スピンでまずは基礎点を上げていくのが、塾での勉強です。過去問は表現力を上げて細かい点を上げていくものだと思ってください。つまり、過去問をやるだけでは、基礎点の部分で合格に届かないという事が起こります。

 過去問の取り組み方の注意点として、やりっ放しは厳禁です。点数で一喜一憂しているだけでは、効果はありません。まずは、自分の現状をしっかりと分析することです。合格を勝ち取るためには、満点を取る必要はありません。自身のミスの傾向や、合格点に達するためにはどのレベルの問題はできなくてもいいのかなどをしっかりと分析するのです。初めは、一人では難しいでしょうから、担当の先生からアドバイスを受けましょう。参考までに過去に生徒に配布した過去問演習の指示書を掲載しておきます。


 10月から、過去問の添削を始めます、以下のやり方を良く守って、計画的に進めていけるようにしてください。
 
①第一志望は5回分、第二志望以降は1~2回を目標に進めていくようにしてください。
②解答用紙・問題用紙をコピーしてやりましょう。
③テストを行った後に、丸付けを行う前にやった問題に印を打つこと。
 〇……できた問題
 △……できたが自信のない問題
 ×……できなかった問題

 〇が確実にできていたか、△をどの様にすれば自信を持つことができるようになるのか、×は本当にできなくてもいいレベルの問題だったのかを意識して丸付け見直しまでやるようにしましょう。

 丸付け、見直しまで取り組んでから提出するようにしてください。提出の仕方は、指示をしっかり守って提出してください。記述校はこちらで、丸付け添削を行います。過去問だけをやっていても、算数の力は着きません。そのとき折々に、課題が見つかればそこに戻って取り組むことも指示します。残りの期間が、過去問だけということにならないように注意してください。

※算数についても何人かの友人に執筆をお願いした都合上有料記事にさせてください。白本、赤本では最終章で7つのルールにまとめ直して大事なことを再度徹底しています。それにならって今回も女子編のまとめとして算数を得意にするための7つのルールを掲載しています。