台本、雑記置場

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テーマ:

夕闇の螺旋 ・tfシリーズ・


CAST
・ケイン
剣士。身の丈程の大剣を振り回す。戦い方も性格も豪放なリーダー。
無類の酒好きで、旅先の酒場を必ず回る。照れ屋で素直になりきれない。

・シャル
砲撃士。軽量のボウガンで的確に相手を射抜くスナイパー。最年少のお調子者。
食いしん坊で、ケインとともに酒場を回り食事をしている。
おっちょこちょいなところがある。

・ユーリ
神官。仲間の傷を癒し、討伐したモンスターを弔う心優しき皆のお姉さん。
高位の神聖魔法と剣も扱える頼もしい存在。優しくも芯が強い性格。
朝に弱いという弱点がある。

・アイラ
駆け出しの魔法使い。魔道学院での修業をいかすため、再び冒険へ出る。
明るく好奇心旺盛な性格で、師の教えで世界を見て回り、魔法の力を高める。
魔法へのこだわりが枷になることも。

・イレイユ
夕闇の街ヴァシオンに住む美しい女性。潜在的に強い魔力を秘めているが、その力を
うまく使いこなすことは出来ない。

・ガイウス
ヴァシオンの若きリーダー。街の繁栄のために毎年恒例になっている儀式を執り行う
責任者。自負と責任感が強い青年。槍術、棒術の名手。


~劇中表記~

ケイン:♂:
シャル:♂:
ユーリ:♀:
アイラ:♀:
イレイユ:♀:
ガイウス:♂:


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


イレイユ:助けて…。誰か…。助けて。この街を…街の皆が…闇にのまれていく…。
  このままでは世界がすべて、闇の中に…。誰か、助けて…。
ユーリ:ここは…?貴女はだれ?


イレイユ:助けて…どうか、この街を覆う闇を…。私達の罪を…誰か…。
ユーリ:この街?貴女はどこにいるの?この声はどこから私に届いているの?


イレイユ:ヴァシオンの街が…世界が…夕闇に飲まれる…。誰か……。ダメ、声が……
ユーリ:待って!ヴァシオンって一体どこに…貴女は…?

イレイユ:私は…イレイユ。どうか…街の皆を……この場所に…



アイラ:ユーリ!ユーリ!起きて!
ユーリ:…ん、う…。あ、アイラ?え…?


アイラ:ユーリ、だいじょうぶ?すっごいうなされていたよ?
ユーリ:え…、今のは夢…?でもあの呼び声は…ううん…。


アイラ:んもう、相変わらず朝に弱いんだから~。…でも、顔色も良くないね。
  体調悪い?平気?朝食もってこようか?
ユーリ:ありがとう。大丈夫だから。ちょっと休んでから皆の所にいくわ。


アイラ:そっか。待ってるね!
ユーリ:…あれは、夢?なにか魔力を感じた。そう。助けを求めていたような…
  ヴァシオン?そんな街… えっ!?わかる…。知らないはずなのに、街の
  場所がわかる…。…あの人が夢の中で私の記憶に干渉したというの?
  イレイユ…。ヴァシオン…。



ケイン:ようユーリ。ようやくお目覚めか?ったく、ほんとに朝に弱いなぁお前は。
シャル:おはよ、ユーリ。おいらもうまち
きれなくて、朝飯貰っちゃったよー!


アイラ:ユーリ、やっぱり顔色悪いよ?だいじょうぶ?
ユーリ:皆、聞いてほしいの。


・・・


ケイン:夢に干渉してきた女…ねぇ。
シャル:うーん。すっごくリアルな夢を見ただけじゃあないの?


ユーリ:それならそれでいいのだけれど…。やっぱり何か魔力のようなものを感じるの。
アイラ:夢の中に入る…夢魔かなにかかしら?


ケイン:夢魔…。しかし、夢の内容は助けを求めるものなのだろう?
シャル:おいらには魔法の事はチンプンカンプンだけど…そういうことってあり得るの?


アイラ:極めて魔力や魔法の力が強い者同士なら、有り得るとアカデミーで習った事が
  あったわ。
ユーリ:ええ。魔力の力を頼りに、そういうことができることもあるけれど…。
  それには伝える側の魔力がかなり高位である必要があるわ。



ケイン:ってことは、ユーリの見た夢がほんとに助けを求める知らせな可能性は
  あるわけだな。
ユーリ:それだけの高位の魔力の持ち主が助けを求める事態…。世界が闇に…、
  といっていたけれど…。


アイラ:ただの夢として無視するには怖いものがあるわね…。
シャル:ユーリは、そのヴァシオンって街の場所も記憶に残されたんだよね?
  今はギルドの依頼もきていないし、皆でいってみない?


ケイン:そうだな…。確かに気になる。徒労なら徒労でいい。確かめてみようじゃないか。
アイラ:そうときまったら早速行きましょ!


ユーリ:ええ。信じてくれてありがとう、皆。気をつけていきましょう。
シャル:よ~し、それじゃあ出発しよう!



イレイユ:来る。感じる…。私の声が届いたの…?あの人…ユーリさん…。
  あの人の強い魔力が、私の声を手繰り寄せてくれた。この街の終わらない螺旋を
  救える時がくるの…?どうか…。
ガイウス:イレイユ。入るよ。


イレイユ:ガイウス…。支配は平気?
ガイウス:今はな。またいつ支配されるか…。こんな所に押し込めてしまい、すまない。


イレイユ:いいのよ、誰も悪くないわ。それより、声が届いたの。
ガイウス:本当か!?


イレイユ:ええ。確かに届いた。きっとあの人は来てくれる。ユーリさんという方。
ガイウス:この街は救われるのであろうか…。


イレイユ:街を救いたい。私には何も出来なかった。それどころか…。
ガイウス:君のせいではない。俺の責任だ。


イレイユ:いいえ!あなたのせいではないわ!
ガイウス:…すべては、あの司教とか名乗る人物が…。しかし、だまされたのは俺だ。


イレイユ:違うわ、街の皆がだまされた。あの力と言葉に。
ガイウス:うっ…!また支配が…くそ…、すまないイレイユ。力にはなれそうにない。
  俺が立ちはだかるような事があれば、どうかその短刀で…。


イレイユ:いや!…いいのよ、ガイウス。街の皆は誰も悪くない。…信じましょう。
ガイウス:…そうだな。この魔力の支配さえなければ…。くそ。イレイユ、頼りは
  お前だけになってしまう。すまない…、う……。侵入、者…、いか、ねば…。


イレイユ:ガイウス…。



ユーリ:着いたわ。私が夢で教えられた場所はここよ。…けれど、何もないわね…。
シャル:草原が広がるだけだね。


アイラ:どういうことなの?
ケイン:妙だな…。この場所にこんな開けた所があるとは、地図にもなかったぞ。


シャル:あれ…?いつの間に日が暮れて…?ついさっきまで明るかったのに。
アイラ:何?この感じ…。寒気が…。


ユーリ:魔力?それも闇や魔の空気を伴っている…。
ケイン:おいおい、なんだぁ?空間が歪んでいるぞ!


アイラ:転移魔法かなにか?こんな強力な!?
シャル:見て!目の前…街が…。


ユーリ:これ、私が見た景色。きっとここがヴァシオンだわ.
ケイン:どう考えても普通じゃねーな。注意しろ!


シャル:誰か来たよ。

ガイウス:…ようこそ、夕闇の街、ヴァシオンへ。私はこの街をまとめています、
  ガイウスと申します。


ユーリ:私はユーリと申します。信じていただけないかもしれませんが…
ガイウス:イレイユよりすべて聞いております。皆さん、さあ、街においでください。


ユーリ:イレイユさんから…?あの、街が、世界が闇に飲まれるというのは…?
ガイウス:それも全てお話しましょう。さあ、中へ。


ケイン:なにやら様子がおかしいな…。
アイラ:そうね。この街もなんだかいやな感じがするわ。


シャル:目がうつろじゃない?この人。どうするのさ…?
ユーリ:それでも行くしか…。…え?ガイウスさん?


ガイウス:う…ぐ…。ぐああっ!
アイラ:ちょっと!?しっかりして!


ガイウス:どうか、この街を…。闇の支配を…。イレイユに、すべてを聞いて…。
ケイン:しっかりしろ!どういうことだ!?


ガイウス:この、街は…。闇で支配、され…て…。イレイユだけが…う、あ…。
  街の奥…、小屋に…閉じ込め…っ! …ああ、失礼致しました。皆さま、さあ中へ…。
ユーリ:(…これはどういうこと?一瞬、目の輝きが戻ったような…どう思う?)


ケイン:(わからんが…確かめるしかないだろう。今こいつがいった、

  街の奥の小屋まで行こう)
アイラ:(ユーリちゃん、イレイユさんて人の魔力はたどれそう?)


ユーリ:(ええ。はっきり伝わるわ。よほど私と波長があうのね。)
シャル:(よし、少しでも早くいった方がよさそうだね。走ろう!)


ガイウス:どうしましたお客人。さあ、宿に…む!?待て!!
アイラ:風の精霊よ!我に俊足の翼を与えたまえ!ウイングエクステンション!
  ユーリちゃん、案内よろしく!一気にいくわよ!


ユーリ:わかったわ、こっちよ!
ガイウス:みな!小屋にあの者たちを近づけるな!追えっ!


シャル:な?街の人たちが!どこから…?
ケイン:おいおい、全員刃物やらなにやらもってるじゃねーか!急ぐぞ!



イレイユ:皆さん、こっちです!早く!
ユーリ:あなたは…イレイユさん?


イレイユ:この小屋の中は安全です、急いで!
ケイン:ふぃ~。助かった…、確かにこの小屋の周りには寄ってこないな、奴ら。


アイラ:これ、どういうことなの?
イレイユ:はじめまして、皆さん。…ユーリさん、来てくれてありがとう。


ユーリ:いいえ。それよりこの街は一体…。それに、夢でいっていた、世界が闇に
  包まれるというのは?
イレイユ:はい。順を追って説明いたします。この街はかつて、悪天候と災害に
  見舞われ続け、植物さえまともに育たない捨てられた土地であったそうです。


シャル:けど、ここに来るまでには、豊かな草原が広がっていたよ?
イレイユ:はい。今はおっしゃるとおり、豊かな土地となっております。

  ですが言い伝えではこの辺りはかつて荒れ地だったそうです。
  その荒れ地をなんとかしようと、旅の賢者さまが儀式を行い、精霊達を招き、
  この地を豊かにしてくださったと言われています。


ケイン:精霊信仰か。豊穣(ほうじょう)を祈る街には根強く残る習慣だな。
イレイユ:その儀式には、代々街の若い娘の中で、魔力の優れた者が巫女として選ばれ、
  精霊をまつった石碑のやしろに入り、月が満ちて欠けるまでの歳月、祈りを捧げる
  慣習でした。けれど、その石碑が落雷によって壊れてしまったのです。


アイラ:本当に街を豊かにするほどに強い加護を受けた場所に、そんな簡単に雷が
  落ちるものかしら…?
イレイユ:街の皆は不安になりました。この街が言い伝えに残る、貧しい土地に戻って
  しまうのではないかと。そんなとき、一人の旅の司教さまが現れたのです。
  そして司教さまは壊れた石碑を修復すると、儀式の時までこの街に残り、儀式を
  助けてくれたのですが…。


ユーリ:旅の司教……。
イレイユ:その儀式のあと、街は突如闇に…。信じてはもらえないかもしれませんが、

  街は今のように闇に閉ざされはじめたのです。


ユーリ:闇に、閉ざされる…。闇の支配とガイウスさんもおっしゃっていたわ。
  それは一体?
イレイユ:私にも何をしたのかはわかりません。しかし、儀式のあと街は闇に閉ざされ、
  今では数時間の夕暮れと闇しかこの街には存在しません。そしてその闇は街の人々の
  心まで支配してしまったのです。皆、優しい人であったのに、暴力的になり、攻撃的に
  なっていきました。


ケイン:そんな中であんたはどうして無事だったんだ?
イレイユ:今年の祈りを捧げる巫女に選ばれたのは私でした。
  月の満ち欠けの歳月の祈りを終え街に戻ると、街も皆も変わってしまっていたのです。
  唯一まだ正気を保っていたガイウスが、街の魔法具を使いこの小屋に結界を張り、
  私を助けてくれたのです。


アイラ:闇に支配される街とその住人…。一体何があったっていうの?
ユーリ:闇が儀式のせいであるとするなら、その司教という人がなにか関係がありそうね。


シャル:でもさ、おいらたちに一体何が出来るんだろう?
イレイユ:それと、もうひとつ。


ケイン:おいおい、まだ何かあるのか?
イレイユ:はい。これもガイウスが調べたことなのですが…。街を覆う闇が、どんどん
  街の外にまで広がっているそうなのです。


アイラ:闇が侵食しているっていうの?
ケイン:人を狂わせ、その範囲を広げていく闇。そんな呪術聞いた事もないぜ。


ユーリ:なんとしても、その司教という人物を探すよりほかなさそうね。
シャル:でもさ、なんで街の人たちはこの結界には入れないのだろう?


イレイユ:ガイウスがいうには、教会で祝福された聖なる結界石を中心に据えてつくった
  方陣だということです。
ユーリ:この街を侵食している闇の力は、聖なる力には弱いということかしら。
  その司教という人は、名前も名乗らなかったの?


イレイユ:はい。名前は誰もしらないと思います。常にローブを深くかぶっていたので、
  素顔もよく見えませんでした。ただ、なにか恐ろしい魔力のようなものは感じました。
  きっと魔力を感じる事が出来れば、私にはわかると思います。
アイラ:なら、あたしたちと一緒にこの街を出て、その司教を探しましょう!


シャル:けど、小屋の外は闇に支配されちゃってる人たちでいっぱいだよ?どうする?
ユーリ:それは…


ガイウス:イレイユ!
ケイン:この声、さっきの…


イレイユ:ガイウスの声!?ガイウス、正気に戻ったの!?
ユーリ:あ、待って!外にでちゃ…。


アイラ:追いかけなきゃ…え!?なにこれ!?
シャル:街の人たちが…黒い獣に…!?


ガイウス:イレイユ!それに皆さん!早く逃げるんだ!街の皆の様子が急に…!
ケイン:闇の力か?これが魔物なら、退治するしかねぇ!


イレイユ:待って下さい!この人たちは、街の仲間なんです…!
ケイン:だが、もうすでに囲まれているぞ!


ガイウス:俺がここを支える!早く南の門から脱出するんだ!あちらなら包囲が手薄だ!
イレイユ:ガイウス!?何を言っているの?逃げるならあなたも一緒に…!


ガイウス:俺は…一緒にはいけない。
アイラ:どうして!?…そ、その腕……。


ガイウス:ああ、俺の身体も少しずつわけのわからないものに変わりつつある。
  だから、一緒にいくことは出来ない。
ユーリ:それでも、神殿できちんとした治療を受ければきっと…。


ガイウス:この街がこうなったのは俺の責任でもある!今さら俺だけが助かるわけには
  いかない!さあ、イレイユ、この人たちと共にいくんだ!この街の闇を払うために、
  いってくれ!

シャル:…行こう!ガイウスさんの願いを聞くためにも!


イレイユ:だけど!
ケイン:闇を消す方法さえわかれば、この街もあいつも救えるかもしれねぇ。今は
  そのためにも脱出するんだ!さあ!


イレイユ:…わかりました。ガイウス!どうか無事で…!
ガイウス:イレイユ、お前も無事で…。さあ、いけ!


アイラ:風の精霊よ、私たちに力を…!急ぐよ、皆!
ガイウス:…行ったか。イレイユ、この街を頼むぞ…。…皆、変わり果ててしまって…。
  だが…この槍にかけて!この先は一歩も通さない!来いっ!!



シャル:見えたよ!あれがガイウスさんのいっていた南門?
イレイユ:ええ!でもおかしいです。外の世界のあかりがほとんど見えない。


アイラ:どういうこと…?
ユーリ:街を覆っていた闇の浸食が、ここまで!?


ケイン:ちっ、さっきの黒い魔物どもだ!後ろから追って来たぞ!
シャル:くそ!やるしかないの!?


アイラ:けど、この獣たちはもともとは人間なんでしょ…?
ケイン:そんなことを言っている余裕はねぇ!


イレイユ:どうすれば…。
ユーリ:聖なる力に弱いのであれば…。やるしかない!私がこの闇を一時的に払うわ!
  皆、闇が晴れた瞬間に門に飛び込んで!


アイラ:ユーリはどうするの!?
ユーリ:皆が門を通ったら私もすぐに追いかけるわ。さあ、行って!


シャル:ユーリ、でも…!
ケイン:ここで迷っていたらユーリの足を引っ張るだけだ!ユーリを信じろ、走るぞっ!


イレイユ:は、はい!
ユーリ:大いなる天上の神々よ、我れは神の子。その信徒。神の力の代行者なり。
  神に仕える神官として願う!世界を覆う闇を払う力を、我れに貸し与えたまえ!
  聖域より出でよ、闇を切るつるぎ!ホーリーブレイド!


ケイン:ユーリが道を開いたぞ!皆、飛びこめ!
イレイユ:ガイウス…皆…。必ず助けに戻るから…。


シャル:でぇい!…よし、こっちはもとの世界だよ!
アイラ:闇を抜けた!ケイン、ユーリ!早くっ!


ケイン:よおし!全員抜けたぞ、来いユーリ!…ユーリ、後ろに奴らだ!
ユーリ:えっ!?きゃああああああ!! 


イレイユ:いけない!魔法が止まった!闇が…!
シャル:ま、まずいよ!ユーリ!


アイラ:ユーリ!!
ユーリ:くぅ…セイントアロー!…だめ、間にあわない…皆…行って!


ケイン:おい、ユーリ!冗談はほどほどに…。
ユーリ:ケイン…、今まで
ごめんね…。私、ずっと素直になれなくって…


ケイン:馬鹿言ってんじゃねえ!!ユーリ、つかまれ!さっさと逃げるんだよ、くそ!
  こんなもん、俺がぶったぎって…うぉぉっ!?
シャル:ケイン!


ユーリ:ケイン!?ダメよ!この街と外の世界の挟間に取り残されるわ!

  私の事はいいから、皆と行って!
ケイン:ざけんな、お前を置いて行けるかよっ!はぁぁぁぁっ!


ユーリ:こっちに来ちゃダメよ、ケイン!
アイラ:ケイン!?


ケイン:俺はユーリを守る!シャル、アイラ!お前たちはイレイユを連れてこの
  闇の正体をつきとめてこい!お前達が…たよ…り…ぐぅ!?
イレイユ:空間が…閉じる!?ケインさん!ユーリさん!!


ユーリ:ケイン!!…そんな、ケインが空間の挟間に…。シャル!アイラ!
  貴方達だけでも逃げて!
アイラ:だ、だけど…。


ユーリ:ケインが言った事を…この闇を払う方法を外の世界で見つけて!私はこの街で
  必ず待っている。だから…。
シャル:けど…ユーリ……おいら…二人がいないと…あっ!!


ユーリ:空間が閉じた…。ケインは空間の挟間に飲まれて、私はこの闇にとらわれて…
  けど、諦めはしない!聖なる領域よ、闇をしりぞけよ…。サンクチュアリ!
  …アイラとシャルが戻るまで、私はここで持ちこたえてみせる!だから、必ず戻って
  来てね、ケイン…!



シャル:ケイン…ユーリ…。二人とも…いなくなっちゃった…。
イレイユ:ごめんなさい、私が…。


シャル:おいら、どうしたら…。二人がいないなんて、おいら、おいら…。
アイラ:へこたれてんじゃないわよ!!


シャル:アイラ…?
アイラ:ユーリはあの闇の中で待っているといったじゃない!
  ケインは簡単に死ぬやつじゃないわ!そうでしょ!?へこたれてるヒマなんてないわ!
  さあ、いくわよ!


シャル:…でも、どこへいけばいいのさ!?
イレイユ:あの…レウスにいきませんか?


シャル:レウスへ?
イレイユ:はい。私、聞いたことがあるんです。レウスには、風読みというこの世界の
  出来事を過去、現在、未来にいたるまで風の声を聞いて知る人間がいると。
  その風読みに頼れば、街の闇のこともきっと…。


アイラ:風読み…レウス…決まりね。いきましょう、レウスへ。
シャル:レウス…。ケイン、ユーリ…。絶対、絶対無事でいてくれよな……。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


続く





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