「ブログに料金やサービス内容を詳しく書いたのに、全然違う解釈をされました」と、お客様から相談されることがあります。
はっきり言えば、どんなに丁寧に書いても、読者は自分の都合よく解釈します。
これは人間の性質なので、仕方ありません。
「お気持ちで結構です」は「タダでいい」になる
例えば、「料金はお気持ちで結構です」と書いたらどうなるかと言えば、「お金払わなくていいんだな」と解釈する人が出てきます。
実際、お金を払わない人もいます。
あなたは「気持ちだけでもお支払いを」という意味で書いたつもりでも、読者は「0円でもOK」と受け取るんです。
私も事前カウンセリングで経験した
私が以前やっていた事前カウンセリングでも、同じことがありました。
「事前カウンセリングではお悩みの聞き取りのみで、アドバイスはしません」と何度も説明しているのに、30分以内で相談に乗ってもらって、アドバイスまでしてもらおうとする人がいました。
結局、事前カウンセリングは廃止しました。
どれだけ丁寧に説明しても、自分の都合で解釈を捻じ曲げる人がいるからです。
伝わるのは10割中1割だけ
どれだけわかりやすく書いても、読者に伝わるのは10割中1割ほどです。
残りの9割は、読者の脳内で都合よく変換されています。
- 「これは大丈夫だろう」
- 「こういう意味だろう」
勝手に補完して、勝手に解釈しています。
これは、そういうものだと割り切るしかありません。
じゃあ、適当に書いていいの?
「どうせ伝わらないなら、適当でいいや」そう思うかもしれません。
でも、適当に書けば、もっと都合よく解釈されます。
説明不足の文章は、読者に「自由に解釈していいですよ」と言っているようなものです。
言葉は、相手の受け取り方次第でどうとでも変換されます。
だからこそ、「わかりにくい」「説明が書かれてない」と思われないように、きちんと説明する必要があるんです。
多くの人は説明不足
お客様のブログ記事やメニュー案内をたくさん読んできましたが、説明不足や言葉が足りていない人がとても多いです。
自分では「これくらい書けば伝わるだろう」と思っていても、読者には全然伝わっていません。
私の記事はわかりやすく書いているつもりですが、それでも理解できない人はいます。
ということは、あなたの記事はもっと理解されていないということです。
いや、理解されていないどころか、あなたが意図しない内容に受け取られています。
穴だらけの文章になっていないか?
自分の都合よく解釈するのが人だと、覚えておいてください。
それを頭に入れながら、あなたの書いた記事や説明文を再度読み返してみてください。
-
この文章、誤解されないか?
-
別の意味にも取れないか?
-
説明が足りていないところはないか?
冷静に見ると、穴だらけの文章になっているかもしれません。
その穴を少しずつ埋めていくだけで、都合よく解釈する人が減っていきます。
まとめ
「料金はお気持ちで」と書いて「タダでいい」と思われたくないなら、「最低○○円から」と明記する。
「アドバイスはしません」と書いても、アドバイスを求められるなら、「お悩みの聞き取りのみです。解決策の提案はいたしません」と具体的に書く。
読者は自分に都合よく解釈します。だからこそ、誤解されないように丁寧に説明してください。
ブログやメニュー案内の説明が足りているかわからない人は、いつでも相談してください。
穴だらけの文章を一緒に埋めていきましょう。
→ 本気で相談したい人は個別相談にどうぞ
→ この記事について、より詳しい内容は私のブログでもご紹介しています。
「他のコンサルで成果が出なかった」 「耳に心地よい話を聞いても何も変わらなかった」なら、ぜひ以下の3記事を読んでください。成果を出すための答えがあります。
