検査結果を聞きに、
検査の二週間後、
かかりつけの病院へ行きました
いつもとても時間がかかるので
受付の方に、呼ばれるまで車で待ちたい
と伝えたところ
先生に確認しますねと言われ
「今すぐ診察室へどうぞ」
と言われました。
私より六人くらい先に
待合室には患者さんがいるのに
なんとなく嫌な予感
診察室に入ると、前回検査してくれた
物腰の柔らかい先生が
なんとなく申し訳なさそうに
「結果がね、あまり良くなくてね。
子宮内膜が増殖していて
良くない細胞が見受けられるので
ここだと治療できないので
大きな病院を紹介しますね」
と言われました。
先生は続けて、検査結果の紙を見せながら
「Class3と言って、検査結果として、あまり良くなかったので、前回結構ちゃんと細胞が取れたから、精密な細胞検査に回しておいたんだけど、異常が見られてね。おそらく初期とは思うんだけど、子宮を摘出する必要があるからね、ここでは手術できないから」
と言われました。
考えてみると、去年の9月頃から不正出血が止まらずに、自分としてもおかしいと思っていたので、驚きと言うより、やっぱりそうか。異常だったんだな。子宮を取れば治るのなら、とるしかないな、と頭の中で既に決意していました。
「子宮がんという事ですね」
念のため確認
「そうだね。類内膜がんという所見だね。おそらく初期だろうから。摘出すれば大丈夫と思うけど、場合によっては抗がん剤も必要になる可能性もあるから。」
特に家族を呼ばれるでもなく
唐突に告げられたのですが、
なぜか大きな動揺もなく、
なんで自分が？と思う事もなく
すんなり受け入れて
治療せねば
という思考になっていました。
まずは、駐車場で待つ夫に
LINEで連絡しました。
真っ先に浮かんだ心配ごとは、お金の事
我が家の経済的な大黒柱は私
ただでさえ育児休業で収入が減っている中
仕事復帰目前でまた病休になる
不幸中の幸いか、不安があったので
昨年色々と保険を見直して、
夫の会社の保険にも入り、
私がもともと入っていた医療保険を
少し手厚くし、
がん保険にも入っていました
診断給付金
入院
通院
手術給付金
先進医療などを含めた
合計4つの保険会社の保険に加入していました
医療費は大丈夫
問題は当面の生活費です
今月から、育児休業給付金は
額が減ってしまいますし
どの道7月頭で終わり
傷病手当金も申請しなければ
これ以上、貯蓄を減らしたくない、、
子供のために
少しでもお金を作りたい
抗がん剤をやるとなったら
いつ復帰できるだろう
保険会社から、
がんの診断給付金が入るけれど
300万円程
2月に500万円に増量したのですが
3ヶ月の待機期間があるらしく
5月の発症の場合は
更新前の金額が適用されてしまう
いつまでも休んではいられない
残念ながら、家のローンはなくならない
私の場合、家を買った時
過去の病歴から
3代疾病になったら
ローンちゃらになる保険には
入れなかったのですよね、、
とまぁ、あれよあれよと
現実的な問題が押し寄せて
告知されたショックに
うろたえる暇はありませんでした、、
涙一粒出る事なく
金銭的な不安解決に動かねば
と思うのでした、、
とにかく、子供に不自由な思いをさせたくない