日本の皆様、おはようございます。

 

2月1日に私がAKIRAの作品製作のアシスタントで、素材となるガラス棒の種類分けをし

 

 

 

 

 

週末、無理と思いながらも自宅で、このコントラストのない配色のムッリーネ(金太郎飴のようなもの)を、カットしたガラスの面の凹凸や大きさ、上下左右、裏表を選んで挑戦して並べ、ピエーラ(ムッリーネを並べた板)制作を終えました。

 

 

 

 

 

昨日、AKIRAが工房に自宅からピエーラを壊さないように運び(運ぶ方法はAKIRAが開発)、工房で形成するのは、AKIRAは職人でプロですから、「必ず成功する」全く心配していなかったのですが、この配色を私たちが絶対に選ばない理由は、実は、コントラストがほとんどないため製作し辛いからという理由だけではなかったのです。

 

 

 

もう一つの理由は、使用したターコイズブルーなのですが、他のどの色のガラスとも膨張率が合わず、火にかけると、簡単に軟らかくなり滲みやすくなるので、綺麗なラインが出ないのです。

 

「火にかければ色が滲で、製作した作品が没になる」と最初から承知しているのなら、時間をかけてピエーラを作っても意味がなくなりますから、最初は提案したソフィアに断り続けていたのですが、ムッリーネを細かくしたら大丈夫かもしれないと、色々と挑戦してみてよかったです。

 

発表前でお見せできないのでモザイクを入れていますが、出来上がりの写真(上)を本日、確認したところ、ターコイズブルーは滲んでいなく、綺麗にラインが出ておりました。

 

宙吹きガラスですので、膨らみ大きくなりますから、細かくて見え辛かったコントラストも見え、素敵に仕上がっておりました。

 

 

素材のガラス棒製作は、工房から指示が出たアシスタントがしますので、こればかりは毎度心配するのですけど、形成は成功すると分かっていても、色の性質や相性を心配するのは、きっと消えませんね。

 

 

先週、アシスタントが素材のガラス棒製作を失敗してしまったので、企画展に出展するのは1点少なくなりますが、先週3点、本日5点ソフィアの元に送りました。

 

ソフィアの提案ですので、その内いくつ出展するかはソフィア次第ですので、当面の作品製作の目標は、とあるギャラリーのギャラリストへのプレゼン用でしょうか。

 

 

 

 

*:;:*:;:*:;:* 応援クリックお願い致します。*:;:*:;:*:;:*

 

にほんブログ村 美術ブログ ガラス工芸へ にほんブログ村 インテリアブログ インテリアコーディネートへ にほんブログ村 海外生活ブログ イタリア情報へ    PVアクセスランキング にほんブログ村