今日は終戦の日です。
仕事場でも戦没者310万人の方々を想い
黙とうをささげました。
先の戦争から68年がたちました。
母方の祖父は国鉄の職員であった為、召集されず
横浜にいました。
横浜の大空襲で空が真っ赤だったそうです。
主人の親族はその横浜の大空襲で命を落したと聞いています。
父方の祖父は小倉にいました
小倉に落されるはずだった「原子爆弾」は長崎へと落されました。
幸いにも愛知の実家は空襲の戦火中でただ一軒焼け残りましたが
多くの人が亡くなり
近くのお寺は亡骸で一杯になったそうです。
不発弾の残骸をポケットに拾っていた近所の子供がその最中に・・
・・・
真っ赤に染まり
漏れ出る自分の臓器を拾いながら
「お母さんごめんなさい、ごめんなさい」と謝っていたそうです・・・
8割の日本人が
戦後の生まれです。
戦争を体験した方々は減り、戦争を取り上げる番組も減りました。
私自身想像することしかできません。
それでもなぜかこの日は黙とうをささげずにはいられません。
私が仕事から帰ると
子供達はそれぞれ遊びに行ってもういませんでした。
主人は黙とうの時間、気付いたら過ぎてしまっていたそうです。
風化は仕方がないことなのでしょうか?
12時は過ぎてしまったけれど
終戦の今日
帰ってきたら子供達に
黙とうをささげてほしいと思っています。
