どうあっても『まとめて買った方が、安くなる!』を信じてしまって、

”微塵”も疑うことがない人がいませんか?

 

組織の「誤った常識」とは?

組織(システム)には「つながり」があり、同時に「ばらつき」も存在する。

この「つながり」と「ばらつき」のあるシステムの中では、
必ず能力の一番低い所、「制約」(ボトルネック)が必ず存在しており、

この「制約」こそが組織全体のアウトプットを決定している。

これがTOC(制約理論)の最も基本的な前提となります。

このシンプルな「前提」を元に今までの働き方を見直してみると、
いかに組織に「誤った常識」が溢れているかも見えてきます。

正しい働き方につながる「真・常識」をお伝えします。

 

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『 まとめて買った方が、安くなる!』を、心の底から信じて、

微塵も疑ったことのない人がいます。

 

少し前ですが、大手企業で購買の仕事を長年やられていた方が

うちの会社に転職されてきました。

 

「まとめて買って、1個あたりの単価をなるべく安くすべきだ。」

 

その方は信じて疑いません。微塵もです。

 

とにかく「1個当たりの単価をいかに安くするか?」

を目指していました。

会社に貢献したいという強い気持ちからでしょう。

 

ただ、私の考えとは合いませんでした。

 

「値段は、少しぐらい高くても構わないから、小ロットで購入しよう」

「値段は、少しぐらい高くても構わないから、リードタイムが短くなるように仕入れ先に交渉をしてくれ」

 

という話は、まったく理解できなかったようです。

 

ここでの、「値段は少しぐらい高くても構わないから」という

枕言葉は、彼の価値観とは真逆でした。

 

まとめて100万個買って、1個当たり5円安くなったして、

 

500万円のコストが浮く。その分、会社が儲かる。

 

このロジックの中には、現場の混乱を招くという、

考えは微塵もありません。

 

それは、現場が対応すべきこと。

 

個別最適で、ムダな仕事を誰かに、

押し付けていることに、まったく気が付かないのです。

 

私の考えは、たかが1個あたり5円。

そんなことで、現場が混乱したら、大変だ!、です。

 

危惧はしていましたが、

やはり意見が合わず、

結局、辞めていかれることになりました。

 

しかし、ここは、会社のオペレーションとして、

収益に関わる極めて重要なことです。

 

長年やってきた仕事を否定されていると感じるのでしょう。

 

やはり「誤った常識」に長年縛られてしまうと、抜け出せません。

真面目な方ほど、そうなってしまうように思います。

 

善意でやっていることだとは、解っているんですけどね。

善意であれば、あるほど、変えるのは難しいものですね。

 
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 和と全体最適のマネジメントコーチ 野村昭郎

 

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