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Sunny's Square のブログ

幕張ベイタウン、そして、オーストラリアから、日々感じたことを書いてまいります。どうぞよろしくお願いします。

ゴルフ仲間のGeorge82歳の奥さん、Janは私の病気の連鎖をこう言っています。

Sunny certainly is a great fighter and very determined. He is far stronger than I would ever be.

  would ever beに wouldがあるので文法で言う仮定法、「自分が

 そうなった時には」という意味です。

 

 

地震も洪水も森林火災も自分の身近に訪れるまでは、他人事、自分には本当に起きるとは実感できないものです。

これが人間の常です。

 

そんな一般的な状況を表すには。

When it's that close to home, people pay attention.

 

慣用表現で hit close to homeという表現があります。

例えば  Nothing has hit as close to home as this. 

こんなに切実に感じたことはない。

 

When it's that close to home, people pay attention.

身に降りかかって、人はやっと注目する。という意味になります。

直訳すると「家のすぐそばに来て、人は注意をする」

 

新聞でも雑誌でも取り上げられる機会が多くなっている昨今、これから医療用語を幾つか覚えておくのは、無駄にはなりません。

全部覚える必要はありません。自分が気になる単語、知り合いで起きたこと、最近話題で聞いたものなどだけを、何度も繰り返し発音して覚えてみましょう。

 

stethoscope

聴診器

adrenal

副腎

glaucoma

緑内障

thyroid gland

甲状腺

cataract

白内障

cardiac arrest

心臓麻痺

presbyopia

老眼

cardiologist

心臓医

astigmatism

乱視

polio

小児麻痺

osteoporosis

骨粗鬆症

kidney dialysis

腎臓透析

gastro camera

胃カメラ

hypoglycemics

血糖降下薬

duodenum ulcer

十二指腸潰瘍

cardiac infarction

心筋梗塞

sciatic nerve pain

坐骨神経痛

cardiopulmonary arrest

心肺停止

thrombosis

血栓

dehydration

脱水症状

cerebral thrombosis

脳血栓

cerebral infarction

脳梗塞

metastatic

転移性の癌

prostate gland

前立腺

hardening of arteries

動脈硬化

cervical cancer

子宮頸がん

endocrine secretion

内分泌(secretion分泌)

 

 

 

 

enlargement of the prostate

Dear Sunny

Very sorry to hear that you will not join us for the Super Bowl this year, and especially because it is due to your health.

I know you will battle through this tough time with a strong spirit and determination.

I am sure your treatment by your top medical team will result in a positive outcome.

You can rest assured you have the best wishes and prayers of your Aussie Mates!

 

Doug,

 

2018年末のDougからのメールです。

I know you will battle through this tough time with a strong spirit and determination.

  battle through 闘い抜く

  tough time  辛い時

    strong spirit and determination 強い意思と決意

 

with strong spirit and determination には with ーー がついています。

「~を用いて。~を使って」のwithです。

battle through の through は「終えるまでずっと、続いて」の意味。

多田氏は続けます「  地獄の始まり     私は、間もなく、今まで何気なくやっていたことができなくなっていることに気づいた。たとえば唾を飲み込むこと。---

咳払いすることも出来ない。---うがいをすることも出来ない。---

それがどういう苦しみにつながるのか。その時点では知る由もなかった。---嚥下(ものを飲み込むこと)がうまくいかないとは、どんな苦しみなのかは、障害を持った人しか分かるまい。痰が絡んでも出せないのは地獄の苦しみなのだ。

一例をあげよう。まづ水が一滴も飲めないのだ。喉がからからに渇いても水を飲むことができない。湿ったもので喉を潤すこともできない。医師からは注意されていたが、ある朝不用意に水を飲もうとした。そのとたんに激しくむせ、頭が真っ白になった。驚いたことに私は数ccの水に溺れた。」

 

喉の渇きの苦しさは私も2度目の腎臓癌の手術の後、点鼻薬を忘れ鼻を詰まらせ、口呼吸で喉が渇き、看護師さんに「水が飲みたい」と言っても今夜は駄目です。と言われ、そのたった数時間の辛さ。

 

多田氏はこうして、ある日突然倒れ、その瞬間から一人では生きていかれない人となりました。

その事実と、私の1年を重ね合わせてみたいと思います。

オーストラリアの友人達から届くメールを載せますので、是非ご覧ください。

 

 

あの日を境にしてすべてが変わってしまった。私の人生も、生きる目的も、喜びも、悲しみも、みんなその前と違ってしまった。

でも、私は生きている。以前とは別の世界に。半身不随になって人の情けを受けながら、重い車椅子に体を任せて、言葉を失い、食べるのも水を飲むのもままならず、沈黙の世界にじっと眼を見開いて、生きている。それも、昔より生きていることに実感を持って、確かな手ごたえをもって生きているのだ。

 

これは多田富雄氏の著書「寡黙なる巨人」の はじめに からの一節です。

多田氏は1934年生まれ、東大名誉教授。免疫学者。95年、国際免疫学会連合会長。野口英世記念医学賞等多数の賞を受賞。

2001年、突如脳梗塞で倒れ、声を失い、右半身不随となった。

 

私はこの本を10年ほど前に読んでいました。

自分がまさか1年ほど前に病気の連鎖にあるとはまだ知らない頃でした。

 

題目When your days are numbered, の意味は「人生の残りの時間を宣告されたら」。

そしてDougは, golfも大好きですが、それ以上に情熱をもっているのは

毎年一回アメリカで2月頭に開催されるSuper Bowlです。

ご存知の通り、Super BowlのTVコマーシャル料金は最も高額と言われていいますし、競技のハーフ・タイムにある有名歌手のパフォーマンスはその時の最も旬の大人気歌手が登場します。

 

それを衛星中継で彼の家で観戦するのが恒例になっています。Doug自身はカナダ生まれ、Donは親友の一人でアメリカ人で奥さんは昔ドイツ駐在だった時のドイツ語の家庭教師だった方。彼も必ず観戦に参加(奥さんはDougの奥さんと買い物に行くのが恒例)。

2~3名の生粋のオーストラリアの友人、そして私、合計5~6名がSuper Bowl中継前にDoug宅に集まり、観戦します。

 

来年は2月6日開催だそうです。

Dougは観戦の数時間分のビール、数々のツマミ、その後の近隣レストランでの食事から全て計画して準備してくれます。

大きな台所と大きな居間の机一杯にツマミが所せましと用意されます。

 

I hope you get well enough to return to Australia. Remember the Super Bowl is 5 (6th in Australia) February 2020!  I did not have a party in 2019 as I had just started working. I will taking the day off in 

2020!!!

 

 

この写真は観戦中の中休みの間にビールとスナックを頬張っている仲間の写真です。(写真を撮っていて写っていないのはもう一人、オーストラリアのゴルフ仲間)

写真を撮っている友達の3メートり後ろは、この写真です。

Dougは孫と遊んで貰うばかりではなく、週3日は簡単な仕事をしていると共に、色々なボランティア活動もやっています。その生き生きとした様は読んでいて嬉しい限りお祝い

 

I don’t remember if I told you but I am back to work 3 days per week at the Apple Computer retailer in Mooloolaba. I really enjoy helping people with their phones, computers etc. There are lots of older ( older than me - ) people that struggle with modern technology, so I particularly like teaching them how to use their devices.

 

I also volunteer 1 morning per week at the Animal Refuge. I walk, bath and feed the dogs as well as clean up 💩.  I really enjoy this as the dogs generally just love the attention after being abandoned or sometimes abused.
 

私もワンちゃん好きですが、週に1回捨てられた犬を保護している場所に行って、犬の散歩をしたり、体を洗ってあげたり、ご飯を食べさせてあげたり、ケージの掃除も。

オーストラリアの犬の躾はしっかりしています。日本の多くの犬の様に

人前で吠えたりしません、ご主人さんのいう事はキチンと聞く訓練を受けています。

歩道を大型犬を一緒に散歩していたり、はたまた多いのはピックアップトラックの荷台に飼い犬を載せて仕事から帰る車を良く見かけます。

正に、一緒に仕事場に行くんでしょう。

荷台で風にあたり見回している幸せな犬を見ると”エへへ、良いだろう!”とでも言っている様に楽しそうです。

 

Doug はつい最近言っていました。

「まさか自分がおじいちゃんになって孫を持つなんて考えてもいなかった」と。

それが、今や送られてくるメールは必ずお孫さんの映っている写真。

その文面は躍動感一杯で、嬉しさが溢れています。

 

 

Our 3rd granddaughter was born in Canada in February, so we went over for 3 weeks in March to meet her and to help Sheree and Conor.  We did lots of activities with Stella so that Sheree and Conor could look after Ivy.  It was fun as we took Stella swimming, to the playgrounds, the library, coffee etc. It was a great way to get to know her better.

Conor has 6 months paternity leave so he Sheree and the girls are in Australia for 5 months. In June we had the whole family here in Maroochydore. We went to playgrounds, the aquarium, had many family meals and one lovely lunch in Noosa at Sum Yung Guys, a hot new restaurant.  Conor and Sheree will stay with us for a few weeks in between holidaying and visiting Sheree’s family.

オーストラリアの自宅に家族全員が、カナダから、メルボルンからも来て、近所の公園に行ったり、水族館に行ったり、みんなで一緒に食卓を囲んで、どれだけ楽しかったかが伺えますねうさぎおうし座生ビール

Dougの近況報告は続きます。

 

In January we went to Melbourne for the Australian Open Tennis.  

My son, Preston works at the Crown hotel, so we got the royal treatment. 

We had breakfast next to Japanese Tennis star Kei Nishikori 2 Mornings!  

A helicopter trip to the Yarra Valley for wine tasting and lunch.  

Great seats at the Tennis.

 

全豪オープンテニスは毎年猛暑のMelbourneで1月に開催されます。

Melbourneにはthe Crown hotelという都会のど真ん中の最高の立地にある有名なホテルがあります。

息子さんがそこで勤務していて、相当良い思いをしたようですね~。

日本のテニスプレーヤー錦織圭は良く知られています。彼の横の席で2回も朝食をとったと。これはいい思い出になりますね!!

テニスばかりかヘリコプターでYarra Valleyという有名なワインの産地に行って、ワインのテイスティングとランチをしたと。

 

オーストラリアのワインのテイスティングはナミナミとグラスについでくれ、何種類もあって、それは夢の様な楽しいひと時です星

問題は、テイスティングの後は完全に酔っぱらうということです。100点

Dougは、カナダから来て、もう何十年もオーストラリアで働き、国籍もオーストラリア人となり、今は悠々自適の生活を楽しんでいます。

ゴルフ仲間の親友の一人です。はっきりしない写真ですが左がDougです(右はGeorge.当時80歳でめっぽう元気)

 

読むだけで楽しく、嬉しくなるメールを送ってくれたので御紹介したいと思います。

 

Hi Sunny
Thank you for the health update. 

While I have not written recently I have thought of you often, hoping all was going well.  

Sounds like you are truly on the road to recovery. 

Well Done!  

As for patience I think you have done very well!

 

庭はテラスがそのまま大きな綺麗な川岸につづいています。

釣りもできれば小舟もつける事が出来る風光明媚な

 

 

I have thought of you often は、良く使われる表現です。同じ様に(少し堅い響きになりますが)You have never been far from our thoughts. 

とも言います。

随分会っていない友達のことをふっと思う事がありますね。そんな頃、久しぶりにメールが来ることがあるものです。