そしてマルシュロレーヌ | 還暦フリーランサーのおしゃべり処

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元競馬専門紙記者/旧ブログ~「オヤジの競馬倶楽部」~
(ヘイトスピーチはご勘弁)

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 この画像はブリーダーズカップの第25回アニバーサリーかなんかで作られたメモリアルブック(かな?)の終わりの方に掲載されている資料的ページの一部。第一回で行われた7つのレースの、1着から3着までの馬の名前が書かれた表です(今回は第38回)が、馬名はともかくとして、第1回から〝ディスタフ〟はあって、〝メア&ターフ〟はない。

 今回のマルシュロレーヌとラヴズオンリーユーのどっちがどう、というつもりはまったくないのですが、とにもかくにも、マルシュロレーヌのブリーダーズカップ〝ディスタフ〟の勝利は、アメリカのダートGⅠを初めて日本馬が勝つ、という快挙となりました(ハナ差ってのは勝負強い…)。

 

 松山康久元調教師が、「ジェニュインをアメリカのダートに挑戦させてみたかったんだよなあ」と口にするのを何度か聞いていたので、だから今回のマルシュロレーヌの快挙について聞いてみたら、

 「ついにやったか、という感じ。感慨深いよ」

 と言葉少なく祝福していました。そして、

 「あとがどう続くかだなあ」

 とも。

 

 『血と知と地』の絡みで言うなら、マルシュロレーヌはラヴズオンリーユーと同じノーザンファーム産。で、父オルフェーヴル、その父ステイゴールドの、その父がサンデーサイレンス…。

 本当、次にどう続くのか?でしょう。

 

 そう、まったく別件ですが、凱旋門賞で11着に終わったブルームがブリーダーズカップ〝ターフ〟で一変して1/2差2着。まさに所替われば、というヤツだったでしょうか…。