白べっ甲に銀蒔絵のブローチ
超有名避暑地の軽井沢。
実は一度も訪れたことがなかったので、ついに先日、友人たちと一緒に行ってきてみました。
軽井沢には黒柳徹子ミュージアムがあるのですが、もちろん寄ってみました。
アキオモリのアクセサリーも数点。
シルバーカメオやカメオに蒔絵のフレームを作ったブローチ。
それに犬筥も３つほど飾ってありました。
軽井沢にお出かけの際にはどうぞ！
この秋にお出ししたご挨拶ハガキにも載っていた白べっ甲を使ったブローチ。
トロッとしあ蜜色の白べっ甲には金蒔絵がものすごくピッタリで、ハガキに載せたブローチもリングも売れてくれました。
でも銀蒔絵との組み合わせも本当に素敵なのです。
11月になって秋も深くなってきた今日この頃。白べっ甲に銀蒔絵のブローチも活躍してくれる季節です。
白べっ甲を使ったブローチも残りはそんなに多くないのですが、今回のブログではこの2点のブローチを紹介です。
◇ 左:横長の白べっ甲、べっ甲に銀蒔絵・銀高蒔絵のフレームのブローチ
縦:55mm × 横:60mmくらい
￥２７５，０００（税込）
◇ 右:丸い白べっ甲にアーカンサス模様の彫り、銀蒔絵のブローチ
直径:55mm
￥４３４，５００（税込）
貴重になってしまった素材のべっ甲。
その中でも飴色の白べっ甲はさらに貴重な素材となっています。
いわゆるべっ甲飴の色のべっ甲になります。
贅沢に何枚も白べっ甲を重ねることで、この不思議な蜜色になるのですが、天然素材なので、色にも少し個性が出てきます。
左が少し明るく、右は濃い色。
それぞれに魅力的です。
一緒に使えるアイテムと共に紹介していきます。
まずはこちらから。
◇ 上:横長の白べっ甲、べっ甲に銀蒔絵・銀高蒔絵のフレームのブローチ
縦:55mm × 横:60mmくらい
￥２７５，０００（税込）
◇ 下左:蓮の彫りの玉（ギョク）のシルバー台リング
￥６６，０００（税込）〜
◇ 下右:シルバーの岩場に立つ山羊のプレートにバロックパールが揺れるイヤリング
￥２６，４００（税込）
曲線で描かれた楕円形のような優しい形の横長の白べっ甲。
質感はやわらかくトーンは蜂蜜のよう。
形も色も優しい横長の白べっ甲に合わせて作ったフレームは黒いべっ甲製。
その表面に全て銀蒔絵をかけ、グルリと花模様を銀の高蒔絵で描きました。
自然が作り出した黄金色の白べっ甲としっとりとした蒔絵の銀色とのコントラストがとても綺麗です。
アキオモリにはべっ甲にシルバーを組み合わせたアクセサリーたちもたくさんあるのですが、やはり蒔絵の銀は金属とは異なり、フワッと優しい銀色なので、白べっ甲のやわらかな質感にもよくマッチしてくれています。
大きさはしっかりとあるブローチです。
でも真ん中の白べっ甲が半透明なので、付ける服の色を反映してくれるので、とても馴染みもいいのです。
逆に白べっ甲のブローチで小さすぎると、あまりつけ映えがしないかもしれません。
優しい華やかさの蜜色の白べっ甲を蒔絵のフレームがキュッと引き締めてくれています。
この大きさのブローチをつけた時にも派手になりすぎず、それでいてとても個性的な美しさを楽しむことができます。
わりと新しく作ったものなのですが個人的にはとてもオススメです。
この横長のブローチに合わせたリングはこちらもまた個性的な玉（ギョク）の蓮の花のリングです。
濃い緑色のギョクを彫って作った蓮の花のモチーフ。
ギョクの持つ穏やかな雰囲気と蓮の花のモチーフのイメージがとてもピッタリ！
そんなギョクの蓮の花の美しさいつでも自分で見ることのできる指輪にしてみました。
裏側には蓮の花に合わせて作ったシルバープレートを付けて補強しています。
そのプレートと蓮の花を留めているのがシンプルで細く作ったシルバーの爪。
細いシルバーの爪は計6本になるのですが、表から見てみると目立たなく、蓮の花の邪魔をしないデザインになっています。
シルバープレートで補強した蓮の花を載せているのは、シンプルな五山の模様を彫ったようなシルバー台に載せています。
池に水に波紋が広がっているかのような静かに波打つようなシルバー台と蓮の花の相性はとてもよく、スッキリとした銀の上に咲く深いグリーンの蓮の花がとで印象的です。
付けてみると指の上に花が載っているという個性的で楽しい仕上がりに。
同じ玉の蓮の花のシルバーリングで淡いトーンのもあるのですが、こちらの濃い色もなかなか良い感じです。
秋冬も使いやすい色になるかと思います。
是非ご覧ください！
イヤリングはザ・アキオモリ！という感じのものです。
アキオモリの象徴のようなデザインの『岩場に立つ山羊』のモチーフ。
スーッと立つ姿が美しく、もう５０年以上も大切に使い続けているデザインになります。
縦楕円のシルバーの中に立つ山羊。
その周りを縄目のような模様で囲んで、アンティークのような燻しの加工を施しました。
もちろんこの楕円形のプレートだけのイヤリングもあって、それだけでも個性的なのですが、パールが入るとより個性的で付けて時の効果も高くなります。
使っているのは楕円形のバロックパール。
色ツヤは真珠なのに形が歪でサークルが入っていたりするこのバロックパール。
遊び感があって、綺麗すぎない感じがシルバープレートよアンティークのような風合いにもとても良く合っているのです。
耳たぶを覆う楕円形のシルバープレートの下に、ユラユラと真珠が揺れるデザインで、全体的にはけして小さくはないので、お洒落の中でもすごく効果的なイヤリングです。
しっかりとした存在感で秋冬のお洒落にはもちろんですが、春夏の軽やかな装いにもピッタリです。
銀とパールというシンプルな色の組み合わせなので、どんな色の装いにも合わせることができるのも魅力的です。
続いてはこちら蒔絵のセットです。
◇ 上:丸い白べっ甲にアーカンサス模様の彫り、銀蒔絵のブローチ
直径:55mm
￥４３４，５００（税込）
◇ 下:白べっ甲のカボーション、べっ甲に銀蒔絵のフレームのイヤリング
縦:29mm × 横:25mm
￥２１４，５００（税込）
こちらの白べっ甲のブローチも見る人が見るととても贅沢な作りになっています。
白べっ甲を重ねて作った直径55mmの円形は面積も大きい上に、フレーム部分となっている銀蒔絵の部分も白べっ甲なのです。
縁の部分にはアーカンサス模様の彫りを施し、その上から銀蒔絵をかけています。
少し濃いめのオレンジがかった白べっ甲の色なのですがやはり質感はやわらかく、蒔絵の銀のフワッとしたシルバーとのコントラストがユニークです。
裏を返してみると、白べっ甲一体型というのがよく分かります。
さらに銀蒔絵の裏に蒔絵に使われている漆の色が見えてもいます。
この白べっ甲のたっぷり感は本当に贅沢！
大きさはあるものの半透明な蜜色の部分の面積が大きいので、装いにスーッと馴染んでくれます。
グレーがかった雲を伴った夕陽のようななんとも言えない美しさ。
ピカピカとした華やかさではなく、グッと静かに佇むような華やかさ。
付ける服の色を半透明な白べっ甲が反映してくれるので、付ける服によってブローチの雰囲気も少し変わってくれるのも楽しいところです。
通好みの贅沢感を楽しみたい方にはオススメのブローチですのでお早めにどうぞ。
合わせたイヤリングはアキオモリでは目玉焼きと呼ばれているデザインのもので、白べっ甲のブローチやイヤリングの中でも人気のものになります。
センターにはふっくらと高さをもたせた白べっ甲で作ったカボーションを、べっ甲に彫りを施して銀蒔絵をかけたフレームの中にセットしています。
真ん中の白べっ甲のカボーションも立体的なのですが、周りの銀蒔絵をかけているフレームもべっ甲を贅沢に重ねて作ったものなので、高さがしっかりとしています。
全体的には曲線で構成されていてとても優しくモダンなシェイプ。
それに加えて白べっ甲のやわらかや銀蒔絵のしっとりとした輝きで、ボリュームはあるのですが付けやすく、付け映えのするイヤリングとなっています。
プラスティックや樹脂などでは出すことのできないこの独特の質感。
そして本物の素材の持つ力が良く伝わってくる、長く使って行くことができるイヤリングです。
気になる方は是非お早めにお越しください！
最後に商品だけの動画とつけてみた感じの動画を貼っておきます。
参考にしてみてください。
今回登場のアイテムの一部はオンラインショップでもお求めいただけます。
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