Vol.581-1/4 単純化する天才。<史跡探訪-県都高松市編12:高松市由良町> | akijii(あきジイ)Walking & Potteringフォト日記

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「凡に中なる、これ非凡なり」(論語)、「何事も自分に始まり、自分に終わる。自分を救う道は自分以外ない」(夏目漱石の言葉)を座右の銘に、我流(感性だけ)の写真を添えて日記を綴る。

新居宮池は語る

親水公園から見る夕暮れ時の宮池。

 

 

頭上に広がる空間

JR高松駅の上空。

 

 

Walking & Potteringの風景

きさらぎ本店と飯野山(丸亀市飯山町東坂元)、丸亀飯山郵便局(飯山町川原)

 

ダイキ飯山店と飯野山(飯山町川原)、飯神社・飯野山登山口の入口と飯野山(飯山町東二)

 

石窯パン工房「パパベル丸亀店」と飯野山、殊光園と飯野山(飯山町東二)

 

高松自動車道と飯野山(飯山町東二)、丸亀飯野郵便局(飯野町東分)

 

新池と飯野山・飯野小体育館、国道11号線を超えた前方に青ノ山(飯野町西分)

 

青ノ山と四国電力土器アパート、丸亀土器東郵便局(土器町東)

 

青ノ山の裾野に飯野山の頭(土器町東)JR宇多津駅前(宇多津町浜五番丁)

 

 

 

沁みる言葉

単純化する天才

 

ある記者が「革命の先端」にいなければと思いつつ、次を記した。

 

父に十数年ぶりに電話で怒鳴られた。大した用件でなく最初は戸惑ったが、最後の言葉でやっと訳が分かった。「送ったメールにおまえは返事もしないし」。85歳の父が意を決して始めたパソコンでのメールを見逃していたようなのだ。若い世代には「メールに返事しないなんてありえない」「社会人失格」とまで言われるので、それでもせっせと返事を書いているつもりだが、これに相当な時間が日々奪われる。

 

メールはまことに便利とはいえ、電話の時代の方が意思疎通に費やす時間が短く、誤解が生じることも少なかった気もする。先端を追えば追うほど仕事が拡散・複雑化し、時間が加速度的に奪われていく虚しさにも駆られる。どんな愚か者も物事を複雑にすることはできるが、単純化するには天才が必要だ。

 

どんな知的な愚か者でも、物事を大きく、複雑に、かつ暴力的にすることはできる。

その反対の方向に動かすためには、少しの天才と、そしてたくさんの勇気がいる。

物質至上主義、科学技術万能主義を批判した著書「スモール・イズ・ビューティフル」(小さいことは美しい)で知られるドイツ生まれの経済学者シューマッハーが残した言葉だ。

 

拡散・複雑化が増すばかりの情報革命の中に身を置く凡才としては、革命を拡散から凝縮へ、複雑化から単純化へと向かわせる天才の出現を願う。余計なものをそぎ落とし、人をより深い思考へ導く革命であってほしい。

 

 

Flower arrangement

 

 

A seasonal flower 

路地に咲く花が姿を消していくこの頃だが、今報はウォーキングコースの山あいや道端で最近めぐり合わせた季節外れの山野草の花を3例掲載します。

月見草

原産地はアメリカ大陸のテキサス~メキシコで、開花期5月~9月である。

 

仏の座(三界(んがいぐさ))

開花時期は2月上旬~5月末頃、半円形の葉が茎を取り囲んでつく様子を蓮華座(れんげざ)に見立てた。

 

昼顔

開花時期は5月中旬~10月上旬頃で、名前のとおり昼間に開花し夕方には萎む。

晩春から秋まで長い間咲き続ける。

 

 

 

akijakijii-(139)

今報のヒリングスクラッチアトは盧舎那仏像—です。

(線画はVol.580掲載-参照ください)

 

引き続き、Vol.581-2/4をご覧ください。