Vol.405-1/2 ぜいたくは敵か?。<ことでん駅周辺シリーズ-10:[志度線] 大町駅> | akijii(あきジイ)Walking & Potteringフォト日記

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「凡に中なる、これ非凡なり」(論語)、「何事も自分に始まり、自分に終わる。自分を救う道は自分以外ない」(夏目漱石の言葉)を座右の銘に、我流(感性だけ)の写真を添えて日記を綴る。

 

新居宮池の動静

静まりかえった宮池。

 

 

<どう捉え、どう考える(行動)べきか>

ぜいたくは敵か? 

 

ぜいたくにも二種類ある。

一つは趣味豊かな華麗なものだが、もう一つは無趣味そのものの浪費である。

ところで、社会の福祉に対して及ぼす影響についていえば、前者は費用はかかっても学問や文化の促進に役立つが、後者はまさに病的であり、周囲の人々を全く不愉快千万な気持ちにさせる。

 

<解説>

日本では太平洋戦争中「ぜいたくは敵だ!」という標語が打ち出され、国民生活から華美なものを一切消滅させようとした。例えば、軍や政府は女性の髪型にまで干渉し、「パーマネントはやめましょう。高靴(ハイヒール)ははかないで下駄をはいて」といったお追従の歌までつくられた。

他方カントの時代には、王候や成金のブルジョワの中には、豪華な建物をつくるなど、贅沢を極めた者がいた。例えば、ドイツでは、特にザクセンの宮廷が陶器の発注に金をつかった。だがそのことが後に、同地方におけるマイセン陶器など、美しい工芸品の生産を促すきっかけとなったことは否めない。

そうしたこともあったのであろう。カントは、同じ贅沢でも酒池肉林と言われるような全く無意味な金持ちの贅沢は非難したものの、文化発展にいささかなりとも貢献するような奢侈(しゃし)は是認したようだ。

カント自身も衣、住はともかく、食生活においてはかなり贅沢であった。

 

 

Walking & Potteringの風景

仁池と飯野山(丸亀市綾歌町)、小津森池とレオマワールド(丸亀市綾歌町)

 

 

 

Flower arrangement

 

 

 

A seasonal flower 

ウォキングコスにいていた立葵(たちあおい)

 

小アジアまたは中国の原産、開花時期は5月末~8月末頃。中国の唐の代以前は「蜀葵(しょくき)」の名前で名花とされた。日本では平安時代は「唐葵」と呼ばれたが、江戸時代に今の「立葵」になった。

人の背丈以上になり、ぐんぐん伸びる。

 

 

JR沿線いていたキバナノコギリソウ(黄花鋸草)

 

キク科で草丈が3060cmの多年草。葉が楕円形~披針形で長さは530cmの細かく鋸葉状になる。

これが名の由来である。花期は5月~9月、原産地は北半球の温帯~寒帯である。

 

 

小生いている擬宝珠(ぎぼうし)

 

開花時期は、6月上旬~7月中旬頃に涼しげな色で咲き、葉っぱは幅広で大きい。

強い日光と猛暑が苦手で日焼けしてしまうらしい。イギリスや北欧では夏は日本より涼しいので、ガーデニングとしてよく使われる。

 

 

 

Akijii展、想い出の風景-(宮池の風景:39  

今報の想い出の写真9/3010/10新居宮池」です。

大してごください。

 

 

引き続き、Vol.405-2/2をご覧ください。