新居宮池の動静
東南と西北の対極方向から観る宮池。
<どう捉え、どう考える(行動)べきか>
似た者夫婦
夫婦も老鏡に入り、ひたすら淋しい生活を送るようになる。そして二人だけでただ見つめ合って暮らすようになると、しだいに互いに同情し合い、共通の情が深まってゆくばかりか、ついに二人とも似たような顔付きになってしまう。
<解説>
カントは一生独身を通したが、なかなかしっかりとした結婚観をもっていた。カントによれば、「結婚で結ばれた男女は、夫の理解力と妻の趣味によって支配される、唯一の道徳的人格をつくりあげるべきである。また夫には経験に基づいた洞察、そして妻には感覚の自由と正しさが求められる」と唱えた。
これらの考えはたしかに立派な教訓的な言葉だ。しかしカントは雑談の中で主婦の役割が話題になると、やはり「うまい料理をつくることが一番」だといった。彼の食物への執心は有名だが、この言葉からすれば彼の人生にとって、「女性よりも食物」の方が重要であったかのように思われる。
特に、老夫婦のあり方について、彼が深い理解をもっていたことが、ここに掲げた彼の名言からも伺える。
ともあれ「似た者夫婦」という言葉は西洋でも通用していたらしい。
Walking & Potteringの風景
靄で隠れた香川県庁舎本館の上層部。
<Flower arrangement>
A seasonal flower
◇ウォーキングコースに咲いていたガーベラ
春から秋くらいまで長い間、よく見かける鑑賞用の花で、色々な色のものがある。切花、鉢物としてもよく利用される。1900年頃に南アフリカの金の採掘場で発見された。
花言葉は「辛抱強い、希望、常に前進」である。
◇ウォーキングコースの道端の畑に咲いていたカラー(海芋かいう)
南アフリカ原産、日本には江戸末期にオランダから渡来した。メガホン状のところがワイシャツの襟(Collar)の部分に似ているので「カラー」となった。また、その形が修道女の襟(カラー)を連想させるところからつけられたとも言われている。白、ピンクのほか黄色いものもある。
花言葉は「乙女のしとやかさ、すばらしい美、夢のように美しい」である。
◇ウォーキングコースに咲いていたブラシの木
オーストラリア原産で明治中期に渡来、開花時期は5月中旬~6月上旬頃である。
暖地に栽培されるが、花の形がビン洗いのブラシにそっくりである。
<Akijii展、想い出の風景-Ⅱ(宮池の風景:33>
今報の想い出の写真は「2/15、3/10の新居宮池」です。
引き続き、Vol.399-2/2をご覧ください。



















