Vol.374-1/4 沈黙…。<ふるさと健康のみち-10:古代ロマンの道(さぬき市寒川町)> | akijii(あきジイ)Walking & Potteringフォト日記

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「凡に中なる、これ非凡なり」(論語)、「何事も自分に始まり、自分に終わる。自分を救う道は自分以外ない」(夏目漱石の言葉)を座右の銘に、我流(感性だけ)の写真を添えて日記を綴る。


新居宮池の動静
さざ波を立てている宮池の水面。
 


<どう捉え、どう考える
(行動)べきか>


ベンジャミン・フランクリンが自分のために立てた十三の徳の第二番目に置いたのは「沈黙」であった。彼はこの事について次のように言っている。

私は徳を進めると同時に、知識をも得たいと望んでいたが、知識は人と談話する場合でも、舌の力よりはむしろ耳の力によって得られると考えたので、下
(くだ)らない仲間に好かれるようになるに過ぎない無駄口や地口や冗談などに耽る習慣を直したいと願った。そこで沈黙の徳を第二においたのである。

賢者は黙して語らずというくらいで、黙って微笑を浮かべながら注意深く人の話を聞いている人の中にこそ、思慮の深い人はいるものだ。昔からおしゃべりは軽蔑されてきた。

自分が本当に考えて知ったことでなしに、テレビや新聞や週刊誌で知ったばかりの知識をぺらぺらしゃべりまくるような連中は、今も数限りもなくいるが、これは時流とともに漂っている泡のような者たちで、時が去れば消えてしまい、また別の泡となっている。

こんな連中を本気で信じることはできない。

本当に信頼できる人間は、じっくりと考えぬいて自分にできることしか引き受けない。
口数は少ないが、そういう人間は信じて大丈夫だ。
昔から人が多弁な者を軽んじ、沈黙のできる人を重んじたのは、そのためである。

長年の経験によって信頼できる人間はどういう者かを、人は知ったのだ。


Walking & Potteringの風景
塩江町--中村潜水橋、目前にガソリンカーのトンネル。   
  



<Flower arrangement

 



A seasonal flower
 
小生の庭の鉢にいているプリムラ
  
開花時期は12月中旬~翌5月中旬頃で、よく見かけるのは花びらの大きい、「プリムラ・ポリアンサ」(地面の近くで花が咲く)である。Primula(プリムラ)は、「primos(最初)」が語源で、早春、花が他に先駆けて咲くことからである。
  


Akijii
:作品-146
今報はシェイプアトの「-2()」です。
[作品][原本]
  
  
引き続き、Vol.374-2/4をご覧ください。