新居宮池とWalking &
Potteringの風景
穏やかな宮池。
経営マネジメントへの想い
03.稲盛和夫氏の「人生の方程式」
今報では稲盛和夫氏の「人生の方程式」を勉強したいと思います。
人生や仕事の結果は「考え方」「熱意・努力」「能力」の3つの要素の掛算で決まるという方程式である。
和ではなく積であるので、一つひとつの要素が結果を大きく左右する。
◆人生・仕事の結果=考え方×熱意・努力×能力
数値化すれば、能力と熱意・努力は「0点」から「100点」まである。
例えば、良い学校を出て優秀な成績で卒業した人がいる。能力は人並み以上で、それを80点としよう。
ところがその人は頭がいいことを鼻にかけて、真面目に一生懸命に努力しようとしなかったとし、熱意・努力を30点とすると、80×30で2,400点である。
一方には、一流大学を出たわけでなく、成績が良かったわけでもない人の能力は60点ぐらい、それを補おうと80点の努力をすると、60×80で4,800点となる。
優秀だけれども努力を怠った人に比べて2倍の結果を産むのである。
大雑把な計算だが、人生や仕事の結果とはそういうものだと想う。
◆そして何よりも大切なのが考え方である。
考え方とは人が生きる姿勢であり、「哲学」「思想」「理念」「信念」、あるいは人間の「志」「良心」「心がけ」と言っても良いだろう。肝心なのは、考え方は「マイナス100点」から「プラス100点」まであるということだ。
どんなに才能があっても、どんなに努力をしたとしても、その人の考え方次第で人生や仕事の結果はプラスにもマイナスにもなる。
良い考え方とは何か、を思いつく限り言葉で挙げてみると「前向き」「建設的」「協調性がある」「明るい」「肯定的」「善意に満ちている」「思いやりがある」「優しい」「真面目」「正直」「努力家」「利己的でなく」「強欲ではない」「足ることを知り」「感謝の心を持っている」など・・・・・。
悪い考え方はその逆で、「後ろ向き」「否定的」「協調性がない」「暗い」「悪意に満ちている」「意地が悪い」「他人を陥れようとする」「不真面目」「嘘つき」「傲慢」「怠け者」「利己的」「強欲」「不平不満ばかり言い」「人を恨み」「人を妬む」など・・・・。
人生や仕事の結果というのは、その人が持っている心の様相、考え方の通りになるのである。
稲盛和夫氏の「人生の方程式」は、課題や色々な活動への取り組み方、成果を上げたプロセスの在り方など、日々の姿(現実)に注目して、お互いが検証し正して行くマネジメントの必要性を教えているのである。
A seasonal flower
JR高松駅前広場に植え込まれている葉牡丹(はぼたん)
開花時期は3月下旬~5月上旬頃で、ヨーロッパ原産17世紀に渡来した。
キャベツやブロッコリーの仲間で、葉はキャベツにそっくり「花キャベツ」という別名もある。
2月頃から中央部が盛り上がってきて4月頃からその先端に花をつける。
重なり合った葉が牡丹の花のように美しいことから「葉牡丹」。
冬のあいだじゅう、鑑賞用として花壇に植えられている。
花言葉は「物事に動じない」(葉牡丹の葉)である。
<Flower arrangement>
今に息づく その時 あの言葉 その時 歴史が動いた
わが言は即ち是れ万人の声 褒貶毀誉(ほうへんきよ)は世評に委(まか)す 斎藤 隆夫
1940(昭和15)年2月2日 斎藤隆夫 日本を揺るがす演説
日本の議会政治が空転し軍部の台頭が進む中、1936年、ついに軍部が政権転覆を図ったクーデター、二・二六事件が勃発。衆議院議員・斎藤隆夫はこの年の帝国議会で軍部の政治介入と議会政治の墜落を真っ向から批判し喝采を浴びるが、以後、軍部の監視にさらされることになる。さらに日本は日中戦争へと進み出し、言論の自由は奪われてゆく。国民の声を議会に届けることを決意した斎藤は、この日演檀に立ち、満員の中、議会と政治家を断罪。この演説により議会から除名された斎藤は、自らの弁が「万人の声」であるとの漢詩を残した。この後、議会政治は自壊の一途を辿ることとなる。
<Akijii展、再展示>
今報は新聞ちぎり絵「郷獅山、石窟仏」です。
[作品][写真]
引き続き、Vol.306-2/2をご覧ください。








