Vol.292-1/2 心の道しるべ①。<ぶらり気まぐれ1-⑱:コトデン志度線の駅> | akijii(あきジイ)Walking & Potteringフォト日記

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「凡に中なる、これ非凡なり」(論語)、「何事も自分に始まり、自分に終わる。自分を救う道は自分以外ない」(夏目漱石の言葉)を座右の銘に、我流(感性だけ)の写真を添えて日記を綴る。

今報の雑学  上等でない宿屋をなぜ「木賃宿」というのか
明治23年の今日、帝国ホテルが開業(木造60)した。
奈良・平安時代の頃は宿屋がなく、旅人は野宿しながら旅をした。平安時代後期に成立した「今昔物語」によれば、なんと墓の中(古墳の玄室。棺を納める部屋)で一夜を明かす旅人もいたようである。旅人のための宿屋ができたのは鎌倉時代の中頃。もっとも宿屋とはいっても、当時の宿屋は単に泊めるだけで、食事は出なかった。だから旅人は米を持参しながら旅をし、宿屋で自炊した。飯を炊くには薪が必要だが、それを持って旅するのはくたびれる。勿論、なかにはそうした旅人もいるにはいた。
だが、ほとんどの旅人は薪を宿屋から買
った。買えば当然薪代、すなわち木賃を払わなければならない。安くて、あまり上等でない宿屋のことを「木賃宿」というのは、ここからきている。また、宿屋のことを「はたご」(旅籠)ともいうが、もともとは旅人が携帯した食料籠のことを「はたご」と言った。

 

Flower arrangement

 
<どう捉え、どう考えるべきか>

佐藤 初女(森のイスキア主宰)の著書「いのちのことば=心の道しるべ137言」の中から、小生が選んだ21言を6回で、紹介します。1回目は、「迷ったときには、とどまること」「欠点よりも、よいところを探して」「「○だから」と言われてもにしない」を紹介します。

055.迷ったときには、とどまること

人生の岐路で進むべき道を迷ったときには、しばらくそこにとどまって状況を見極めることが必要です。急いだり慌てたりせず、物事をしっかり見ているうちに、いい状況になってくることが多いように思います。追いかけないこと、待つこと、とどまること、休むこと。今の時代には忘れられがちですが、人生では、とても大切なことだと信じています。

「立ち止まる」「待つ」という態度は、むずかしいけれど大切です。

071.欠点よりも、よいところを探して

たとえ人からどのように見られていても、誰でもみんな長所があり、弱さゆえに美点が隠されていることがあります。それを探してあげることがまわりの人間の気遣いでしょう。

どんな人でもよくなりたいと思っているのです。

057.「○歳だから」と言われても気にしない

その年齢にふさわしい暮らし方というものなどありません。

年齢との関係は、その人その人で異なるもの、固有のものだと考えています。

自分がどんな生き方をしたいのかを考え、自分自身で人生をつくっていくことこそが、本当の生き方ではないでしょうか。

世間の固定観念に自分を合わせる必要はまったくありません。

 

新居宮池とWalking & Potteringの風景

宮池沿いの楠尾神社のクスノキから覗く朝日。

志度港内を東から見る。

  

A seasonal flower

キングコスで見かけたデプラデニア(マンデビラ)

  
メキシコからアルゼンチンにかけておよそ100種類が分布するつる性の植物で、以前は近縁のデプラデニア属に分類されており、その名残で今でもこの名前で呼ばれることが多い。

ツルがよく伸びるので、フェンスや支柱に絡ませて栽培する。熱帯性の植物で寒さにやや弱く、気温の高い時期はぐんぐんツルが伸びる。主な開花期は5月~10月頃で、花の大きさは種によってやや異なるが、径10cm前後でラッパ型、先端が大きく開いて5枚の花びら状で、花色は白、ピンク、赤などがある。

マンデビラはブエノスアイレス駐在イギリス公使だった(19世紀)マンビデルの名前にちなむとのこと。

  

Akijii展、再展示

今報は切り絵「上杉謙信」です。

 

引き続き、Vol.292-2/2をご覧ください。