Today's word <にほんのおまじない>盛り塩をする
伝説の色男、秦の始皇帝が起源?<効用>魔除け。清浄。
玄関先や部屋の中、気が淀んでいると感じたところなどに、皿に塩を盛って置く。塩を撒くのと同じような効果がある。小皿の上に、円錐や三角錐のきっちりとした形の盛り塩にしたい人には、盛り塩固め器などの型が販売されている。盛り塩にまつわる面白い話は、三千人の愛人がいたという色男、秦の始皇帝のエピソード。あまりにも愛人を抱え過ぎて、その日訪ねる女を自分で決めるのが大変になった彼が、考えあぐんだうえに取ったのが、移動の足である牛車の牛が立ち止まる家に決めるという方法。それなれば、と賢い愛人たちは牛の好きな塩を盛って玄関の前に置いたことから、運を招くための方法として知られるようになったのだとか。
<Flower arrangement>
最悪を想定、怖いものなし。
物事に取り組むとき、二つの態度がある。
良い方へ期待して取り組む場合と、悪い方へ予想して取り組む場合である。
大概は始める時は良い方へと考え、何か障害が出て来ると悪い方へと考えるようになる。
これは一番悪いやり方である。どうせするなら最善を期待すればいい。
途中で何か問題が発生しても、最善の結果を期待する態度を変えない。
徹底してプラス思考でいくのだ。
成功者は概ねプラス思考の持ち主だから、少々のことでもへこたれないで、最善を期待して努力する。そしてよい結果を得るのだ。
ところが性格上それができない人がいる。そういう人はどうしたらよいのだろうか。
女流漫画家の里中満智子氏がよいアドバイスをしてくれている。彼女は雑誌でこう書かれていた。
「私は小さい頃から根暗な子で、何をするにも悪い結果ばかり考えてしまうところがありました。それは今も同じですが、ある時期から、どうせなら最悪を予測してから行動しようと…。最悪を想定しておくのは、実際には最悪の結果に陥ることはめったにないからです。『考えたよりもうまくいったじゃない』と思えるぶん、いい気持ちになれます」。
人間の性格はなかなか変えられない。性格は子どもの頃からの育ち方と経験から形作られるからだ。
人生やり直せるならいいが、ずっと過ごしてきて身についたものは、「変えろ」「わかりました」とはいかない。
だが、考え方のほうは変えられる。だから自分の性格にあった考え方をすればいいのだ。
里中氏がしたのはそれである。
あなたがもしマイナス思考の持ち主なら、同じようにすればいい。
里中氏を見習って思い切り最悪の事態を想定して始めてみるのだ。
もし、その通りになっても、予想が的中しただけのことである。
新居宮池とWalking & Potteringの風景
A seasonal flower
ウォーキングコースに咲く紫紺野牡丹(しこんのぼたん)
ブラジル地方原産で夏から11月頃まで長いあいだ開花し紫色がきれいな花である。
牡丹のように(牡丹には似ていないが…)美しいのでこの名になった。
花言葉は「平静」だ。
<Akijii展、作品-51>
新聞ちぎり絵「金山、常山、笠山の三座」です。
題材が細かくて大変だったが、何とか終えました。出来が良ければ快が得れるが、いま一だねぇ。
引き続き、Vol.211-2/5をご覧ください。








