Vol.169-2/3 失敗は成功の母…。<香川のみどり百選シリーズ3-⑯:稲積山・高野山> | akijii(あきジイ)Walking & Potteringフォト日記

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「凡に中なる、これ非凡なり」(論語)、「何事も自分に始まり、自分に終わる。自分を救う道は自分以外ない」(夏目漱石の言葉)を座右の銘に、我流(感性だけ)の写真を添えて日記を綴る。


Vol.169-1/3に続けてご覧ください。

登山口の高屋神社は稲積山西下の高台にあって、車道の終点には稲積神社の中宮が祀られており、大祭にはここまで神輿を担ぎ上げる。

昔は山頂の本殿から神輿を麓の高屋神社まで還元していたらしい。

神社の裏側の広場を詰めると立派な石柱があり、そこからコンクリートの舗装道が山へ登っている。

▼間近な中宮、高屋神社の中宮

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▼中宮の鳥居、石柱

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▼本宮までのアクセス道
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▼登山道、ジグザクの登山道とakijiiの影
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無舗装の登山道となり、眼下に観音寺方面の海岸線が広がる。
勾配がきつくなってくると鉄橋の架かった見晴らしの良い場所に出る。

ここからは南西に眺望が開け眼下に海岸線が延びて、県境へと続く。

▼岩場の登山道、鉄橋

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▼鉄橋から眺望するakijii、有明浜の眺望

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鉄橋を過ぎて左に曲がると直線道となって、赤松や常緑樹の中を緩く進んで行くと400m 程で石段の下に着く。

▼直線道

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ここから石で築いた270段の急な幅の広い石段が頂上の稲積神社まで続いている。

石段は大正初期に作られたようで、大きな石柱の側に当時の奉納金と発起人などの名前が石碑に刻まれている。

重い自然石をここまで担ぎ上げてのこの幅の広い石段を真直ぐに築く技術、重機の無い時代の昔の人には感心させられる。
270段の石段に着く、石段を登るakijii

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▼石段が続く

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稲積山山頂にある高屋神社本宮に着いた。

石段を上がるごとに眼下の眺望が大きく開けて、下の鉄橋で見た以上に第一級の広大な眺望が展開する。

直下には讃岐八富士の一つの江甫草山の端正なビラミット形が印象的だ。

そこから鏡のような燧灘が広がり対岸に伊予の高嶺が霞む。

石段を登り詰めると、正面に山上の神社としては立派な構えの稲積神社が佇む。

▼鳥居に着く、高屋神社本宮

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山頂の社としては立派な本殿作りの稲積神社である。

▼高屋神社の本殿、神社横の絵馬

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神社の裏手は樹木が茂り眺望はない。

七宝山無線中継所へは、高屋神社から林道の方へ進んで行く。

▼山名標識と観音寺市の遠景、無線中継所へ出発

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下り始めて間もなく箱形をした岩石の露出した場所に着く。

高屋遺跡巨群とはこのことかな? 

岩の上に立つと眺望が開けて燧灘や荘内半島、仁尾町方面とこれから向う七宝山系の頂が望める。

引き続き、Vol.169-3/3をご覧ください。