<Today's word>捨ててはならぬものは「義理人情」だ。
持ってはならぬは「ねたみ」で、乗ってはならないものは「口車」だ。
<Flower arrangement>
イザヤ・ベンダサンの筆名で300万部のベストセラーを放った「日本人論」の泰斗、山本七平(評論家、1991年没)さんの珠玉の名言の紹介です。
日本人は抽象的な思考は嫌いです。
中国人や韓国人は、宇宙がどうできたか、などという抽象的議論を探しても、そういう議論はない。おそらく、そんなことどっちでだっていいじゃないか、ということですわな。
徳川時代は、財テクは盛んでしたが、なぜか。「知足安分」という言葉があります。足りるを知って、分に安んずる。
オレの収入はこれで足りる。私の社会的地位はこの分に案んずる。
これを無理やり壊したのが、明治なんです。
この反対が、「立身出世」。身を立て世に出る。
庶民は、知足安分の世界に安住できていたのを、進歩的文化人がぶち壊した。そのひずみが、今出てきているのではないでしょうか。
そもそも人間が金持ちになったという印象を持つのは、他人との「差」ですからね。どんな高いブランド物を着ていても、みんながそれを着るようになると、なんかダサイということになってしまう。リッチな感じがしなくなる。つまり、金があるという意識とは、金額そのものではない。他人との差なんですよ。
一種の虚栄心ですからね。そして、この虚栄の支出は際限がない。
だから非常に危険です。
一日に6回、飯は食えないし、天下取っても二合半。千畳敷も寝るは一畳ですからね。
皆さんは、どのように感じましたか。
<新居宮池とWalking & Pottering風景から聞こえるのは…>
<This flower>ウォーキングコースに咲くマリーゴールド
菊科で春から秋まで絶え間なく咲き続ける。「マリーゴールド」とは、「聖母マリアの黄金の花」という意味で、メキシコ原産である。花壇によく植えられ、水がない状態でもなかなかしおれない、強い花だ。インドでは首飾りによく使われ、独特の臭気により除虫の働きをする。
花言葉は「常にかわいらしい」である。
<香川のみどり百選シリーズ3-⑤:五瀬山>

山名<ごぜやま>・みどり<番外>・里山の番号<53>
所在地<さぬき市>
・標高<244>M ---≫山歩き出会い<0>人・登山記帳<済>
再登山へ勝手な想い度<★★★☆☆>
さぬき市旧志度町の国道11号線天野峠の南に五瀬山はある。東西から見るとちょうど馬の背に似ているので午背山(ごぜやま)、山塊の北西の峰に石鎚神社があり、その御前にあるというので御前山(ごぜんやま)と当てたという古い記録がある。また、頂上から眼下に志度湾を始めとする、五つの入り江が見えることから、五瀬の字を当てたとも考えられる。頂上にある祠は「りゅうごんさん」と親しまれ、干ばつの年には雨乞い行事が行われていたという。頂上は360度の大パノラマで、東西に高速道路が延び、北から東にかけて志度の町並みや大串半島、津田湾が、南には霞に煙る雨滝山や大窪寺裏山の矢筈山系がしっかりと見える。志度、津田、大川、寒川、長尾がぐるっと見渡せる絶好のビューポイントだ。
JRとコトデンのレールを使い、マイチャリンコを活躍させて、徳島文理大志度校・セシール商品加工センターの近くにある五瀬山を巡った。
国道11号線の天野峠バス停の東から岡病院、老人ホーム玉浦荘に至る道に入る。
病院の左側にある狭い道を行くと玉浦荘に着き、建物を潜ると駐車場に出て一般道にぶつかる。
道の向こうに登山口の標識がある。
▼天野峠バス停、登山口
民家の裏庭に沿って広い登山道は鉄塔の側を通り、植林帯の中を登って行く。
▼送電鉄塔、登山道のakijii
広い登山道を進んで行くと山の神が奉られている。
▼山の神さんの標識、祠
標識に従い左へ落葉樹林帯の広い登山道を登って行く。
▼登山道
登山口から20分ほどで尾根のコルに出た。コルからは緩い登りを数分位で道は南へ右折すると、前方に木の鳥居が見えている。間もなく小屋掛けの神社に着いた。
引き続き、Vol.154-2/2をご覧ください。













