<Flower arrangement>
経営を上手く進めていくには「目に見える要因」と共に「目に見えない要因」が大切である。
目に見える要因とは、組織とか体制、商品とか技術、あるいは決算資料の数字など、簡単に言えば紙の上に書くことができるものだ。経営者(陣)はこの要因に心を奪われ、組織・体制を変えよう、新しいビジネスモデルで成功へと社員に指示を与えが、一方で目に見えるものだけに取り組むのでは、長期的には経営が上手くいかないことを知っておく必要がある。
目に見えない要因には、経営理念とか哲学、方針、あるいは経営者(陣)の考え方とか姿勢、さらには人格などあるが、それと同時に社員の心構え、やる気、雰囲気といったことも重要だ。
経営理念や方針は社内に浸透し切って、守られているのか、経営者(陣)の姿勢は正しいのか、社員たちは活気に満ちているか、こうした目に見えない要因をさらに強化する必要はないのか。
社員の一つひとりが明るく活気に満ちていれば、その会社の業績は必ず伸びるものである。
そして社員の表情を明るくするのは、組織や制度といった目に見える要因とともに、経営理念ややりがい、全体の雰囲気といった「目に見えない要因」がいっそう重要となるのだ。
小生の経験則で表するなら、70対30で「目に見えない要因」を大切にするべきだと思う。
<新居宮池とWalk風景から聞こえるのは>
<This flower>ウォーキングコースに咲く百日紅(さるすべり)
開花時期は7月中旬~10月中旬頃の中国原産で、約100日間ピンクの花を咲かせるのが名前の由来だ。
約3ヵ月間、夏から秋まで咲き続け、実際には一度咲いた枝先から再度芽が出てきて花をつけるため、続けているように見える。花はしわしわの形で白い花もある。幹がスベスベで、猿も登れないところから「猿滑」とも書く。
・「百日紅 ややちりがての 小野寺」与謝蕪村(よさぶそん)
・「炎天の 地上花あり 百日紅」 高浜虚子(たかはまきょし)
<香川のみどり百選シリーズ2-⑨:日山・三郎池>
山名<ひやま・さぶろういけ>
・市街地に近いみどり<16>・里山の番号<12>
所在地<高松市三谷町>
・標高<192>M ---≫山歩き出会い<19>人・登山記帳<済>
再登山へ勝手な想い度<★★★☆☆>
高松市南部の仏生山町に小日山(166m)があり、東に日山が続く。
さらに東に回れば、東小日山(90m)が稜線上に連なっている。
日山は真ん中の親を中心に西と東に子どもの山を配し、住蓮寺(じゅうれんじ)と三谷三郎池をしっかりと支え、文字通り、ここに緑のダムを形成している。平成6年夏、高松砂漠の際、降ってわいた「クレーター騒動」は記憶に新しい。仏生山公園周辺に直径4kmに及ぶ地中海があるとのニュースが駆け巡り、隕石落下による衝突孔説、はたまた火山爆発によるカルデラ説など、諸説にロマンをかき立てられた。シンボジウムやボーリング調査まで実施されたが、結果はご存じの通りであった。
日山と三郎池は、みどりと水が一体となったうるおいある風景をかもし出している。日山は、頂上からの眺望が素晴らしく、山の南側からは実相寺山・日妻山・上佐山などおむすび型の山を眺めることができ、保全活動を通じて地域のふれあいが深められていると聞く。
讃岐の有名な溜池は、満濃太郎、神内次郎、そして三谷三郎であるが、三郎池には一周約4kmの散策路があり、高松市の保健委員会が選定した「健康ウォーキングコース」の一つとなっている。
由良山を下山した後、マイチャリンコで三郎池を経由して日山へ登った。
<三郎池>
親子の竜が住んでいたと伝えられる「三谷三郎池」は、水辺空間と豊かな緑が調和した自然公園である。堤高14.2m、堤頂長392m、貯水量 1,760,000t、受益面積470haである。
池の周辺には多くの古墳群があり、昔から「三谷(みたに)の里」と呼ばれ、キリシマツツジが咲く公園は快適な芝生広場で、いこい広場には遊歩道などもあり、和やかな雰囲気が漂い、地元の人々が散策などを楽しんでいる。
▼三郎池の全景
▼竜と三郎池
▼竣工記念碑と案内板
引き続き、vol. 137-2/2をご覧ください。
















