何かがないから出来ない、何かがあるから出来ない…ではなく一工夫する。
上司の立場で見方を変えて考えてみるとか、顧客の目線で見方を変えて考えてみる。
などなど…工夫の知恵はいかほどにもある。
「親切とおせっかい」は曖昧で難しいが、今報から<○×△心地>と題して届けます。
心地とは、物や事に接した時の心の状態・気分・気持ちを言う。
天にも上る―、 生きた―がしない、住み―、夢見―などである。
自身の最近を表現し、参考になればとの想いで、しばらく掲載してみたい。
「おせっかい」が勝っていると想うのだが…、気が向いたら読んでください。
新居宮池、今朝の顔は水鳥が気持ちよさそうに泳いでいましたよ。
高松の街にも、クリスマスツリーが登場しました。
写真の場所は、丸亀町・片原町・兵庫街をつなぐガラス製のドーム。
その高さは32.2M、直径26Mの明るく開放感に溢れ、全国最大級の大きさのアーケードドームです。
ホワイトツリーに幻想的なカレイド(万華鏡)をちりばめたもので、ツリーと万華鏡の世界を楽しむ仕掛けです。
11/23に点灯式を終えて12/25まで、17:00~22:00の間が楽しむ事ができます。
12月中旬には点灯している写真を掲載する予定です。
<○×△心地:存在意義は何ですか?>
社会がその企業を必要としなくなる時、企業は衰退し消滅に向かう。
「我が社は何のために存在するのか」? 道標を見失った企業が永続することは難しい。
衰退を避けるための奇策はない。地道でも自らの存在意義を問い直し続ける必要がある。
YKKの事例を紹介する。
1.野戦の一刀流(吉田忠雄創業者の言葉)
人は「野戦の一刀流」で大きな力を身につけることができる。
仕事には「野戦の一刀流」が大事である。
道場の達人よりも、野戦を経験した者の方が複雑な現実に臨機応変に対応できるという
考え方だ。
2.善の循環(創業者の精神)
他人の利益を図らずして自らの繁栄はないという考え方だ。
1973年に発生した石油ショック時で対応で、あらゆるモノが高騰したにも関わらず、創業者は自社製品の値上げを許さなかった。取引先からの信頼獲得につながり、YKKがさらなる飛躍を遂げる一助となった。
3.会社が緩んでいる、危機感を新たにした。(2代目、吉田忠裕社長)
2007年に欧州でファスナーや関連機器の価格カルテルに問われ、約245億円の制裁金が科せられ、更に2008年には国内で建材の耐火性能偽装が発覚し、社会から厳しく指弾された。2008年は奇しくも、創業者の生誕100年目に当たったが、記念行事は控えざるを得なくなった。
「他人の利益を図らずして自らの繁栄はない」というYKKの精神を社員が理解していれば、自分たちの利益を優先させようとして起きた不祥事は本来あり得ない。
4.全役員を「語り部」へ
総勢36人の役員全員に「語り部」としての役割を義務付けた。
役員は自らの経験に照らし合わせながら、創業者が訴え続けてきたYKKの精神を語る。
主だった事業所では毎週のように場が設けられている。
--今報了--







