くすのきしげのりさんの絵本は、しっとりほっこり、胸に響きます。
『「あ・そ・ぼ」やで!』
転入生の女の子と男の子の友情の話。
「優しい」ってことは、人の憂いや痛みが分かることだと、作者は語ります。
新学期におすすめかな?
雨がひとつのキーワードなので、梅雨時期でもいいかもしれませんね。
やさしい絵の描き手は、マンガ家の こうの史代さん。
漫画『神戸在住』、
広島原爆について描いた『夕凪の街、桜の国』(文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞、手塚治虫文化賞新生賞受賞作品)など。
絵本ナビ『「あ・そ・ぼ」やで!』
『ええことするのはええもんや』
ある夏の日に、男の子は、故障した電動車椅子に乗ったおじさんと出会います。
好意で押し始めた車椅子。
クラスメイトやまわりの大人たちが褒めちぎる中、汗だくで押す車椅子。
暑い中、誰のために、何のために押すのか。
ほんとの思いやり、ほんとのボランティア精神、ほんとの「ええこと」とは?
リアルです!!
絵本ナビ『ええことするのはええもんや』