「装甲騎兵ボトムズ」です。
舞台となるのはアストラギウス銀河と呼ばれる架空の宇宙ですが、出てくるのはなぜか人類そっくりそのままです。そういった意味ではスターウォーズの背景と似ています。主人公の属するギルガメス星域とバララント星域の両陣営が同銀河を二分して百年戦争を繰り広げています。主人公の乗るロボット兵器はAT（アーマードトルーパー）と呼ばれ、物語のほとんどは、このATが疾走する惑星や衛星の地上ばかりで描かれます。
主人公が乗る母艦さえ存在しません。よってこの作品に登場する宇宙戦艦は、他の作品と比べ際立って完全な脇役です。もともとこの作品はヤマトやガンダムなどと比べ情報が少ないのに、宇宙戦艦はそんな扱いだから情報がさらに少ないです。
そんな事情ですが、集められた情報で宇宙戦艦を見ていきましょう。
画像が荒くてゴメンなさい。
まずは敵陣営のバララント星域軍の艦艇です。
バララント星域軍宇宙戦艦
爬虫類か昆虫みたいな極めて生物的なフォルムです
まるで触覚のように見えるものまであります
実はこの作品に登場する全艦艇の中で密かに一番気に入ってます
紫色に統一されたカラーリングもグッドです
レスリアン級宇宙戦艦と言うらしい
バララント星域軍宇宙小型艦
次はギルガメス星域軍です。
こちらの陣営の宇宙戦艦は、バララント側の丸みを帯びた艦型と対極的に、直線が多用されたデザインです。
ギルガメス星域軍オノバー級宇宙戦艦
ギルガメス星域軍宇宙小型艦
なんか潜水艦っぼいな…
ギルガメス星域軍宇宙戦闘母艦
ギルガメス星域軍退役宇宙戦艦テルタイン
第1話に登場 戦艦バウンドット？
多分ギルガメス軍陣営の艦 艦種名不明
これは第30話の前後でキリコの乗ってた謎多い艦
作中のこの艦を見張るギルガメス軍士官の「級はゲル級です」「巡洋艦か…」のセリフで艦種はわかります
しかし全体像のわかり難い艦でした
ギルガメス星域軍は、一応、主人公が属する味方の陣営ですが、とかくこの作品は陰謀、裏切り蠢めいており、味方さえ味方がどうかわからないところがありますが…。
物語を通して明るい雰囲気は少なく、いつも重たい空気に包まれています。
現代では失われた硬派なSFアニメ作品です。