助産師の山本晶子です。
布おむつを挫折する人の多くは
「がんばりすぎ?」なのではないかと思う。
そういう私も、がんばりすぎな初産婦だったように思います。
私は34週3日で娘を産み、
生後9日目、修正35週5日で退院させました。
家に帰ってすぐに布おむつをスタート。
でも、そのときの私、ひどい貧血・・・。
それでも、「やってみたい」気持ちが強かったんだと思います。
産後1ヶ月健診まで出かけることもないから
24時間布おむつ生活。
次第に、紙おむつを使うことに
「罪悪感」を抱くようになってしまいました。
「あ~、こんなに紙おむつ使っちゃった」っておもったり。
↑こんなにって3枚くらいだったりする。
いやいや、すごくがんばってるよ、
貧血の中、
授乳して、搾乳して、ミルクあげて。
沐浴も一人で全部やって。(←手伝いどころか、誰も見にもこない)
まあ、家事は一切しなかったけどね。
赤ちゃんのことは、一人でやっちゃってた。
毎日、寝不足だったけど、
おむつを洗ってる時が「おかあさんになったんだな~」なんて、
酔いしれるときでもありました。
今ならもっと手を抜いて、楽しくやるだろうな~と
振り返ります。
一日に使う枚数を決めてしまうとか。
夜間と午前中は紙おむつ!と決めておくとか。
午前中なんか、毎日眠くて眠くて~。
それで、おむつ洗っても楽しくは・・・ない。
とにかく、物足りない位のスタートがちょうどよい。。
生後5ヶ月の夏に、おむつかぶれがあって
それをきっかけに、夜間紙おむつにしたら
だいぶ楽になった気がします(笑)
さつきちゃん、教えてくれてありがとー!
育児って、大変なこと山ほどあると思うんです。
その中で楽しみとか喜びとかを見つけられたら、
大変だけど、、、幸せ!ってなるのかなって。
だから、おむつで頑張りすぎる必要もないし、
布おむつを使うことを通して、喜びとか楽しさとかを
発見できたから、私は「やってよかった!!」って
今、思えてるんだとおもうのです。
一番のメリットは経済面とか言ってしまいましたが、
それ以外にも布おむつを通して得たものは大きかったと
思うので、それも書いていきますね!