魅力学やビジネスマナーの研修では、
よく言葉の重要性をお伝えします。
研修先では
丁寧語や、尊敬語など
なかなか使い分けができないと
ご相談を受けたりします。
もちろん、必要な場所で、きちんと敬語を
使えることは大切ですが、
わたしは、そんな事より
大切なことがあると思っています。
それは、日々使っている言葉が
ありがとう、うれしい、楽しいなどの
人を元気にしたり、自分自身がやる気になれる
プラス言葉
なのか
つかれた、もう無理、悪口陰口、
不平不満などの人の元気を失くしたり、
自分自身のやる気が無くなる
マイナス言葉
なのかということです。
人は一日に、約6万語の言葉を使うと
言われています
それは、口に出す言葉だけでなく、
頭の中で描く
『ん？」とか「え？」とかも含めて。
そんな、一日に約6万語、３６５日つかう
言葉が、プラス言葉が多いのか、
マイナス言葉が多いのかで
人生は大きく変わります
毎日つかう言葉は思考（考え方）に連動して、
思考（考えたこと）はその人の行動を決めると
言われています。
ビジネスマナーの世界では、
お客様に何かお願いされた時に、
「わかりました」を
「はい、承知しました」と
習います。
わたし達も、ホテルでの接客や、
飲食店でのお客様とのやりとりで
日頃、よく使う言葉です。
ただ、わたしがいつも感動している
「はい、承知しました」
より最上級の魔法の言葉を
お伝えしたいと思います。
それは
「はい！もちろんです」
という言葉です。
何気ない言葉ですが、例えばよくある場面、
「写真を撮ってもらえますか？」とか
「お冷のお代わりをいただけますか？」
などは、わたし達の、カフェや
フルーツパーラー、派遣先の結婚式会場でも
よくお客様に言われる言葉。
その際、もちろん
「はい、承知しました」
でも間違いではありません。
ただ、
「はい、もちろんでございます」
と言われたら、
どう感じるでしょうか？
わたしが、もう20年近く通っている
美容室のオーナーは
仕事の関係で、時間を変更してほしい
とか、日にちを変更してほしい、
なんて無理なお願いに対して、いつも
「はい、もちろんです！
何時にしましょうか？」
と即答してくれます。
申し訳ないなぁと思いながら、
連絡するわたしに、毎回嫌な
態度を一切しないどころか、
「もちろん、大丈夫！」
そんな言葉をもらえたら、
他の美容室には絶対いけません
魔法の言葉は、
相手をしあわせにしてくれます。
わたしも、そんな言葉を自然に
使える人になりたいなと思います。
