新年明けましておめでとうございます。今年もどうぞ宜しくお願い致します。私は昨日より義理の姉夫妻が住む名古屋に来ております。 家族揃ってお正月休みはずっとこちらで過ごす予定です。クリニックの診療は4日からです。

 今日は「不自然な手術」について考えてみたいと思います。先日雑誌でとある俳優さんを拝見したところ、鼻にプロテーゼを挿入していることがはっきりとわかる状態になっていてビックリしました。元々充分美しいお顔なのに、どうしてこんな不自然な手術をしてしまったのだろう?と思うくらいの変化で、お顔を見るともう目が鼻筋に釘付けになってしまうのです。

 その方の場合、かなり高いプロテーゼを使用しているのですが、しかもそのプロテーゼが細いタイプなのです。ある程度高くするときには、幅が広めのプロテーゼを使用した方が自然で、逆に細い鼻筋にしたい時には低めのプロテーゼを使用した方が自然なのです。

 フェイスリフトの手術も、「シワの一本も無い位に引っ張って欲しい」と希望する方もいらっしゃいますが、それでは表情も作れなくなってしまいます。フェイスリフトはあくまでもたるみ取りであって、シワ取りではありません。シワ取りはボトックスやヒアルロン酸・レディエッセの注入で行うべきです。

 私は「いかにも整形しました」という不自然なお顔にするのがイヤなので、あくまでも自然で美しい状態に仕上がるように心掛けて手術を行っております。極力患者様のご要望に応えるようにしていますので、「ガッツリ変わりたい!!」という患者様に対してはかなり変化の出る手術も行いますが、患者様の希望があまりにも私の美的センスとかけ離れている場合は、手術をお断りする場合もございます。

 美容外科医にとっての患者様はある意味で「作品」なので、「私の自信作です」と言えないような手術はなるべく行いたくないのですよ。幸い私のクリニックにお見えになる患者様は、「手術したと一目でわかるような変化ではなく、さりげなくきれいになりたい」という方がほとんどですので、私としては嬉しい限りです。

 年末にいらした患者様にワインを頂きました。

 どうもありがとうございました。

当院ホームページはhttp://www.akiko-clinic.com です。

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