フォト俳句1480花いかだ微笑のやうな揺れをもち 明弘桜の花びらが散ってゆく。あるものは遠くへ、あるものは近くの水辺に。水辺に散った花びらはやがて岸辺に寄っていく。その集まった花びらが筏(いかだ)よようになって、新たな美しさを凝縮する。時折、さざなみに微笑むように揺れながら。