次世代オンラインゲームへの思索と邂逅
アラン・ブラフォードの「OnlineGame 2.0」論
http://watch.impress.co.jp/game%2Fdocs/20061010/online04.htm
TGSとかWeb2.0的アプローチ自体はさして面白いとは思わないんだけど(この辺は編集側の意向もあるだろうし)、外国人がこれだけの日本語とディープな思索・解説ができることに驚いた。
他の3投稿も読んでみると良いです。
特に面白かったのはこれ。
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■筆者プロフィール■
アラン・ブラフォード(日本在住)。コンピュータ関連カレッジ卒業後、大手電機メーカでエンジニア、研究開発を経て、オンラインゲーム関連ビジネスに身を置く。学生時代サークルの仲間とトランプゲームを研究したことがある。54枚+αの限られたカードによって、さまざまな遊び方ができる。今日の MMORPGはカードデザインの違うババ抜きしか存在しない。
デザインではなく遊ばせ方に着目してほしい。デザインを変えてもユーザーがババを引くことの繰り返しにならぬよう。
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ゲーム研究者であれば、この「カード絵の違うババ抜き」問題は当然気がつくべきことだけど、ゲームの周辺の気配りと、この問題を両方語っているのが好感。