コロナで老人ホームの面談が禁止になり
実際に会えなくなった父親にリモート面談のあと、
絵てがみを描きました。

子供の頃は厳しかった父親が、
鬼のように見えていた時期もありました(笑)。

まあ、昭和のたたきあげの経営者の父親なので
色々と厳しい&理不尽な面で、
そう感じたんだと思います。

しかし、気が付けばずいぶん月日も経ちました。

今では父親も90歳です。

まあ年もとってあのころの鬼は
ちょっと可愛い(?)、
弱々しいおじいいちゃんになった感じです。

だから、どこか子供を見るような目で父親を
見るようになっている自分がいます。
そして、いつのまにか、あの頃の鬼(?)を
愛しく感じるようにまでなっていました…。

でも、まあ、そんな風に思えるのは
私が、次男という立場だったからなのかもしれないなあとも思うのです。
 
というのは
兄に言わせたら、
そんな甘い人でないぞ!と…、怒られそうな気もします。

まあ、兄がまだまだ許せないことがあるのは
長男と次男という兄弟の立場の違いなのだろう とも思うのです。

私よりはるかに、兄のほうが、
父親からの多くの期待やプレッシャーを受け、
また父親の理想に添わない部分の怒りを受け、
我慢してきたことも多かったのだとも思う。
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しかし色々とあったが父親も含め、
それぞれが結局は別々の会社経営をしながらも
兄弟3人(妹も)わりと仲良くやってきたほうだとも思う。

(幼いころよりも、年老いてからの仲のほうが
実に大切だとも 私は思うのです。)
 
変わらない愛しさをずっとだれもにもっていたいと思う。
でも、それは簡単そうで難しいことだとも思う。

そして、その鍵は

父親の世代の痛みを理解し、解明し、
その痛みの解明と理解を
次の世代に伝え
次の世代がまた理解し、解明し・・・
を、繰り返す先に必ず答えはあると思うのです。
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まあ、そんな想いで起業したわけですが、
もうすぐ30年にもなる&
いまだに模索は続いている・・・。

だれもが自分自身でその鍵を見つけなければならない。
でもそれは 想像以上に単純で
想像以上に難しいのだ とも思います・・・・・・・・・・・・・
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まあ、
ナチュラルキッチンめだかで
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