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猫の病気"尿路結石"

 

猫飼いさんなら一度は聞いたことのある"尿路結石"という病気。

猫の病気の中でも割合が多く、特に男の子に多く見られる病気です凝視

猫の男の子の尿道はとても狭く、結石ができた場合詰まり易いため"おしっこが出ない""少量しかでない"といった排尿障害を引き起こします。

 

我が家の猫は計4匹のうち3匹が男の子で、そのうち2匹が尿路結石になりましたアセアセ



小豆(茶白猫)が発症


2022年10月15日

いつもと変わらず食欲もあり、元気に遊んでいました。

夜9時半ころトイレに何回も出入りし、姿勢はとるも一滴も出ていない…猫の尿が出なくなる危険性は知っていたため夜間救急に駆け込みました。

結果、尿路結石の影響で尿路閉塞という危険なケースで、

処置が遅れると尿毒症急性腎不全を発症、最悪の場合命にかかわります。

処置室に連れていかれた小豆を見送り、待合室で待っていると小豆の悲痛な叫びが聞こえてきて胸が締め付けられました。

今回は尿が溜まりきる前にカテーテル治療で尿道閉塞を解除できたため、併発していた膀胱炎の投薬のみで済みました。

(医療費は、夜間救急でさらにカテーテル治療を施したため約9万円かかりました)

その後、いつも行く先生に再度見てもらい、兄妹全員尿路結石予防フードにした方がいいとのことでフードを変え、小豆も再発することなく生活していました。

 

あんこ(サバ白猫)が発症


2024年2月23日におしっこはするものの量が少なく、翌日朝一番で病院に行っていました。

その際先生からは

 

"膀胱に結石用のものが確認できますが今詰まっているわけではないです。

おしっこ出ずらいのは膀胱炎だね

今食べている予防フードを続けて、抗生物質を飲ませてください"

 

と言われ薬を受け取り、その日から抗生物質を飲ませて様子を見ていました。

おしっこは出るようになり安心していました。

 

2024年3月13日、20時過ぎにあんこのおしっこが出なくなりました。

夜でしたが近くに21時までやっている動物病院がありそこに行ったところ、

 

"尿は溜まっているが、押しても出ないので詰まっている可能性がある

カテーテルで尿道の洗浄と検査をします"

 

とのことで、処置室に連れていかれました。

小豆同様、待合室にまで響く悲痛な叫び…私は仕事で不在だったため母が付き添っていましたが母も胸が締め付けられたと言っていました。

結果、ストロバイト結石でした。

あんこも幸い、発見から処置が早く合併症を引き起こさなかったので大事には至りませんでした。

 

尿路結石と体質

あんこが発症した際、先生から"血縁関係があるなら、みんな体質的になりやすい可能性が高いから今後注意が必要"と言われました。

やはり、猫がなりやすい病気ではあるものの、体質的になりやすい子、なりにくい子がいるようで、我が家では4頭中2頭が尿路結石を発症したため、血縁関係のある大福(キジ白、男の子)わらび(麦わら猫、女の子)も体質的に発症しやすい可能性が大きいということでした。

そして、獣医師指導の下4頭全員療養食に切り替えになりました。

 

その後...

 

我が家は奇跡的にどちらも早期発見、早期治療のおかげで今でも元気に暮らしていますが、発見が遅れて入院治療や腎臓病発症してしまい苦しい治療生活を送っている子、亡くなってしまう子が多いのが、下部尿路疾患ですガーン

猫にとってかなり身近な病気ですが、重症化しやすい病気で恐ろしい病気の一つになります。

 

特に多頭飼いしている場合誰がおしっこをしていて誰がしていないのか把握しにくいため、発見が遅れることが多いようです。

ちょうどあんこを病院に連れて行った際、尿毒症を発症し入院中で容体がよくない子がいると先生から聞かされましたタラー

 

小豆(茶白、男の子)の尿路結石を発見できたのは本当にたまたまでしたグッ

寝る前に洗濯物を畳んでいたら、目の前で小豆がトイレを出たり入ったりしていたので発見できましたが、もしもう少し早く洗濯物を畳み寝ていたら…翌日も仕事だったため朝バタバタしていて気が付かなかったら…ガーン

と考えると、本当にあの時気が付いてよかったと思います。

そして、あんこの時も小豆の経験から家族が敏感になっていて"ん?あんこおかしくない?"と早期に気が付けました。

早期発見したおかげで、療養食になりおやつ禁止だけど毎日元気に生活できていますキラキラ

 

そして、これからも元気に過ごしていけるように毎日のボディーチェックや行動観察を入念に行っていきます⭐️