統合　ワンネス　ガラスの仮面『紅天女』の感動の舞台

みなさま
ガラスの仮面、
ご存知でしょうか

リアルタイムでも
そうじゃなくても
昭和に大ヒットした
美内すずえ先生ガラスの仮面

その中に
「紅天女」といいう作品が出てきます

その

「紅天女」のオペラ鑑賞会に

草場一壽さんにご招待いただきまして
渋谷のオーチャードホールに行ってきました

千秋楽です

美内すずえ先生とは
草場大将を通じて
何度かお目にかかっていて

美内先生のガラスの仮面とともに
昭和世代の女子にとっては
神さまみたいなものなのです

草場泉花ちゃん〔草場工房社長〕

草場一壽さん〔大将〕

美内すずえさん

私

その美内すずえ先生が
台本、脚本、演出すべてを手がける

紅天女をオペラに仕上げた
大変な大掛かりな舞台でした

テーマは
統合

あらすじ

南北朝の時代、国は二つに分かれて争い、天変地異が続き人心は乱れている。南朝の帝は天女の像を作り、世を鎮めようと仏師を探させる。見出された仏師・一真は逃走するがやがて天命を知り、天女像を作るため梅の木を探し歩く道中、誤って谷底へ。記憶を失った一真は不思議な娘・阿古夜に助けられ、紅谷の村に身を寄せる…。世の乱れを嘆く精霊達、南北朝の人びとの想いが渦巻く中、愛し合う阿古夜と一真の魂が、一つの運命に結びつけられてゆく。

隠と陽
対極するものは
すべてひとつである
そこに存在するのは愛のみ

この身体
どこをとっても自分で作ったものなど
ひとつもなく

大切な神さまからのいただきものである
けして粗末にしてはいけない

もちろん、人のこととて同じこと

なのに
人は争い
傷つけ合い
裏切りと
愚かなこと

どんなに対極するものがあっても
そこには愛しかない

隠と陽がひとつになり
また新たな命を生み出していく

この世の摂理

男女の愛
親子の愛
愛しい人を思うとき
人は人になっていく

神と人ともまた
対極にあるが

極の端と端が
繋がっていくとき
世界はひとつになっていく

梅の花の精霊と
ひとりの仏師〔仏を彫る人〕との物語ですが

いくつもの
テーマが織り込まれ

すべては愛という
壮大な感動がおしよせ

幕を閉じました