お久しぶりです。

昨日、Yahoo!のトップで20代後半で胃がんを申告されて今までは将来を見ながら仕事や交流に励んで生活していた男性がガンの宣告により、描いてきた未来がが変わってしまい、戸惑い絶望していたところ心療内科の先生に「あなたは病気にならなければ良かったと思いますか?」と質問されていたのがとても印象に残り本日、ブログを書きました。

私も病気にならなければ、こんなに毎日悩むことも光や外に感じる嫌悪感もなく綺麗な景色はキレイだと素直に思えるんだろう、将来に抱える不安もここまでではなかったのかなと思いますが、先の質問について考えてみると

確かに病気にならなかったら、上記のような思いをすることはなかったかもしれませんが、もっと何も考えずに自己中になっていたかもしれません。

この病気を抱えているからこそ、人それぞれ違う悩みを抱えていてそれは決して外、外見や一緒に過ごしているだけでは判断できないし、困っている時に助けられて感じる人の優しさ、家族の思いにももっと鈍感になっていたかもしれません。

また、病気を知った次の月から海外留学に1年行っていましたが、病気を知らなければあそこまで真剣に英語にも向き合ってなかったかもしれません。
ただ目が見えなくなる私に何が残る、今何ができるのだろうという思いを抱えながら過ごしているからこそ
毎日変わらずにまだ目が見えて生活ができているということが貴重に愛おしく感じられるのかもしれません。