舞台「仁義なき戦い」
Aキャストの千穐楽終わりました!!!
1ヶ月半のことを書こうと思ったら長すぎたので、まずは本番のこと。
ほんっとうに、心から楽しくて、今までで一番生きてる感じがして、終わってしまう今、本当に寂しいです。
ゆいはんさんをはじめ、本当に全員がそれぞれのやり方で突き詰めて、みんなで作り上げたなって本当に感じます。全員のことが心から大好きになりました。
稽古を始めて1ヶ月半。本番が始まってからは特に、ずっと一緒にいたから、今まで関わりなかった方とも仲良くなったり、毎日同じ台詞を言って、でも毎日少しずつ違って、遊び心も増えてきて、今日はどうする?って話してたのに。
今日はもうなくて、さみしくてさみしくてさみしいです。あんまりこんなこと言ってもかわいいキャラじゃないから重いだけなんですけども、本当に私の中の比重って言うのかな、相当大きかったみたいで、達成感はもちろんあるけど、喪失感の方が大きいな今は。
でもそれは、やりきれた実感があるからなんだと思います。でも、さみしいものは寂しくて、打ち上げでずっとさみしいって言ってました。
正直、そんな風になるくらい仲良くなるとは思っていなかったというか、仕事として終えるのかなって思ってたから、本当に家族みたいというか、一体感が生まれたことに驚いてます。会いたくてたまりません。でも、そういう、期間限定なのがまた舞台の醍醐味ですよね。でもさみしい。この葛藤の繰り返しです。
そして、神原精一という役は、これから先きっとわすれることないだろうな。
改めて、この役でこの舞台に立てたことが嬉しかった。
神原って、裏切りったり、罠にはめたり、本当にどうしようもないやつで。観た方はきっと、ひどいやつだって思うだろうし、思ってもらうことが本望なのだけれど、私は神原の味方でないといけないと思って生きました。
なんでこうしたんだろうを紐解くと、実に簡単なことで、ただ、生きることに必死で、だから逃げるし、だから裏切るし、だからはめる。そういうところは私は、人間臭くて好きなんですよね。
神原の悪行って、実は、悪意ないんですよ全部。嵌めてやろう、貶めてやろうというよりも、自分が生き抜くためにしてることだから、何も、裏切りたくてやったわけじゃないんですよ。
戦後の世の中を、そうやって生き抜こうとした男なんですよね。
だからわたしは嫌えないです。
個人的には、メンバーや観に来てくれた女の子たちが惚れたって言ってもらえたのが嬉しかったなあ。そういう引っかかったら危ないチャラい男が目標だったので、嬉しかったですね。かっこよかったよって言葉も相当嬉しかった。
全てのキャストの、全ての役がハマってたし、大好きで、Bはどんなのかなってたのしみ。
さっき用事があって博多座に行ったのだけれど、また全然違ったものになりそうで、楽しみです!早く観に行きたい!!!
それからレヴューも!!!
あんみつ姫さん、絶対行きたいです!!打ち上げでプレゼントもくださりまして。とまとママも、本当に優しくて温かい方。大好きです。
本当に、観に来てくださった、全ての皆様に感謝。
そして、監督、博多座さん、あんみつ姫さんをはじめ、関わってくださった全てのスタッフさん、大人の方々に心から感謝します。
わたしはやっぱり芝居が好きで、芝居がしたいんだなと再確認した舞台でした。
いい経験になっただけで済まさず、次につながるように。学んだことを殺さず、また頑張りたいと思います!
本当に、本当に、ありがとうございました!!!
Bもおたのしみに!!!