易経一日一言をBlogで読めるようにして欲しい、
FBをやっていない人は見られないと連絡がありました。​​
​今日からBlogにも書きます。​​



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易経一日一言は 8月20~24日の5日分です。
※易経一日一言を一年間通して読まれれば、
易経に書かれているおおよその内容を把握出来ます。

☆本当は一日一言は毎日投稿した方が良いのですが、
出張や資料作りに追われていて、数日分を纏めてUPします。
 
~帝王学の書~8月20日の『易経一日一言』(致知出版社)

 ☆力小にして任重ければ☆
 
徳薄くして位尊く、知小にして謀(はかりごと)大に、
力小にして任重ければ、及ばざること鮮(すくな)し。
                (繋辞下伝)
 
道徳が薄くて地位だけが高く、少しの智慧で大業を起こし、
力が小さいのに責任が重ければ、
たいてい禍(わざわい)が及ぶものである。
及ばないのは稀であるといっている。
 
これは、国家でいえば大臣、
会社組織でいえば重役の位置にある人についての言葉である。
知(智慧)仁(徳)勇(力量)の徳は、
どれ一つ欠けても任務を負えない必需の徳である。
 
 
 
 
~帝王学の書~8月21日の『易経一日一言』(致知出版社)

 ☆時と呼吸を合わせる☆
 
小畜(しょうちく)は、亨(とお)る。
密雲あれど雨ふらず。 (風天小畜)
 
空に黒い密雲が広がって、やがて大雨になる。
しかし風が吹いて雲の力を和らげて未だ雨が降らない。
 
実行している計画が小さな障害で止められると
焦れったく、イライラするが、
障害がある場合は、一呼吸おくことが大切であり、
無理に進めてはならない。
 
心の柔軟さをもって時を静観し、間合いをとりながら、
今一度力を蓄え、最良の時機を見極めることを教える言葉である。
 
 
 
 
~帝王学の書~8月22日の『易経一日一言』(致知出版社)

 ☆改革の時期を探る☆
 
革は、已日(いじつ)にしてすなわち孚(まこと)とせらる。
              (沢火革)
 
沢火革(たくかかく)の「革」は変革・改革・革命。
「已日」とは半ばを過ぎた頃をいう。
 
改革・変革をするには、古い体制による弊害が及び、
その盛りが過ぎた頃の適切な時期に行うのがよい。
それならば人々の信任が得られる。
 
先見の明があれば、早い段階から改革の必要性を察するが、
かといって弊害が及ぶ前にと焦っても、
時が至らなければ改革は成り立たないものである。
 
 
 
 
~帝王学の書~8月23日の『易経一日一言』(致知出版社)

 ☆険にして且つ枕す☆
 
来るも之(ゆ)くも坎坎(かんかん)たり。
険にして且(か)つ枕(ちん)す
              (坎為水)
 
「来るも之くも坎坎たり」とは、
進むも退くも穴に陥るような険難に囲まれている時を表す。
 
このような険難に直面していることを理解しようとせず、
身が危うくなっていることに気づかないまま安眠しているようでは、
ついに脱することのできない深い穴に陥ってしまう。
 
険難の時を決して侮ってはならないという注意を
喚起している言葉である。
 
 
 
 
~帝王学の書~8月24日の『易経一日一言』(致知出版社)

  ☆危機に備える☆
 
臨(りん)は、元(おお)いに亨(とお)りて貞(ただ)しきに利(よ)ろし。
八月に至れば凶あらん。  (地澤臨)
 
地澤臨(ちたくりん)は旧暦の十二月、新暦の一月に配当されている卦(か)。
これから新しく陽気が大いに伸びゆく時期である。
 
しかし、陽気が盛んになれば、やがて衰える。
それが「八月に至れば凶あらん」ということ。
 
これは危機管理についていっている言葉。
これから伸びゆこうとする時に、
すでに衰退に備えておかなくてはならないということ。
何かあってから対処するのでは遅すぎる。
 
        ​『易経一日一言』(致知出版社)​​​​​



ジャコメッティ 歩く男




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​【陰陽は変幻自在~内面の葛藤が成長させる】​


陰陽は変幻自在です。
一つのものを陰の面と陽の面に
便宜的に分けて考えてみようという。
 
陰と陽はひとつのもの。
つねに対立しあい、対になって作用し、
そこからあらゆる変化が生じます。
 
夜があるから昼がある
男と女、静と動、不在と存在。
一年は冬から夏へと向かい
夏はまた冬へと向かい
春夏秋冬がめぐります。
 
陰陽は変化して循環し、
交ざり合い、新たに生み、進化します。
男女が交わって、新しい生命が誕生します。
 
人は正と邪の内面の葛藤があって
精神的成長ができます。

 
       ​​『超訳 易経 陽』赤本より​



    ☆   ★   ☆
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【なぜ龍は雲とともにいなければならないか】 

龍の陽の力であるリーダーシップ力は、
強い力を発揮して物事を主導し、推進していくので、
その華々しい活躍をみると、私たちはどうしても
陰よりも陽が勝っている、優れていると思いがちです。
しかし、龍には雲がいなければ、その能力は生かされません。
 
また、自らがリーダーシップ力を発揮するのにも
「陰の力」が必要です。
陰がきっかけになって陽の力を引き出し、
変化を起こしていくのです。
 
誰もが陰と陽の両方を備えています。
しかし誰もが龍になれるわけではありません。
確乎不抜の志を打ち立てた時、
はじめて龍として出発するのです。
 
世の中を変革する力は
必ず下から伸びてくると、易経は教えています。
 
そして龍にとって大切なことは、
自分の優秀さに甘んじないことです。
その力がなぜ与えられているのか。
それは、世の中の役に立つためであり、
世の中をより良くするためです。
 
龍は個人の幸せのためだけに
その力を使ってはならない、と教えています。
 
      ​ ​『超訳 易経 陰』青本より​
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第1回博多易経リアル会場は満席です が、​オンラインは余裕があります。
​​どなたでも参加可能なハイブリッド易経講座❤

博多易経セミナー第1回「龍の物語」(乾為天)
令和5年10月6日(金)14時~17時
会場:ホテルクリオコート博多



https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSd5Cq9qPGFuU-GGtrwhP6GnLkX1f_ZFFCEb8tKPR_H-3Rpd6g/viewform

​箕浦 雅子(主催者):​

竹村亞希子先生(易経研究家)の講座が博多で始まります(⋈◍>◡<◍)。✧♡
リアル講座は何年もキャンセル待ちが続いているほどの大人気講師!!

先生は古代の叡智を現代に分かりやすく伝えてくださる方です。
今回は易経を初めて聞かれる方のために、一番わかりやすい「龍の物語」をテーマにお話しくださいます。

先生のお話は何といってもリアルで聞くのが一番!!。
ここ3年は泣く泣くオンラインで我慢していましたが、やっぱりリアルがいい~!!
ぜひ博多に来てほしいと先生に懇願。やっと念願が叶いました!

易経って難しい・・・とお思いの方は目から鱗( ゚Д゚)!間違いなし!
先生曰く、易しくて簡単♡っと。
易経を学べば怖いものが無くなったと多くの経営者から厚い信頼を寄せられる亞希子先生。

「君子占わず」占わなくても出処進退がわかるという易経は人生に必須と思っている学びです(^^♪
皆様ぜひ会場に足をお運びください💛

​※ちなみに易経は占いの講座ではありません。​
リアル会場は先着50名限定です。お早めにお申し込みください。

・会場で参加(1人)10,000円
・会場参加(2名ペアチケット)18,000円
・webで参加(1人)8,000円
​​​​https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSd5Cq9qPGFuU-GGtrwhP6GnLkX1f_ZFFCEb8tKPR_H-3Rpd6g/viewform​​​​​​​​​​​​



 

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​​​​5月14日に名古屋で開催したWBC栗山英樹監督との「易経対談」の際、
監督が拙著3冊の推薦をしてくれました。




推薦帯付きの本


★もし新しい推薦帯付きをお求めの場合は、
新泉社と実業之日本社のそれぞれの出版社に申し込むか、
書店に新しい帯でと注文をされるようにお願いいたします。​​

『超訳 易経』赤本・青本(新泉社)
https://www.amazon.co.jp/dp/478772004X/
https://www.amazon.co.jp/dp/478772018X/




『春の来ない冬はない』(実業の日本社)
https://www.amazon.co.jp/dp/4408339245
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​2023年5月13日の栗山監督との易経対談​​​ にご参加の皆さまへ。​​​

​ありがとうございました❣​​

受講者さんは教室が212名、オンラインが267名でした。

栗山監督との易経対談のテーマは「陰は陽を引き出す」。
「陽の集団」を一つにまとめあげるには~
~WBC侍たちは「陽の集団」~易経の教える「陰の力」

感謝❣感謝❣です。




​司会の渡邊晶子さん・栗山英樹監督・亞​​​​​​​​​​






WBC記念!

栗山監督サイン入り記念グッズを頂きました❤ 感謝‼


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