現在、私は、生命保険商品を活用した将来の私的年金の積立てを積極的にご提案しています。
少子高齢化・長寿化の傾向がますます高まることで、厚生年金などの公的年金の給付水準が将来的に低下すると考えているからです。
金融業界、生命保険業界に携わっている立場として、老後のライフプランの一端をしっかりとサポートすることはお客様への義務だと思っています。
私的年金を積立てた人とそうでない人とでは老後の生活に大きな差がついてしまうと思っています。
なので積極的に勧めています。
生命保険商品でいえば、例えば、ドル建て終身保険、変額個人年金などが該当します。
その他の金融商品では、NISAを活用した投資信託などです。
そこで必ず話題になるのは、月々積立てるのか、1年分をまとめて積立てるのかということです。
私は月々定額の積立てをお勧めしています。
その理由は、ドルコスト平均法という手法を活用することで、リスクを抑制することができるからです。
少し解説します。
ある株式を株価が上がっても下がっても毎月10,000円ずつ買っていき、5か月継続したとします。
そのプロセスが以下のようであったとしましょう。
① 投資金額:10,000円 株価:100円 購入株数:100株
② 投資金額:10,000円 株価:80円 購入株数:125株
③ 投資金額:10,000円 株価:125円 購入株数:80株
④ 投資金額:10,000円 株価:80円 購入株数:125株
⑤ 投資金額:10,000円 株価:125円 購入株数:80株
決算 投資金額:50,000円 株価:100円 購入株数:510株
⇒ 資産:51,000円(100円×510株)
株価は上がったり下がったりしますが、毎月定額の投資をした結果の差益は+1,000円となりました。1回にまとめて50,000円の投資をするよりもリスクが低くなりますね(リターンも低いですが)。
※あくまでも考え方を示した一例です。
このように、値動きのある商品を一定の金額で継続して購入し、 価格変動リスクを分散する方法を、「ドルコスト平均法」といいます。
今あるまとまったストック(貯蓄)を別のところで運用し増やすという目的の場合には、一気に資産を移しかえるのも一つの選択ではあります。
でも毎月の収入の一部を長期に渡って積立てて資産形成をしていくという場合には、このドルコスト平均法を活用した月々定額積立てをお勧めしています。
銀行引落しなどのシステムを利用することで自動化できお客様の手間はありません。
コツコツと、しかし確実に私的年金を積み立てられます。
ご関心のある方はお気軽にお問い合わせくださいね。
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