季節ごとに玉原高原へ出かけているのですが
今回是非見てみたいと思っていたのはアケボノソウ。
散策路沿いの草刈りで刈られてしまい、年々数を減らしているようなのですが
いくつかのアケボノソウと出会えてちょっぴり安心。
でも花芽をつけた数株が刈られていいるのも目にして
とっても悲しい気分
歩く部分だけ草刈りをしてくれれば良いのですが…
道沿いにはけっこう貴重な植物が多く、
ここに限らず、山でも里でも、近くの加治丘陵でも例外ではありません。
何かと何かの境目って、生き物が多いのですよね。
例えば、山と里の境目の里山、里山と田んぼの境目のあぜ道や水路あたり、海と陸の境目の岸辺とか、林と道の境目の道の際など…
帰り際、草刈りがよく行われる散策路の真ん中に、なんと!
こ~んなチビ発見
頻繁に刈られては、なんとか芽や葉を出すことができても種が残せない。
これじゃあやがて絶えてしまう~!と心配したのですが、
彼らが考えたのはこれ
そして、もうひとつ!
去年はこのあたりにウツボグサが群れていたのに…と探した所。
ここも草刈りが繰り返されていました。
なくなってしまったのか、と諦めかけたとき、
ちっちゃな紫色がちらっと見えました。
もしかしてこれ
別の植物かと思うほどの「ミニ化」
驚きました、この努力。
彼らのたくましさにちょっぴり安心して帰路についたのでした。(9/30)