MTFの中で性的指向が「ストレート」なのはわずか20%? | MTFのAkemiのブログ                           ~イタリア児童文学・皆既日食・足摺岬が好き~

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私は、イタリア児童文学が大好きで、皆既日食も大好きで、足摺岬も大好きな、団塊の世代に属する元大学教員で、性別はMTFです。季節の話題、お買い物の話題、イタリア語の勉強のしかた、新しく見つけたイタリアの楽しい本の話題などを、気楽に書いていこうと思っています。

性同一性障害に関心のある人ならみんな漠然とは知っていることですが、MTFの中で「性自認が女性であると同時に、性的指向も女性に向かっている」という「MTFレズビアン」の占める割合はかなり高いのにひきかえ、FTMの中で「性自認が男性であると同時に、性的指向も男性に向かっている」という「FTMゲイ」の占める割合はかなり低いという事実がありますね。

 

性的指向が性自認の反対の性に向かっていることをこの界隈の言葉で「ストレート」と言いますから、表現を変えて言えば「FTMにはストレートが多い」のです。トランスジェンダーであって性的指向がストレートであるか否かは、明らかにMTFとFTMとのあいだで有意差があるのです。

 

で、これについては、学術的な実証データ、あるいはそこまでいかなくても、多くの症例を診ている人の経験的感触としての大雑把な数値がどこかにないかなあと思って、知恵袋に質問のスレッドを立ててみました。

https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q11204135916

 

すると、may***さんという当事者から回答があって、MTFの中で「MTFレズビアン」の占める割合は約30%だが(これはわたしのこれまでの経験的実感と合致)、残りの70%はストレート(好きになる対象は男性オンリー)かというと、そうではなく、「MTFでバイセクシュアル」という人が約50%を占めているとのことです。

 

しかも、そうしたバイの人も、パートナーを求める場合はたいてい女性を求めているので、MTFであって少なくとも女性をパートナーとすることをいとわない人の割合はきわめて高く、「求める対象は男性オンリー」という人はわずか20%ぐらいだ、とのことです。

 

それにひきかえ、FTMの中で「FTMゲイ」の占める割合は約10%で、もともと少ないのみならず、「FTMでバイセクシュアル」の人も多くは女性を性的対象として求めているので、FTMであって少なくとも女性をパートナーとすることをいとわない人の割合は約90%だそうです。

 

これって、みなさんの実感と照らし合わせてみて、いかがですか?

 

 

 

(追記)

トランスジェンダー自体の対人口比が小さいため、さらにその中を性的指向別に分類したときの、内訳のパーセンテージについて確度の高い推定するためには、かなりサンプルサイズの大きな調査が必要と思われます。そこまでの大規模な調査は、まだ世界的にも行なわれていないようです。知恵袋の回答者may***さんの提供してくださった概数も、そういう「学術論文に載せるにふさわしいほどの信憑性」をもつ数値ではないそうです。あしからず。